HPCフォーラム2015　基調講演　ご挨拶

Editor's Notes

• #2: みなさま、本日は、連休直前かつ月末のお忙しいところ、弊社のイベントにお越し頂き、誠にありがとうございます。日本HPでサーバー事業を担当をしております大月と申します。 本日は「HPC」という1つのジャンルに特化したイベントでございますが、このように多くのお客様にご参加頂き、大変、ありがたく思っております。 聞いた話では本日は、中部・西日本など、関東圏以外からも足を運んで頂いているお客様が結構いらっしゃる、という事でございます。あらためまして、厚く、御礼申し上げます。（クリック）
• #3: ＜本スライドの目的：「ワークロード戦略」への繋ぎとしての役割のみのスライド(4大メガトレンドはCAEに直接つながらないので。) ＞ さて、皆様ご存知のとおり、今、ITの4大メガトレンドと呼ばれる、クラウド、モビリティ、セキュリティ、ビッグデータが新たな世界を形作って、これまでにない付加価値のあるサービスの提供や競争力の向上を、ITを活用して実現できる時代になっております。 企業を次のステップへといざない、よりスピード感のある経営と新たなビジネス機会の創出、その為のツールとしてのITはどうあるべきか。そんな思いがHPのサーバー戦略の根幹にございます。（クリック）
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• #5: ＜本スライドの目的：WW HPは日本のお客様を重視しています、というメッセージ＞ HPC、非常に活況です。 グローバルのHPから見ますと、日本はそもそも世界屈指の技術大国・製造業大国でありますし、非常に大きなIT市場でもあります。その上で、昨今の日本経済の状況もあり、やはり、製造業のお客様、非常に元気がいいという事を、例えば弊社に頂く引き合いの数なんかからも、強く感じさせられております。 また、いわゆる「HPC的なテクノロジーの使い方」をされるお客様が増えている、いわば、「HPCの裾野が広がっている」という事実もございます。GPUを使ったワークステーション仮想化などがいい例かと思いますが、 いずれにしても今後も、2020年の東京オリンピック開催に向けて、国内経済はさらに活性化されてまいりますし、製造業のお客様を中心に、新しいテクノロジーの採用も含めた、ITリソースの需要はますます増えるかと思っております。（クリック）
• #6: そんな中で、日本HPはどう、お客様にお役に立てるか。 これは、グローバル企業としてのHPの強みを活かしつつ、日本HPでは日本独自のお客様メリットも提供していく、という点がまず挙げられます。 例えばHPCに特化した技術ナレッジ、ベンチマーク、リソースなどは、当然、日本でも自信を持ったレベルで展開しております。が、やはりUS本社と連携すれば、日本だけではできない事も可能になります。 本日は、衝突解析アプリケーションの専門家、それこそソースコードレベルで語れるような人間も、来日しておりますが、HPのUS本社には、こういったメンバーおりまして、私どものプリセールスエンジニアのいちばんバックエンドには、そういうレベルのナレッジがある、という事でございます。 また、日本独自のアドバンテージの一例としては、今度は実際にご発注頂いた後の例ですが、日本生産・東京生産を挙げさせて頂きます。 サーバーを東京生産する – 組み上げた後のサーバーを国内輸送する、という事で、初期不良率の最小化を実現しております。また昭島工場には、HPCに特化した、ラックレベルの構築のエキスパートも存在しております。こういった部分は、やはり「お客様に近い場所」でご提供するメリットなのかと思います。（クリック）
• #7: ＜本スライドの目的：HPはHWだけでなくトータルにHPCに強い、それには歴史がある、という事実を前面に。＞ ここで少しだけ、グローバルHPとHPCとの関係を掘り下げてみますと、そもそもHPには、「テクニカルコンピューティング」に強くて当たり前と言える、過去から脈々と流れる歴史がござます。 様々な企業が合体して今のHPが成り立っている訳ですが、例えば、もともとHPは解析業務用のワークステーションに強い会社でしたし、科学技術分野に強かったDECの血や、若い世代の方はご存知ないかもしれませんが（笑）、スパコンの会社であるConvex Computerなんかの血も、ナレッジ・ノウハウとして流れている訳です。私のまわりのもDEC出身者はけっこうおります。（クリック）
• #8: ＜本スライドの目的：本日のイベントは単発なものでなく、例年やっています、という事を理解頂く。＞ さて、そろそろBillの紹介に移りたいと思いますが、その前に、今回のイベントのサブタイトルでもある「HP-CAST」について触れさせて頂きます。 HP-CASTは、HP Consortium for Advanced Scientific and Technical Computing の略でございまして、一言でいうと、HPCにフォーカスしたHPのユーザー会です。毎年2回、必ず行われております。 日本では、日本独自のスタンスで、年に1度程度行っておりますが、今回の盛況ぶりは、過去に例を見ないものと聞いております。今後も開催していきますので、ぜひお見知りおき頂ければ幸いです。（クリック）
• #9: ＜本スライドの目的：本日のイベントは単発なものでなく、例年やっています、という事を理解頂く。＞ さて、本日大変多くのご登録を頂いている本イベントですが、オリンパス様のアルゴグラフィックス様のジョイント講演によるCAE事例のお話から、分科会の各セッションまで、見どころがもりだくさんですので、ぜひお楽しみください。 また、ご覧いただくように、本日は展示ブースも非常に充実しております。いずれのブースも「今気になるテクノロジー」が展示されておりますので、ぜひお立ち寄り頂ければと思います。これはインテル様、エヌヴィディア様、日本AMD様、ユニバ様、メラノックス様のお蔭でございますので、スポンサー各社様にあらためてお礼を申し上げます。