コース: Python 入門
今すぐコースを受講しましょう
今すぐ登録して、24,700件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。
ファイルを操作する
Python の標準ライブラリを使うだけで ファイルやディレクトリを操作する ツールを作成することができます。 簡単な例を見ていきましょう。 少しプログラムが長いので あらかじめ入力してあります。 まず import glob として glob モジュールを インポートしています。 glob モジュールは パターンマッチングを行うライブラリです。 ワイルドカード*ですね。 *を使って ファイルを指定することができます。 Windows のファイルには 拡張子があります。 例えばここに書いてある *.txt は テキストファイルを指します。 *.xlsx は Excel ブックを指します。 次にインポートしている shutil は 高水準なファイル操作を 行うライブラリです。 ファイルのコピーや 移動が簡単に行えます。 このプログラムでは def で関数を定義しています。 move_files という関数です。 引数を2つ取ります。 src_path ソースパスという意味です使っています。 それと dst_path デスティネーションパスという意味、 送り先のパスという意味で使っています。 2つの引数を受け取り、 src_path を使って パターンマッチングをします。 src_path に一致するファイルを見つけて shutil.move 関数で そのファイルを dst_path、 送信先のパスに送ります。 ここまでが関数定義です。 次の move_files で始まる行が 関数を使う部分です。 引数 src_path に まず c:/data1/*.txt と指定しています。 デスティネーションのパスには c:/data1/txt と指定しています。 すなわち Windows パソコンの c: のデータ位置にある すべてのテキストファイルを data1 の txt というフォルダに 移動させるわけです。 次は c:/data1/*.xlsx 今度は Excel ファイルです。 それを c:/data1/xlsx というフォルダに 移動させます。 このフォルダですね。 / は path の区切りです。 それでは実際に実行して 実行結果を見てみましょう。 実行すると data1 にあった テキストファイル、 Excel のブックがなくなり…
エクササイズファイルを使って実践してみましょう。
インストラクターがコースで使用しているファイルはダウンロードできます。見て、聞いて、練習することで、理解度を深めることができます。