コース: Microsoft Security Copilot 基本講座

監査ログの有効化

コース: Microsoft Security Copilot 基本講座

監査ログの有効化

監査ログとは、 Microsoft 365 の中で行われる アクティビティ。 アクティビティというのは、 特定のファイルに対して 作成する、変更する、 削除するなどの操作のことを表しますが、 このような操作をログとして記録し、 後から必要に応じて 参照できるようにする機能です。 監査ログでは、 アクティビティだけでなく、 特定のファイルであったり、 またはチャットであったり、 このようなデータそのものも 一緒に保持するようになっているので、 後からコンプライアンス対応のために 必要に応じてデータ等も 取り出すことができるようになっています。 ただし、この機能を利用するために、 テナントで一度だけ 利用開始設定を行う必要があります。 では、その設定方法について 確認していきましょう。 監査ログの利用開始設定は、 Microsoft Purview の 管理センター画面から行います。 今見ていただいているのは、 Microsoft Purview 管理センター画面ですが 左側の「ソリューション」の 「監査」をクリックすると、 監査のメニューに アクセスすることができます。 この監査画面の中で 監査設定がまだ有効ではない場合、 画面上部にある 「ユーザーと管理者の アクティビティの記録を開始する」という ボタンが表示されますので、 これをクリックすることによって、 テナントで監査ログの記録が 始まるようになります。 クリックすると、画面からボタンは消えて、 記録が始まるようになります。 ここまでのところで、 監査ログの有効化設定について 確認をしました。

目次