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久仁朗 山本(旧姓 村上)
〜 孫子に学ぶ 〜 QA組織の立ち上げカタ
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1.
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Inc. All Right Reserved. 〜 孫子に学ぶ 〜 QA組織の立上げカタ 2019年07月18日 やまもと くにお
2.
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Inc. All Right Reserved. アジェンダ ■ はじめに ■ 基本のカタ ■ プロジェクト毎の入りカタ ■ プロジェクト毎の捌きカタ ■ QA・テスト組織の育てカタ ■ 終わらせカタ・・・ ■ まとめ (孫武)
3.
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Inc. All Right Reserved. はじめに
4.
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Inc. All Right Reserved. はじめに ■ 本資料は、講演者の考え方をベースに推進した事例をご紹介したもの であり、全ての組織で適用可能な内容ではありませんので、ご注意くだ さい。
5.
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Inc. All Right Reserved. はじめに 〜 自己紹介 〜 ■■■■ 職 歴 ■■■■ [~‘03] 日本プロセス株式会社 [~‘05] アットネットホーム株式会社 [~‘11] ソニーDNA株式会社 [~‘13] NHN Japan 株式会社 [~‘15] 株式会社 ディー・エヌ・エー [~‘16] 株式会社 メルカリ [~‘17] 株式会社 mediba [~‘18] 株式会社 アカツキ [現 職] 株式会社 ビズリーチ
6.
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Inc. All Right Reserved. 基本のカタ
7.
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Inc. All Right Reserved. 「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」 ■ 彼を知る(プロジェクト、組織) • SW開発規模 • SW開発方法論 • プロジェクトの特性 ■ 己を知る(組織、業界、自身) • QA工数の比率 • QAメンバーの単価感 • QAメンバーの人員計画 基本のカタ 〜 知彼知己、百戰不殆 〜 (荘子)
8.
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Inc. All Right Reserved. ■ 彼を知る(プロジェクト、組織) • SW開発規模 – 工数(人月・人日・人時) – 画面数・アイテム数 – ファンクションポイント数・機能数 • SW開発方法論 – ウォーターフォール – 反復型・スパイラル・RUP – アジャイル・スクラム・リーン • プロジェクトの特性 – 自社サービス・自社開発 – 自社サービス・社外開発 – 他社サービス・受注開発(社内) – 他社サービス・受発注開発(社外) 基本のカタ 〜 知彼知己、百戰不殆 〜 (老子)
9.
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Inc. All Right Reserved. ■ 己を知る(組織、業界、自身) • QA工数の比率 – ソフトウェア開発データ白書(IPA) – 他社の事例 – サービス・プロダクトのフェーズ • QAメンバーの単価感 – 直接雇用(正社員・契約社員・アルバイト) – 業務委託・常駐派遣 – リモート(ニアショア・オフショア) • QAメンバーの人員計画 – 事業計画&人員計画(With トレーニング計画) – 母集団形成・面談・面接・採用 – 予約・発注・調達 基本のカタ 〜 知彼知己、百戰不殆 〜 (孟子)
10.
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Inc. All Right Reserved. ■ 事例:組織立上げ時 基本のカタ 〜 知彼知己、百戰不殆 〜 QA組織って、どれくらい人が必要なの? IPA(経産省所管)の情報によると・・・ 情報通信業のソフトウェア開発データ白書に は、結合・総合テストで 30−40%です 30−40%って、多すぎない? 結合・総合テストの合計値なので、 総合テストだけだと、 20%くらいです 20%って、IPAのデータだから、大手のメー カーとかじゃないの? M社でも、スクラムチームに 1名QAがいて、 約15〜30%だそうです またアジャイルサムライでも 5つのロールの1 つとして、QAが定義されています
11.
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Inc. All Right Reserved. ■ 工程別の工数比率 「ソフトウェア開発データ白書 2018−2019 情報通信作業編」から抜粋 基本のカタ 〜 知彼知己、百戰不殆 〜
12.
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Inc. All Right Reserved. プロジェクト毎の入りカタ
13.
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Inc. All Right Reserved. 「兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり」 ■ 兵は拙速なるを聞く • 稚拙・少数でも入る • ともに戦う姿勢を見せる • 勝算なきは戦わず ■ 巧久なるを睹ざるなり • 長大な計画 • 重厚なプロセス・ロジック • 時間こそが最強のリソース プロジェクト毎の入りカタ 〜 兵聞拙速、未睹巧之久也 〜 (諸葛亮)
14.
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Inc. All Right Reserved. ■ 兵は拙速なるを聞く(早くてうまくいったという話は聞く) 〜 基本のカタが、できていることが前提です 〜 • 稚拙・少数でも入る – 何をしていいかわからない (斥候 :分析・調査) – 急な依頼で、とにかくバグ検出 (遊撃 :探索的テスト) – 重要機能・メインパスのテスト (工兵 :スモークテスト) • ともに戦う姿勢を見せる – 並行実施によるリードタイム削減(兵力展開 :リソース調達) – 既存データから可視化・分析 (武器供給 :テスト専門性) – 仕様不十分・変更への対応 (臨機応変 :変化への適応性) • 勝算なきは戦わず – ビジョン・スコープ (主義 :夢) – 段取り・人員・工数 (作戦 :階段) – 予算・スキル・調達 (兵站 :現実) プロジェクト毎の入りカタ 〜 兵聞拙速、未睹巧之久也 〜 (曹操)
15.
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Inc. All Right Reserved. ■ 巧久なるを睹ざるなり(遅くなって上手くいったのは見たことない) 〜 基本のカタが、できていることが前提です 〜 • 長大な計画 – 数カ月先まで、詳細なガントチャートを引くと、 メンテナンスコストが膨大・増大 • 重厚なプロセス・ロジック – プロジェクト全体を詳細に網羅したプロセス・ フロー・ロジック判断基準は、参照・変更が大変 • 時間こそが最強のリソース – あるコンサル組織では、時間以外のリソースは 取り戻せるので、時間の有効活用を最優先 プロジェクト毎の入りカタ 〜 兵聞拙速、未睹巧之久也 〜 (贏政)
16.
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Inc. All Right Reserved. プロジェクト毎の捌きカタ
17.
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Inc. All Right Reserved. 「それ兵の形は水に象る」 〜 夫兵形象水、水之形、避高而趨下、兵之形、避實而撃虚、水因地而制流、兵因敵而制勝、故兵無常勢、水無常形 〜 ■ 水の形は高きを避けて低きにおもむく、兵の形は実を避けて虚を撃つ 〜 水之形避高而趨下、兵之形避實而撃虚 〜 • より重要&要求が高い部分に注力 • 分析して弱点・リスクが高い部分に注力 ■ 水は地によりて流を制し、兵は敵によりて勝を制す 〜 水因地而制流、兵因敵而制勝 〜 • プロジェクトの序盤に応じて、勝ち筋を考える • プロジェクトの状況に応じて、勝ち方・落とし所を決める ■ 故に兵に常勢なく、水に常形なし 〜 故兵無常勢、水無常形 〜 • 同じプロジェクトは存在しない • 常に変化できる備えを怠らない プロジェクト毎の捌きカタ 〜 夫兵形象水 〜 (孔子)
18.
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Inc. All Right Reserved. 「算多きは勝つ」 〜 多算勝 〜 ■ 算多きは勝ち、算少なきは勝たず • 戦う前に、勝算が多ければ勝ち、少なければ負ける – 目的・目標(勝利条件)は、なに? – Q:品質? C:コスト? D:期日? – 戦略目的に即しているのか?(勝つことが至上?) – 対象の分析は、十分? – 規模(画面・機能・組合せ・ etc) – 難易度(機能複雑度・テスト容易性・ etc) – リソースは、十分? – 人数・バランスは、十分? – トレーニング・技術は、十分? プロジェクト毎の捌きカタ 〜 多算勝 〜 (達磨大師)
19.
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Inc. All Right Reserved. 「兵とは国の大事なり 死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり」 〜 兵者國之大事也。死生之地、存亡之道、不可不察也。 〜 ■ 死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり • テスト・QAに、ヒト・モノ・カネ・時間をかけるのは、 組織によっては、とても大きな判断である • デスマーチを引き起こし、プロジェクト・組織の存亡に かかわることも、あるだろう • だからこそ、プロフェッショナルとして、考え抜いて、 最善を尽くし、自己研鑽を重ね、変化し続ける プロジェクト毎の捌きカタ 〜 兵者國之大事也 〜 (武王)
20.
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21.
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Inc. All Right Reserved. 「善く戦う者は、之を勢に求め、人に責めず」 〜 故善戦者、求之於勢、不責於人 〜 ■ 之を勢に求め 〜 求之於勢 〜 • 戦が巧みなものは、全体の勢い・流れを重視する • 計画・アプローチに課題を求め・メソッド化する ■ 人に責めず 〜 求之於勢 〜 • 戦が巧みなものは、個々人の能力に過度な期待と 責任をかけない(失敗を個人のせいにしない) QA・テスト組織の育てカタ 〜 〜 (劉備)
22.
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Inc. All Right Reserved. 「上下の欲を同じうする者は勝つ」 〜 上下同欲者勝、以虞待不虞者勝、將能而君不御者勝 〜 ■ 上下の欲を同じうする者は勝つ 〜 上下同欲者勝 〜 • メンバー全員の目的(欲)が一つ(同じ)になっていること – バグを出すのか? 品質を保証するのか? 重要機能だけなのか? ■ 虞を以て不虞を待つ者は勝つ 〜 以虞待不虞者勝 〜 • 自組織の準備・鍛錬をおこたらずコトにあたること – 準備・鍛錬の状況により、相対すれば自ずと結果が出る ■ 将の能にして君の御せざる者は勝つ 〜 將能而君不御者勝 〜 • 優秀な現場リーダーを配置して、現場に権限委譲すること QA・テスト組織の育てカタ 〜 上下同欲者勝 〜 (張飛)
23.
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Inc. All Right Reserved. 「数々賞する者は、窘しむなり 数々罰する者は、困るるなり」 〜 數賞者、窘也、 數罰者、困也 〜 ■ 数々賞する者は、窘しむなり • 無闇に賞・報酬を与えるのは、苦しい状況だから • 中長期的に考えれば、正しく評価をすることが良い ■ 数々罰する者は、困るるなり • 無闇に罰するのは、疲れている・困っているから • 法に従わず、相手のことを思わない、ダメ出し・指摘は、 業務に窮しているためで、中長期的に賢明とは言えない QA・テスト組織の育てカタ 〜 〜 (関羽)
24.
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25.
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26.
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38.
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39.
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