コース: Excel 基本講座(Microsoft 365)
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相対参照について学ぶ
数式を作成する際のセルの参照方法には、 相対参照と絶対参照があります。 また、相対参照と絶対参照を組み合わせて 複合参照で指定することもできます。 ここでは、セルを相対参照で指定して、 数式を作成する操作を見ていきましょう。 ブック Chapter_4 のシート、 「セル参照」を アクティブシートにしましょう。 ひとつ目の表に注目します。 ここには、4月から6月までの 北区と南区のデータが入力されています。 では、 D 列に合計を求める 足し算の数式を作成してみましょう。 セル D3 をアクティブセルにして、 = を入力したら、4月の北区のデータが 入力されているセル B3 を クリックして参照します。 = の右に B3 と表示されました。 これがセル B3 を 相対参照しているという状態です。 Excel では、数式を作成しているときに 任意のセルをクリックすると、そのセルは 相対参照で指定されます。 続けて、足し算なので、 + を入力し4月の 南区のデータが入力されている セル C3 をクリックして参照します。 アクティブセルには、= B3 + C3 という セルを相対参照で 指定した数式が入力されました。 では Enter キーを押して数式を確定します。 セルには計算結果が表示されます。 数式は数式バーで確認しましょう。 今入力した4月の合計を求める数式を基に、 5月、6月の合計はオートフィル機能を 使って数式をコピーしましょう。 それぞれの合計を求める数式を 作成することができました。 このように相対参照でセルを指定して 作成した数式をコピーすると、 コピー先のセルを基点として、数式内の セル参照も自動的に書き換えられます。 参照するセルと数式が入力されている セルとの位置関係が相対的に 保たれるというわけです。 ここまで、数式作成時のセル参照を 相対参照で指定する方法について 解説しました。
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