コース: AutoCAD 基本講座:注釈と図面
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ビューポート毎のオブジェクトサイズを調整する
部分拡大図や詳細図など、 異なる尺度のビューポートがある場合、 文字や寸法、 ハッチングやブロック図形などは、 ビューポート毎に大きさの調整が 必要となります。 今回は、Chapter07 フォルダの 07-Object_Size を使用します。 ここでは、寸法を使用して説明します。 現在、それぞれのビューポートに 寸法が記入されていますが、 よく見ると、大きさが異なっています。 「モデル」空間で確認すると、 このように、 同じ大きさであることがわかります。 「レイアウト」で、このビューポートは 1対 50 に設定され、 このビューポートは 1対 20 に設定されています。 当然、同じ大きさで寸法を記入すれば、 表示される大きさも異なってしまいます。 ここで、問題を解決するために、 2つの方法を紹介します。 1つ目は、複数の寸法スタイルを 使い分ける方法です。 では、「寸法スタイル管理」コマンドを 実行します。 このファイルには、 Dim-20 と Dim-50 という スタイルが作成されています。 設定を確認するために Dim-50 を選択し、 「修正」ボタンをクリックします。 今回、確認するのは、 「フィット」タブの「全体の尺度」です。 現在、50 と入っています。 つまり、ここで設定する 「矢印のサイズ」や 「文字の高さ」など、すべてを 50 倍にするようになっています。 そして、「レイアウト」上で 50 分の1にして表示することにより、 2.5 mm となるわけです。 ここでは、両方のビューポートで、 この Dim-50 が使用されています。 ですので、 1対 20 のビューポートでは、 この Dim-20 を使用することで、 寸法のサイズを調整することができます。 ちなみに、この Dim-20 は、 20 倍で設定されています。 では、1対 20 の寸法を 記入し直します。 「削除」コマンドを使用し、 寸法を削除します。…
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