コース: LinkedInラーニングを自社システムに統合するには
xAPIのレポート機能を利用する
LinkedIn ラーニングは LMS や LIS とシステム統合する際の 標準規格である xAPI を サポートしています。 xAPI は異なった学習プラットフォーム間で 学習者のアクティビティを 安全に同期するための 最新の方法です。 このレッスンでは xAPI の レポート機能の概要と 利用する手順について解説します。 AICC や SCORM とは異なり、 xAPI はコースがどのプラットフォームで 受講を始め、 どこで終了したかなどに関係なく 自社で使われている 学習プラットフォームのレポート内で そのコースの受講が完了したかどうかを 確認することができます。 例えば初めに自社の LMS 内で コースの受講を開始して、 その後 PC でブラウザを使って LinkedIn ラーニングの プラットフォーム上で受講し、 さらにその後モバイルアプリで 受講した場合など いずれの方法で受講したとしても、 その受講データは自社の LMS に送られ、 そこで確認することができます。 xAPI の具体的な設定方法については 英語のみの資料となりますが、 エクササイズファイルから ダウンロードできる PDF に リンクが載っている、 こちらの xAPI 設定についての テクニカルガイドをご覧ください。 自社で使われている学習プラットフォームが LinkedIn ラーニングの xAPI に対応しているかどうかを 確認できます。 では実際にどのように LinkedIn ラーニングの 管理者用ページで xAPI を設定すればいいのか 簡単に見ていきましょう。 システムを統合するには、 まずは自社で使われている 学習プラットフォームから API 認証情報を入手し、 その情報を LinkedIn ラーニングに 入力します。 まずは画面上の 「プロフィール」から 「統合」をクリックします。 次に左側の「レポート統合を設定」 をクリックし、 xAPI の設定の右側にある 下向きのアイコンをクリックします。 こちらの「統合を追加」から xAPI の認証情報を 入力することができます。 またここの「LinkedIn ラーニング xAPI 管理者ガイド」から 先ほど紹介したテクニカルガイドへ 行くこともできます。 API の認証情報の入力が完了したら、 とりあえずテストとして いくつか短いコースの試聴を完了し、 自社のシステムで試聴が完了した コースの情報がきちんと 反映されているかどうかを 確認することをおすすめします。 このレッスンでは xAPI の レポート機能の概要と 利用する手順について解説しました。
エクササイズファイルを使って実践してみましょう。
インストラクターがコースで使用しているファイルはダウンロードできます。見て、聞いて、練習することで、理解度を深めることができます。