コース: Excel 基本講座(Microsoft 365)

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絶対参照と複合参照について学ぶ

絶対参照と複合参照について学ぶ

数式作成時のセル参照を 絶対参照で指定する操作を 見ていきましょう。 また、複合参照を使った数式の例も 紹介します。 ブック Chapter_4 の シート「セル参照」を アクティブシートにしましょう。 まずは、どのような場合に セルを絶対参照で指定する必要があるのか 見てみましょう。 2つ目の表に注目します。 商品ごとの個数と、 その合計数が入力されています。 C 列にそれぞれの割合を 求めていきましょう。 ひとまず、セルを普通に指定して、 絶対参照で数式を作成してみます。 りんごの割合を求めるセル C9 を アクティブセルにして、 = を入力したら、 りんごの個数が入力されている セル B9 をクリックして、 相対参照で指定します。 続いて、割り算なので / を入力し、 合計数が入力されているセル B12 を クリックして、 B12 も相対参照で指定します。 Enter キーを押して数式を確定します。 りんごの割合を求める数式を 作成することができました。 では、作成した数式を オートフィル機能を使って コピーしてみます。 すると、エラーが表示されました。 コピーした数式の内容を 確認してみましょう。 みかんの割合を求める数式は B10/B13 となっています。 合計の個数が入力されているセルの参照が、 ひとつ下にずれてしまっています。 前のレッスンで学んだように、 相対参照で作成した数式をコピーすると、 数式内のセル参照も コピー先のセルを起点として、 自動的に書き換えられるからです。 よって、今回のような場合には、 正しい結果にはなりません。 そこで、数式をコピーせずに、 ひとつひとつ作成するという方法も ありますが、 それでは手間がかかり大変です。 入力した数式をコピーして 効率よく数式を作成していくためには、 今回は絶対参照が必要です。 絶対参照でセルを指定すると、 参照するセルが固定され、 コピーや移動を行っても 自動的には書き換えられません。 では、割合を求める数式を作り直すので、 入力した数式は、 Delete キーを使って 削除しておきます。 1項目目のりんごの割合を求める数式を 作成する際に、 合計の個数が入力されているセルを 絶対参照で指定して作り直しましょう。 セル C9 に = を入力したら、 りんごの個数のセル B9 をクリックして…

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