コース: Python 基本講座

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継承を理解する

継承を理解する

このレッスンでは クラスの継承について学び クラスを使うことの便利さを 知ってもらいます。 このチャプターでは 人間を表す person クラスを 作ってきました。 人間にもいろいろありますね。 例えば学生さんや会社員も人間です。 ですから学生さんも会社員にも プロパティとして 名前や年齢があり 自己紹介するというメソッドがあります。 でも違う面もありますね。 学生さんはプロパティとして 学校名や学年があり 会社員には会社名や役職があります。 名刺を出すなんていう メソッドも必要かもしれません。 学生さんクラスや会社員クラスを 作成しないといけないと考えてみましょう。 その時に、また名前や年齢を宣言して 自己紹介メソッドを作るのは 二度手間に感じられますよね。 そこで継承を使います。 Person クラスを 親クラスとして継承して 子クラスである 学生さんクラスや会社員クラスを 作成します。 学生さんクラスでは、学校名や学年を プロパティとして追加し 会社員クラスでは 会社名や役職を プロパティとして追加します。 名刺を出すなんていうメソッドも 追加するかもしれません。 Person クラスの例に戻ります。 Person クラスを継承する student クラスを作ってみましょう。 まずわかりやすくするために 「class04.py」の クラス定義の部分だけをコピーして 新しいファイル、 「person.py」というファイルに コピペしましょう。 クラス定義だけの部分ですね。 このクラスを継承して 新しいクラスを作っていくわけですが ファイルを追加して 「class05.py」という名前で 作っていくわけですが まず Person クラスを継承したいので person モジュールから person クラスを インポートするようにします。 from person import person ですね。 person ファイルから Person クラスをインポートします。 時間短縮のためにプログラムは すでに用意してあるテキストを コピー&ペーストします。 このサンプルでは、Person クラスを 継承する student クラスを 定義します。 継承先クラスを定義する時には Student このようにクラス名と、 継承元クラス名 Person と 丸括弧の中に…

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