Gcm#3 vr project making of サラと毒蛇の王冠

Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
渡邊匡志
ルイスパオリーノ
Making of

1. サラと毒蛇の王冠の紹介
2. 今後のVRの取り組み
3. Concept Art
4. 3D作成
5. Shader
6. Lighting
7. Fog Controller
8. Q&A

グリー株式会社
VRチームプロデューサー
兼エンジニア
兼プランナー
渡邊匡志
Masashi Watanabe
• アプリケーションエンジニア歴は10年以上、サーバーサイドを中心に、
自社サービスや受託開発を問わず、0から企画設計開発運用を担当。
• 開発ジャンルも問わず、モバイルゲームをはじめ、広告、EC、VRなど、
自ら開発とプロデュースを行う。
• グリーのVRプロジェクトでは、プロデューサーとエンジニアを兼任。
• TGSに向けて、1か月で3つのVRデモを制作し、スクラップに。
• 3か月で開発した「サラと毒蛇の王冠」の7割は自分のコード。

サラと毒蛇の王冠の紹介

TGS2015限定で公開した
Oculus Rift対応のVRゲームです
TGS 2015

4日間で、550名の方に体験していただきました
TGS 2015

先着50名の方にオリジナルハコスコをプレゼント！
TGS 2015

Trailer
Youtubeにて公開中
https://youtu.be/E9hqxgk3Gn0

ゲーム体験動画
Youtubeにて公開中
https://youtu.be/WFZwNc1Fc1M

VR、脱出ゲーム、ライド型アトラクション
ちょっと気になる世界観、キーワード
老若男女楽しめる世界観、キーワード

ゲームの流れ
難易度設定や分岐ルートも用意したが、展示向けに最適化

VR未経験者でも楽しめるブース設計

Mogura VRの独占インタビュー
【インタビュー】
TGSで話題のVRコンテンツを出展したグリーは
なぜVRへ積極的に取り組んでいるのか

今後のVRの取り組み

GREE VR Studioを設立

今後のVRの取り組み～モバイルVR～

今後のVRの取り組み～本格的VR～
VRプレイヤー（経験者）をふやす
● つくるだけではダメ、マーケットを広げ、
市場を作ることを意識する
● 快適にプレイできて、初心者でも楽しめるように
ゲームのプレイスタイル
● 1人称視点で見渡せるから面白いゲームが基本
● あー、これやりたかったんだよね、を実現
一緒に遊びたい？一緒に遊んで楽しいか？を常に問う
● 老若男女楽しめる題材を起用し、プレイするまでの
動機を大切にする。

今後のVRの取り組み～一緒に作ろう！～
● プラットフォーム（据置機、モバイル等）を問わず新
しい技術に挑戦したい方
● スクラップアンドビルドを厭わない方
● 次世代機で、モデリングやライティング経験がある方
● モーション、エフェクトなど、マルチで活躍できる方
● デザインやロジックを問わず、やりたいことを一人で
形にして提案できる方

3. Concept Art
4. 3D作成
5. Shader
6. Lighting
7. Fog Controller
8. Soft IK

• 3Dゲーム開発（アーケード、コンシューマ、スマートフォンとVR）
デベロッパーとして9年経験。
• リリース3Dゲームを20作品以上。
• レベルデザイン、背景、キャラクタ、リグ、モーション、エフェクト、
ツールなど幅広く担当。
グリー株式会社
3Dチームマネージャ
シニアー3Dアーティスト
サラと毒蛇の王冠ではアートディレクタ
ルイスパオリーノ
Luis Paolino

General

Concept Art
Concept Art
3D作成 / パイプライン
Animation
LightingのOptimization
Shader / FOG / Effect

Concept Art

Concept Art
プロデューサーやプランナーから
どういうゲームを作りたいか？
ゲームのアイデアを決定してから
プロダクトデザイナーが
コンセプトアートを1枚かきます

Concept Art
串田夏子 / Natsuko Kushida

Concept Art
2日間

Concept Art
いいね～

Concept Art
ストーリー
世界観
キャラクター
同時にデベロップしました

Concept Art
サラ、初期コンセプト

Concept Art
ケマル、初期コンセプト

Concept Art
サラとケマル、生まれました

Concept Art
後どのぐらい
コンセプトアート
が必要？

Concept Art
まず、プランナーから
ステージのアイデアを
いくつかもらってから
アート側でゲームの流れを
絵におとしました

Concept Art
ゲームの流れ

Concept Art
エントランス

Concept Art
ステージ２

Concept Art
エンディング

Concept Art
Assetのコンセプトアート

Concept Art
この位、開発できました

3D作成

3D作成
3Dモデルとテクスチャー作成
● Adobe Photoshop CS6
● Autodesk Maya 2015
ゲームエンジン
● Unity3D 5.1.x
データ管理
● Box
● GitHub
ツールとデータ管理
® ®
®

3D作成
社内でスクラッチから

3D作成
良くある問題

3D作成
ポリゴン数
どのぐらい
使えばいい？

3D作成
テクスチャー
の解像度は？

3D作成
帰りた～い

3D作成
デベロップが
止まらないように
まず仮モデルから
作り始めた。

Stage

3D作成
● Static Mesh
動かないオブジェクトです
例）ステージ、など
●Dynamic Mesh
インタラクティブなオブジェクトです
例）キャラクタ、ギミック、など

3D作成 - Stage
仮モデル

3D作成 - Stage
仮モデルを分割して

3D作成 - Stage
ベースモデルと
色味&ライティングのテスト

3D作成 - Stage
小物のモデリングと大体のシェーダーの設定

3D作成 - Stage
ベースステージと小物をUnityで組み合わせて、
シェーダーとライティングでこんな感じになります。

3D作成 - Stage
ステージを分割して、それぞれのステージを
30.000Tris以下 / テクスチャ2048x2048x2～3枚

Character

3D作成 - Character
Tris: 10.000
Texture:
Body 1024x1024
Hair 512x512 alpha
DF / NM /SP
ケマル

Animation
Rigging / Blend Shape

Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
3D作成 – Animation
今回アニメーション
についてはコンプレクスな
ワークフローではなく
シンプルなワークフロー
にしました

3D作成 – Animation / Rig
TAチームが用意したリグを使って、
モーションを手作りしています。

3D作成 – Animation / Blend Shape
まばたきをBlend Shape

Shader
Standar Shader

Shader
色んなShaderのBase
がありますが、
出したい表現によ
Shaderを選びます

Shader
Unlit
Diffuse
Specular
Toon
Standard (Unity5)

Shader – Standar Shader
パラメータでオブジェクトの素材を設定できます。
もっとリアルに表現できます。

Standardシェーダーのは
PBRで呼ばれているマテリアルです。

https://www.assetstore.unity3d.com/en/#!/content/25422
UnityさんはStoreで無料のカリブレーションAsset

Effect

Shader – Effect
色んなUnityで使えるエフェクトツールあります。
● Bishamon
● PopcornFX
● Shuriken

Shader – Effect
Effect、Shuriken

Shader – Effect
http://www.slideshare.net/Shinji_Seto/

Lighting
Bake、Light Probe, Reflection Probe

Lighting
Lightingは
プロダクトによる
まったく違う
ワークフロー
があります

Lighting
いいパーフォマンスで
反射と影
を出すテーマは
かなり大変です

Lighting
特に2つのカメラの
レンダリングを
75fps以上
出さなきゃいけない時～

Lighting
が～ん

Lighting
Realtime Lightingを
やめて、
Lightをテクスチャーに
焼く事にしました。
Lightmapping

Lighting
そこまでいいんですが～
Lightmappingを
Static MeshにBakeしても
Dynamic Meshの色味を
Static Meshのとマッチしない

Lighting
そこはDynamic Meshに
Light Probesを使いました

Lighting – Light Probe
Light Probesって
なんだ!?

Light ProbesはLightの
色が入っている網で
つながっているSphere
みたいなUnity5から
ある新機能です

それぞれのSphereを網で
色のBlendingグができまして、
そこにDynamic Meshが入ると
Dynamic Meshが
Lightの色をBakeされている
Sphereの色になります。

Lighting – Reflection Probe
反射だと
Reflection Probeって言う
機能を使いました

Ref. Probe ありRef. Probe なし

Fog Controller

Event Master
Unityではデフォルトで
Dynamic FOGを使えない
• インテンシティー
• 色
• 郷里

Event Master
ステージによる特別の
雰囲気を出したかったため、
FOGをDynamicで
コントロール出来るように
FOGのコントローラー
を作りました

Event Master
FOGコントローラー

Event Master

Final Result

～ FIN ～

本日体験！
スタッフに声かけてください

ご静聴ありがとうございました

3. Concept Art
4. 3D作成
5. Shader
6. Lighting
7. Fog Controller
8. QA

Q&A

講演内容
3. Concept Art
4. 3D作成
5. Shader
6. Lighting
7. Fog Controller
8. その他

ご静聴ありがとうございました

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