コース: Tableau Desktop 基本講座

アニメーションの設定

グラフのフィルターを変更するなどの 操作を行ったときに、 アニメーションを有効にすることによって 視覚に訴えることができます。 このレッスンでは、 アニメーションの設定方法について 解説します。 「観光_外国人訪問分析」のデータソースに 接続し、「集計年月日」ごとで 「訪日外客数」の棒グラフを描き 国と地域名で色分けをします。 ここにフィルターを加えて アニメーションを有効にしていきましょう。 「地域名」を「フィルター」に ドラッグしますが、 「地域名」を右クリックして 「フィルターを表示」という メニューを選ぶと、 「フィルター」に「地域名」を入れるのと、 画面の右に、フィルターコントロールを 表示するという操作を 一度に行うことができます。 フィルターコントロールの 下向きの三角印をクリックして 「単一値(リスト)」を選択しましょう。 ここで、フィルターの内容を変えると、 アニメーションが有効になっているので、 グラフが動くことがわかります。 Tableau のバージョン 2021.3 以降では、 アニメーションがデフォルトで 有効になっています。 ツールバーの「ヘルプ」から 「Tableau のバージョン情報」を確認すると Tableau のバージョンが確認できます。 2021.3 以前の Tableau Desktop を お使いの場合には、 アニメーションを手動で 有効にする必要があります。 ツールバーの「書式設定」から 「アニメーション」を選びます。 「ワークブックの設定」が 「オフ」になっている場合は「オン」にして アニメーションを「オン」にしましょう。 その他にも、アニメーションの速度を 「速い」「中速」「遅い」などに 変更することができます。 アニメーションの速度が変わっていることが 確認できます。 また、「ヘルプ」から 「設定とパフォーマンス」で 「アニメーションを有効にする」、 こちらがオンになっていないと、 アニメーションを有効にすることが できないので、 アニメーションが有効にできない場合は、 こちらもチェックください。 Tableau のアニメーション機能は バージョン 2020 からの機能に なっています。 ですので、「ヘルプ」から 「Tableau のバージョン情報」を確認して 古いバージョンをお使いの場合は より新しいバージョンの Tableau を インストールしてみてください。 「書式設定」から「アニメーション」が 選択できないような場合は、 もしかすると、古い Tableau の バージョンをお使いの可能性が あります。 このようにアニメーションを利用することで より効果的な可視化を行うことが できますので、 皆さまもこのテクニックをご活用ください。 以上、このレッスンでは、 アニメーションの設定方法について ご紹介しました。

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