コース: Cisco Certified Network Associate (200-301 CCNA v1.1) 試験対策:セキュリティの基礎

社内ネットワークのセキュリティ対策例

社内ネットワークのセキュリティレベルを 高めるためには、 まずはどのようなやり方で セキュリティ対策をおこなうことが できるのかを知っておく必要があります。 このレッスンでは、 社内ネットワークのセキュリティ対策の 例について説明します。 ネットワーク機器に対する セキュリティ対策は主に ネットワーク機器を物理的に保護する方法、 多要素認証、 OS やソフトウェアのアップデートなどの 方法でおこなうことができます。 それぞれのセキュリティ対策について 詳しく説明します。 ルータやスイッチなどの ネットワーク機器は 基本的に錠付きのラックや部屋などに 収納したうえで管理する必要があります。 また、使用していないルータやスイッチに 関しては、シャットダウンする 必要があります。 続いて多要素認証について 説明します。 多要素認証とは、異なる種類の要素を 組み合わせて認証を行う方法のことです。 例えば ID やパスワードなどの知識要素、 ワンタイムパスワードや デジタル証明書などの所持要素、 顔や指紋などの生体要素などを 組み合わせで認証をおこないます。 続いて OS やソフトウェアの アップデートについて説明します。 設計上のミスやプログラムの不具合で 発生した欠陥のことを セキュリティホールと呼びます。 OS やソフトウェアのアップデートを 定期的に行うことによって、 このセキュリティホールを 防ぐことができます。 今回は社内ネットワークの セキュリティ対策の例について 説明しました。 まずは、基本的なセキュリティ対策の 方法を理解しておきましょう。

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