コース: クラウドコンピューティング入門:基本概念
今すぐコースを受講しましょう
今すぐ登録して、24,700件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。
SaaS、IaaS、PaaSを理解する
テクノロジー市場とアメリカの 国立標準技術研究所によると、クラウドの モデルは大きく3つに分かれます。 ソフトウェアアズアサービス、 略してSaaSは、ネット上で アプリケーションを提供します。 インフラアズアサービス、 略してIaaSはリモートクラウドから ストレージ、コンピュートなどの インフラサービスを提供します。 プラットフォームアズアサービス、 略してPaaSは、アプリの開発テストや デプロイをオンデマンドで提供します。 この3つには非常に 大きな基本的違いがあります。 SaaSは、顧客関係管理などの 従来のエンタープライズアプリケーションや 企業資源計画などのシステムに 代わるものです。 ウェブブラウザ経由で提供される ソフトウェアシステムで、 たとえば、セールスフォース、 Microsoft 365(マイクロソフトさんろくご)、 Google Apps(グーグルアップス)があります。 IaaSは、ストレージや コンピュートサービスなど データセンターの機能を 代わりに提供します。 アマゾンウェブサービス、 略してAWS(エーダブリュエス)が大手です。 AWSは、IaaS市場をほぼ独占しています。 PaaSは、アプリケーションの開発、 デプロイ、ホスティングを提供する クラウドと言えます。 AWSエラスティック・ビーンストーク、 ヘロク、グーグルアップエンジンなどが アプリの開発サービスとデプロイ、 ホスティングを提供しています。 IaaSは、既知と未知の利用者同士で ハードウェアとソフトウェアを 共有するため、より安くアプリケーションや データを利用できます。 SaaSでは、エンタープライズ アプリケーションをより安く利用できます。 PaaSは、標準遵守が求められる ウェブベースのシステムを より安く構築できます。 クラウドでは、リソースを共有するため、 自社でハードウェアやソフトウェアを 調達する必要がありません。 これがクラウドコンピューティングの 利点です。
エクササイズファイルを使って実践してみましょう。
インストラクターがコースで使用しているファイルはダウンロードできます。見て、聞いて、練習することで、理解度を深めることができます。