コース: クラウドコンピューティング入門:基本概念

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セキュリティの実践と運用

セキュリティの実践と運用

クラウドを安全に運用し続けるには、 人とプロセスが重要です。 全員に自分の役割を理解してもらうため 研修を実施しましょう。 セキュリティの運用には、 プロアクティブな監視が必要です。 セキュリティ運用で最も重要なのは データを安全に保つことです。 そのためにはまず、透明性を高めます。 どこで何が起きているかを確認して、 適切に対処できるようにしましょう。 データは、API またはダッシュボード経由など どこからでも入手できるようにします。 誰でもセキュリティの現状を確認し、 データを監視できるようにしましょう。 プロアクティブに対策してください。 先ほどお話ししたように、 データに基づいて、 プロアクティブに予測しながら 対策することが クラウドセキュリティの高度化に必要です。 データを解析してパターンを見つければ、 傾向が見つかり、その結果、 修正が必要な問題が見つかります。 KPI(ケーピーアイ)、 つまり重要業績評価指標や SLA(エスエルエー)つまり サービス品質保証は 常にチェックしてください。 セキュリティツールが KPI や SLA の求めている機能を 持っていない場合があります。 それが問題になる前に対処するには、 迅速なフィードバックループで、 高度な学びとリアルタイムデータを 獲得しましょう。 セキュリティ標準は 数えきれないほどありますが、 大半はあなたに関係ありません。 どれが必須の標準で、 どれが便利なだけの標準かを認識し、 明確なメリットがある標準のみを 活用します。 多く見えますが、クラウド運用で 必要なのはこのほかに2つか3つだけです。 ここで重要なのは、 セキュリティの運用とクラウドの 運用を統合して、同じ人、 プロセス、テクノロジーを使うことです。 セキュリティ運用とクラウド運用の チームはわけないでください。 全員が互いの役割やツールを理解している 1つのチームにしましょう。 セキュリティは運用のあらゆる面や あらゆる段階に組み込むべきことだと 理解してください。 次のレッスンでは、 クラウド運用について詳しく説明します。 紹介した方法にしたがえば、 初めてでもクラウドとセキュリティを 正しく運用できるでしょう。

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