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MathWorks インストールのヘルプ
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改訂履歴
2020 年 3 月 PDF のみ MATLAB 9.8 新版 (Release 2020a)
2020 年 9 月 PDF のみ MATLAB 9.9 改訂版 (Release 2020b)
2021 年 3 月 PDF のみ MATLAB 9.10 改訂版 (Release 2021a)

MathWorks 製品のインストール
1
インターネット接続を使用した製品のインストール ...................... 1-2
始める前に ................................................ 1-2
手順 1. MathWorks アカウントへのサインイン ..................... 1-3
手順 2. インストーラーのダウンロードと実行 ..................... 1-3
手順 3. ライセンス許諾への同意 ............................... 1-5
手順 4. ライセンスの選択またはアクティベーションキーの入力 ....... 1-5
ネットワークライセンスユーザーのみ .......................... 1-5
手順 5. 認証オプションの選択 ................................. 1-6
手順 6. ユーザーの確認 ...................................... 1-6
手順 7. 保存先フォルダーの選択 ............................... 1-6
手順 8. 製品の選択 ......................................... 1-7
手順 9. オプションの選択 .................................... 1-7
手順 10. 選択内容の確認とインストール ......................... 1-7
サーバー製品の追加の手順 .................................... 1-8
インストールを後で行う場合の製品のダウンロード ...................... 1-9
始める前に ................................................ 1-9
手順 1. インストーラーと製品ファイルのダウンロード .............. 1-10
手順 2. 保存先フォルダーの選択 .............................. 1-10
手順 3. プラットフォームの選択 .............................. 1-10
手順 4. 製品の選択 ........................................ 1-11
手順 5. 選択内容の確認とダウンロード ......................... 1-11
手順 6. インストーラーファイルと製品ファイルの移動 (オプション) .. 1-11
次のステップ ............................................. 1-11
ファイルインストールキーを使用した製品のインストール .............. 1-13
始める前に ............................................... 1-13
手順 1. ライセンスファイルとインストールキーの入手 ............ 1-14
手順 2. インストーラーの起動 ................................ 1-14
手順 3. ライセンス許諾への同意 .............................. 1-16
手順 4. ファイルインストールキーの入力 ...................... 1-16
手順 5. ライセンスファイルの選択 ............................ 1-16
手順 6. 保存先フォルダーの選択 .............................. 1-16
手順 7. 製品の選択 ........................................ 1-17
手順 8. オプションの選択 ................................... 1-17
手順 9. 選択内容の確認とインストール ......................... 1-17
既存のインストール製品への追加 .................................. 1-19
ドキュメンテーションのインストール ............................... 1-20
インターネット接続を使用したドキュメンテーションのインストール ........ 1-21
メモ .................................................... 1-21
iii
目次

オフラインのマシンへのドキュメンテーションのインストール ............. 1-22
始める前に ............................................... 1-22
手順 1. ドキュメンテーションインストーラーのダウンロード ........ 1-22
手順 2. ターゲットマシンへのドキュメンテーションのインストール ... 1-22
手順 3. MATLAB のドキュメンテーションへのポイント ............... 1-23
インストール後 ............................................ 1-24
メモ .................................................... 1-24
ネットワークサーバーへのドキュメンテーションのインストール .......... 1-25
メモ .................................................... 1-26
ネットワークライセンスでの製品のインストール
2
ネットワークライセンスマネージャーのインストールと構成の計画 ......... 2-2
ネットワークライセンスマネージャーのインストール手順 ........... 2-2
MATLAB のインストール手順 ................................... 2-2
ネットワークライセンスファイルの更新または変更 .................... 2-4
ネットワークライセンスについて .............................. 2-4
ネットワークライセンスファイルの内容 ......................... 2-4
ライセンスの処理 ........................................... 2-5
MATLAB ライセンスの検索パス .................................. 2-5
ネットワークライセンスの更新 ................................ 2-6
非対話的インストール ............................................ 2-8
非対話的インストールを使用する状況 ............................ 2-8
インストーラープロパティファイルの使用 ....................... 2-8
インストールログファイル ................................... 2-9
エンドユーザーによる製品のインストール ........................... 2-10
ライセンス要件 ............................................ 2-10
手順の選択 ............................................... 2-10
オプション #1: MathWorks アカウントにネットワークライセンスをリンクす
る ................................................... 2-11
オプション #2: ライセンスファイルとファイルインストールキーを使用し
てインストールする ...................................... 2-11
手動による MATLAB インストールのアクティベーション .................. 2-12
アクティベーションの概要 ................................... 2-12
手順 1. アクティベーションアプリの起動 ....................... 2-12
手順 2. ライセンスのアクティベーション ........................ 2-13
この後は ................................................. 2-13
ネットワークライセンスマネージャーのインストール
3
ネットワークライセンスマネージャーのオフラインインストール ......... 3-2
手順 1. ライセンスファイルのダウンロード ...................... 3-2
iv 目次

手順 2. インストーラーのダウンロード .......................... 3-2
手順 3. インストーラーの起動 ................................. 3-3
手順 4. ソフトウェアライセンス許諾書の確認 .................... 3-3
手順 5. ライセンスファイルの選択 ............................. 3-3
手順 6. 保存先フォルダーの選択 ............................... 3-3
手順 7. オプションの選択 (Windows システムのみ) ................. 3-4
手順 8. 選択内容の確認とインストール .......................... 3-4
インターネット接続を使用したネットワークライセンスマネージャーのインスト
ール ....................................................... 3-5
手順 1. ライセンスファイルのダウンロード ...................... 3-5
手順 2. 製品インストーラーのダウンロードと起動 .................. 3-5
手順 3. ソフトウェアライセンス許諾書の確認 .................... 3-6
手順 4. ライセンスファイルの選択 ............................. 3-6
手順 5. 保存先フォルダーの選択 ............................... 3-6
手順 6. オプションの選択 (Windows システムのみ) ................. 3-7
手順 7. 選択内容の確認とインストール .......................... 3-7
ネットワークライセンスマネージャーソフトウェアの更新 .............. 3-8
手順 1. ネットワークライセンスマネージャーの停止 ............... 3-8
手順 2. インストール方法の選択 ............................... 3-8
v

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MathWorks 製品のインストール
この章では、MathWorks®
製品のインストール方法について説明します。
1

インターネット接続を使用した製品のインストール
これは、1 台のコンピューターにインストールする場合に、最も迅速で簡単な手順です。MathWorks アカ
ウント、そのアカウントにリンクされたライセンス、およびインターネット接続がアクティブでなければ
なりません。アクティベーションキーを保有している場合は、リンクされたライセンスの代わりに使用
できます。インターネット接続がない場合は、
「ファイルインストールキーを使用した製品のインスト
ール」 (p. 1-13)の手順に従います。
MathWorks ソフトウェアのインストールに適した権限がなければなりません。権限に関する質問は、シス
テム管理者にお問い合わせください。
始める前に
インストールプロセス中の問題を回避するために、始める前に以下の重要事項をお読みください。
MathWorks アカウント
MathWorks 製品をインストールするには、MathWorks アカウント、またはアカウントへのアクセス権が必
要です。インディビジュアルライセンスを保有している場合は、購入時に MathWorks アカウントが作成
されています。
MathWorks アカウントを保有していない場合は、状況に応じて次の手順のいずれかを選択します。
状況アクション
大学のライセンスを使用しています。所属教育機関のポータルにアクセスしてインスト
ールします。
会社の (ネットワーク) ライセンスを使用してい
ます。
MathWorks アカウントを作成し、ライセンス管理者
またはネットワーク管理者からネットワークライ
センスファイルを取得したら、
「手順 1.
MathWorks アカウントへのサインイン」に進むこと
ができます。
会社のエンタープライズライセンスを使用してい
ます。
ライセンス管理者にお問い合わせください。
製品ライセンスまたは評価版がありません。 MathWorks ストアに移動してください。
システムが要件を満たしていることの確認
始める前に、MATLAB のシステム要件を確認してください。
複数のリリースのインストール
同じマシンに複数のリリースをインストールできます。たとえば、R2022a と R2022b の両方、または
R2022b と R2023a のプレリリースをインストールできます。各リリースは、専用のフォルダーにインス
トールする必要があります。
インストール中の接続に関する問題のトラブルシューティング
インストール中は、コンピューターのウイルス対策ソフトウェアとインターネットセキュリティアプリ
ケーションを無効にすることを検討してください。これらのアプリケーションによって、インストールの
処理が遅くなったり、反応が示されない可能性もあります。
1 MathWorks 製品のインストール
1-2

インストール中にインターネット接続が失われた場合は、インストーラーを再実行する必要があります。
接続の問題が解決しない場合は、次を行います。
• より信頼性の高いインターネット接続環境を構築します (ルーターの近くに移動するか、イーサネッ
トケーブルを使用します)。
• 「ファイルインストールキーを使用した製品のインストール」の手順に従います。この手順では、イ
ンストーラーファイルをダウンロードするために、インターネットに接続されたコンピューターが必
要ですが、オフライン時にターゲットコンピューターでインストールを実行できます (同じコンピュ
ーターで構いません)。
インターネット接続問題の診断に関するその他のヒントについては、この MATLAB Answers の投稿を参照
してください。
インストール用の tmp ディレクトリの変更
インストール用の tmp フォルダーを変更するには、MATLAB Answers の How can I change the temp
directory the MATLAB installer uses? を参照してください。
手順 1. MathWorks アカウントへのサインイン
ユーザー名とパスワードを使用して MathWorks アカウントにサインインします。
MathWorks アカウントで 2 段階認証を有効にしている場合、MathWorks アカウントのサインイン時に、
主な方法に送信された認証コードを入力する必要があります。
手順 2. インストーラーのダウンロードと実行
ダウンロードする MathWorks 製品インストーラーには、選択したプラットフォームでインストーラーを
実行するのに必要なファイルのみが含まれています。製品ファイルは含まれていません。インストーラ
ーを実行して、サインインしているコンピューターにインストールする製品を選択します。インストーラ
ーが、必要な製品を MathWorks からダウンロードします。
MathWorks Web サイトのダウンロードページで、インストールするリリースと、インストール対象のコ
ンピューターのプラットフォームを選択します。
ダウンロードが完了したら、プラットフォーム固有の手順に従ってインストーラーを起動します。
Windows
Windows®
システムの既定のインストールディレクトリは次のとおりです。
C:Program FilesMATLABR2023a
Windows システムでインストーラーを起動するには、次を行います。
1 matlab_R2023a_win64.exe インストーラーファイルをダブルクリックして、インストーラーを
起動します。
2 アプリケーションによる変更を許可するかどうかを尋ねられたら、[はい] と回答します。
3 インターネットアクセスにプロキシサーバーを使用するようにコンピューターが構成されている
場合は、ユーザー名とパスワードを入力して標準インストールを続行します。プロキシサーバーの
資格情報については、システム管理者にお問い合わせください。
1-3

Linux
Linux®
システムの既定のインストールディレクトリは次のとおりです。
/usr/local/MATLAB/R2023a
メモ MathWorks 製品は、書き込み権限のあるディレクトリにインストールする必要があります。既定の
ディレクトリにインストールする場合を除き、インストーラーの実行にルート権限は必要ありません。
次の手順に従って、Linux にインストールします。
1 システムターミナルで、次のように入力して、matlab_R2023a_glnxa64.zip インストーラー
アーカイブを matlab_R2023a_glnxa64 ディレクトリに解凍します。
unzip matlab_R2023a_glnxa64.zip -d matlab_R2023a_glnxa64
2 matlab_R2023a_glnxa64 ディレクトリに移動します。
• インストーラーを起動し、書き込み権限のあるディレクトリにインストールするには、次を実行
します。
./install
インストーラーによってプロンプトが表示されたら、インストール先のフォルダーを指定します。
• インストーラーをルートとして起動するには、次を実行します。
sudo ./install
インストーラーがルートとして起動できない場合、インストーラーがディスプレイにアクセスで
きない可能性があります。次の回避方法を試してください。
xhost +SI:localuser:root
sudo -H ./install
xhost -SI:localuser:root
これにより、ルートユーザーは実行中の X サーバーにアクセスできるようになり、インストー
ラーが起動されます。その後、ルートユーザーは削除され、X サーバーにアクセスできなくなり
ます。
macOS
macOS システムの既定のインストールディレクトリは次のとおりです。
/Applications/MATLAB_R2023a.app
macOS システムにインストールするには、次を行います。
1 matlab_R2023a_maci64.dmg.zip ファイルをダブルクリックして、ディスクイメージを解凍し
ます。
2 matlab_R2023a_maci64.dmg ディスクイメージファイルをダブルクリックして、バーチャル
ディスクをマウントします。
3 バーチャルディスク内の InstallForMacOSX インストーラーファイルをダブルクリックして、
インストーラーを起動します。
1-4

手順 3. ライセンス許諾への同意
ソフトウェアライセンス許諾書を確認します。ライセンス許諾書は MathWorks とユーザーの間の法的
な契約であり、ユーザーに許可する MathWorks ソフトウェアの使用方法と、その使用に関する条件を規
定しています。一部の MathWorks 製品では、サードパーティソフトウェア (そのプログラム内で使用さ
れるものと、プログラムでのアプリケーション開発に使用されるもの) の利用条件にも同意する必要があ
ります。その利用条件は、The MathWorks, Inc. Software License Agreement の条件と異なるか、それ
に追加されている場合があります。
ライセンス許諾書の条件に同意しない場合、MathWorks 製品をインストールすることはできません。
手順 4. ライセンスの選択またはアクティベーションキーの入力
ライセンスの使用
リストからライセンスを選択します。
ライセンスが一切リストされていない場合、または使用するライセンスが見つからない場合は、次を行い
ます。
• アカウントにライセンスをリンクする必要のある場合があります。MathWorks Web サイトのライセン
スをリンクを参照してください。
• 所属団体のライセンスを使用している場合があります。
「エンドユーザーによる製品のインストール」
のいずれかの手順に従うか、管理者にアクティベーションキーを要請できます (次のセクションを参
照)。
学生ライセンスを使用している場合は、プロンプトが表示されたら Student Version 使用ポリシーに同
意します。
まだ手順がわからない場合は、管理者に問い合わせるか、MathWorks Web サイトからサポートにお問い合
わせください。
アクティベーションキーの使用
自分の MathWorks アカウントにリンクされていないライセンスを使用して製品をインストールする場合
は、管理者にアクティベーションキーを要請します。ライセンス管理者は、MathWorks Web サイトのラ
イセンスセンターにアクセスしてアクティベーションキーを取得できます。評価版ライセンスを使用
している場合は、https://www.mathworks.com/licensecenter/trials にアクセスします。
[アクティベーションキーの入力] を選択して別のライセンスにリンクします。
ネットワークライセンスユーザーのみ
ネットワークライセンスを MathWorks アカウントにリンクすることを選択した場合、ネットワークラ
イセンスの選択後にネットワークライセンスファイル (管理者から入手した license.dat) が要求
されます。ライセンスファイルへのパスを入力し、[次へ] をクリックしてインストールを続行します。
1-5

手順 5. 認証オプションの選択
メモ認証オプションは、ライセンスの許諾されたネームドユーザーのみが使用できます。
インストール時に、ソフトウェアのアクティベーションをすぐに行うことができます。その後、このコン
ピューターで MathWorks ソフトウェアを使用するとき、認証にインターネット接続は不要です。アクテ
ィベーションプロセスでは、ソフトウェアを使用する権利を付与するライセンスファイルが保存されま
す。
このコンピューターが複数のユーザーにより使用されると予想される場合、またはこのソフトウェアをク
ラウド環境で使用する場合、起動するたびにソフトウェアを認証するように選択できます。このオプショ
ンでは、各ユーザーが MATLAB を使用するには、MathWorks アカウントにサインインする必要がありま
す。
MathWorks はアカウント情報を使用して、ライセンスの権利を付与します。このオプションを使用する
と、MATLAB は MathWorks への接続が引き続きアクティブかどうかを定期的に確認します。一定時間の経
過後にアクティブな接続を検出できなかった場合、セッションを終了します。
手順 6. ユーザーの確認
ソフトウェアをインストールした人が、ソフトウェアのユーザーでもあると見なされます。他の人のため
にソフトウェアをインストールしている場合は、ユーザー名 (ログイン名) を目的のエンドユーザーに
変更します。
手順 7. 保存先フォルダーの選択
保存先フォルダーは、MathWorks 製品をインストールする場所です。
既定のフォルダーの使用
インストールプロセスでは、オペレーティングシステムとリリースバージョンに基づいて、既定のイ
ンストールフォルダーが作成されます。たとえば、R2023a の既定のインストールフォルダーは次のと
おりです。
オペレーティングシステム既定のインストールフォルダー
Windows C:Program FilesMATLABR2023a
Linux /usr/local/MATLAB/R2023a
macOS /Applications/MATLAB/R2023a
既定のインストールフォルダーをそのまま使用するには、[OK] をクリックします。
別のフォルダーの指定
別のフォルダーを選択するには、[参照] をクリックして既存のフォルダーを指定します。
存在しないフォルダーを選択する場合、目的のパスとファイル名を入力すると、インストーラーによって
フォルダーが作成されます。
1-6

保存先フォルダーは絶対パスでなければなりません。MathWorks では、MathWorks 製品をユーザー各自の
フォルダーにインストールすることを推奨しています。ドライブの最上位を選択した場合、選択内容を確
認するように求められます。
フォルダー名を指定するときには、次の条件があります。
• 任意の英数字に加えて、アンダースコアなどの一部の特殊文字を使用できます。
• 英語以外の文字は使用できません。
• フォルダー名に無効な文字を含めることはできません。また、保存先の名前を "private" にすること
はできません。
フォルダー名の入力を誤った場合にやり直すには、[既定値に戻す] をクリックします。
手順 8. 製品の選択
[製品選択] リストには、選択したライセンスまたは指定したアクティベーションキーに関連付けられて
いる、すべての製品が表示されます。
• 特定の製品をインストールするには、名前の横のチェックボックスをオンにします。MATLAB は既定
で選択されています。
• インストール対象外の製品がある場合は、製品名の横のチェックボックスをオフにします。
• 選択した製品のいずれかが、選択していない製品に依存する場合、製品の依存関係に関する警告が表
示され、依存する製品を追加するように求められます。
依存する製品はオプションであり、追加するか、追加しないかを選択できます。しかし、依存する製
品なしでも選択した製品をインストールできますが、必要な機能の一部にアクセスできない場合があ
ります。
• 必須の製品はインストールしなければなりません。
手順 9. オプションの選択
一部のオプションは、特定のライセンスタイプでのみ利用可能です。オプションが提示されない場合、
次の手順に進むことができます。
• Windows — スタートメニューとデスクトップに、MATLAB を起動するためのショートカットを配置で
きます。
• Linux — matlab スクリプトおよび mex スクリプトへのシンボリックリンクを作成するかどうか
を指定できます。書き込み権限があり、このコンピューターのユーザーパスすべてに共通す
る /usr/local/bin などのフォルダーを指定します。
手順 10. 選択内容の確認とインストール
インストールの選択内容のまとめが表示されます。設定を変更するには、ナビゲーションバーのトピッ
クをクリックします。インストールを続行するには、[インストールの開始] をクリックします。
インストールが完了したら、
構成を完了するために必要な追加の手順が表示されるかどうかを確認し、
[終
了] をクリックします。追加の手順が必要な場合は、MATLAB を実行する前に完了しておきます。
1-7

メモ MATLAB Parallel Server™、MATLAB Web App Server™、MATLAB Production Server™ などのサーバー
製品の場合、インストールディレクトリに移動し、コマンドを実行してサーバーを設定する必要があり
ます。詳細については、
「サーバー製品の追加の手順」を参照してください。
サーバー製品の追加の手順
MathWorks サーバー製品では、追加の手順を実行してサーバーを設定する必要があります。サーバー製品
固有の手順については、次の表でご使用の製品を参照してください。
製品手順
MATLAB Parallel Server MATLAB Parallel Server のインストールおよび構
成を行うための解決法の選択
MATLAB Online Server™ Perform Minimal MATLAB Online Server
Installation on Single Machine
MATLAB Web App Server Set Up MATLAB Web App Server
MATLAB Production Server コマンドラインまたはダッシュボードインター
フェイスのいずれかを使用して、サーバーインス
タンスを設定します。
• Set Up MATLAB Production Server Using the
Command Line
• Set Up and Log In to MATLAB Production
Server Dashboard
1-8

インストールを後で行う場合の製品のダウンロード
すぐにインストールを実行せずに (同じコンピューターまたは別のコンピューターのいずれでも)、製品
をダウンロードします。この手順は、後で 1 台以上のコンピューターに MathWorks 製品をインストール
する場合に便利です。インストール先のコンピューターには、インターネット接続があっても、オフライ
ンでもかまいません。MathWorks アカウントにリンクされたライセンス (評価版ライセンスも含む) の
管理者でなければなりません。
インストーラーと製品をダウンロードした後は、ダウンロードした場所からいつでも MathWorks 製品を
インストールできます。ファイルインストールキーを使用する場合は、ダウンロードした製品ファイル
がインストーラーファイルを含み、ネットワーク接続のないコンピューターからアクセスできる場所に
あることを確認します。
メモインストーラーと製品ファイルをダウンロードするには、インターネットに接続されたコンピュー
ターを使用する必要があります。
始める前に
MathWorks アカウント
製品インストーラーをダウンロードするには、MathWorks アカウント、またはアカウントへのアクセス権
が必要です。インディビジュアルライセンスを保有している場合は、購入時に MathWorks アカウントが
作成されています。
MathWorks アカウントを保有していない場合は、状況に応じて次の手順のいずれかを選択します。
状況アクション
大学のライセンスを使用しています。所属教育機関のポータルにアクセスしてインスト
ールします。
会社の (ネットワーク) ライセンスを使用してい
ます。
MathWorks アカウントの作成後、
「手順 1. インス
トーラーと製品ファイルのダウンロード」に進むこ
とができます。
管理者がインストーラーと製品ファイルをダウン
ロードした場合は、それらにアクセスできる保存先
を調べてから、
「オフラインのマシンへのドキュメ
ンテーションのインストール」に移動します。
会社のエンタープライズライセンスを使用してい
ます。
ライセンス管理者にお問い合わせください。
製品ライセンスまたは評価版がありません。 MathWorks ストアに移動してください。
オフラインシステムが要件を満たしていることの確認
オフラインマシンに製品をインストールする場合は、オフラインシステムが MATLAB のシステム要件を
満たしていることを確認してください。
1-9

ダウンロード中の接続に関する問題のトラブルシューティング
ダウンロード中にインターネット接続が失われた場合は、再度ダウンロードする必要があります。接続の
問題が解決しない場合は、より信頼性の高いインターネット接続を構成する (ルーターの近くに移動する
か、イーサネットケーブルを使用する) か、マシンを変更することを検討してください。
インターネット接続問題の診断に関するその他のヒントについては、この MATLAB Answers の投稿を参照
手順 1. インストーラーと製品ファイルのダウンロード
MathWorks アカウントにサインインします。2 段階認証を有効にしている場合 (MathWorks アカウント
で) は、主な方法に送信された認証コードを入力します。
1 MathWorks のダウンロードページで、
リリース、
およびダウンロードに使用するコンピューター (タ
ーゲットコンピューターではありません) のプラットフォームを選択します。
2 インストーラーを起動します。アプリによる変更を許可するかどうかを尋ねるプロンプトが表示さ
れたら、[はい] と回答します。
3 再びプロンプトが表示された場合は、MathWorks アカウントにサインインして、MathWorks ライセン
ス許諾書に同意します。
4 インストーラーで、[詳細オプション] 、 [インストールせずにダウンロードする] を選択します。
インストーラーと製品ファイルのダウンロード先にするフォルダーへのパスを入力します。
保存先フォルダーは絶対パスでなければなりません。
手順 3. プラットフォームの選択
MATLAB をインストールするコンピューターのプラットフォームを、Windows、Linux、macOS から選択し
ます。
複数のプラットフォームを選択できますが、すべてのプラットフォームが同じ最上位フォルダーにダウン
ロードされることに注意してください。
Linux または macOS 用インストーラーの Windows でのダウンロード Linux にインストールするために
Windows でインストーラーをダウンロードした場合は、ターゲットマシンにインストールする前に、フ
ァイルを ZIP アーカイブなどのファイルに圧縮せずに、マシンに転送する必要があります。そうしない
と、ZIP アーカイブの解凍後にエラーが発生します。これは、圧縮前に作成されたシンボリックリンク
の確実な再作成が Windows ではできないためです。詳細と解決策については、この MATLAB Answers の
投稿を参照してください。
1-10

[製品選択] リストに、リンクされたすべてのライセンスについて、使用可能なすべての製品が表示され
ます。
• 特定の製品をターゲットコンピューターにインストールできるようにするには、名前の横のチェック
ボックスをオンにします。MATLAB は既定で選択されています。
• 特定の製品をターゲットコンピューターにインストールしない場合は、名前の横のチェックボック
スをオフにします。
ります。
ソフトウェアをインストールするときにインストール可能な製品は、ライセンスで許可されているものに
よって決まります。
手順 5. 選択内容の確認とダウンロード
1 ダウンロードの選択内容のまとめを確認します。設定を変更するには、ナビゲーションバーのトピ
ックをクリックします。ダウンロードを実行するには、[ダウンロードの開始] をクリックします。
2 ダウンロードが完了したら、[閉じる] をクリックします。
手順 6. インストーラーファイルと製品ファイルの移動 (オプション)
ターゲットマシンがオフラインマシンの場合は、製品ファイル (インストーラーファイルを含む) を
ターゲットコンピューターまたはアクセス可能な場所 (USB ドライブ、ネットワーク共有など) にコピ
ーします。
製品ファイルが格納されているフォルダーに、以下が含まれていることを確認します。
• フォルダーのルートに、ターゲットプラットフォーム向けのインストーラーファイル:
• Windows— setup.exe
• Linux—install
ルートアカウントを使用してインストーラーを実行する予定がある場合は、MATLAB Answers の次
の投稿を参照してください。Why can't I install MATLAB with the root account in Linux?
• macOS — InstallForMacOSX
• アーカイブサブフォルダー
アーカイブサブフォルダー内のファイルが 3 個未満である場合は、必要なファイルが不足している
可能性があるため、再びファイルをダウンロードしなければなりません。
次のステップ
実行する手順は、ターゲットコンピューターにインターネット接続があるかどうかによって決まります。
1-11

• インターネット接続がある場合: 「インターネット接続を使用した製品のインストール」 (p. 1-2)の
手順を使用します。
• オフラインの場合: 「ファイルインストールキーを使用した製品のインストール」 (p. 1-13)の手
順を使用します。
参考
関連する例
• 「ファイルインストールキーを使用した製品のインストール」 (p. 1-13)
1-12

ファイルインストールキーを使用した製品のインストール
この手順は、インターネット接続のないコンピューターに MathWorks 製品をインストールする場合に使
用します。インターネット接続がある場合でもこの手順を使用でき、ターゲットコンピューターをイン
ターネットから切断する必要はありません。
このワークフローの準備として、以下のアイテムを入手する必要があります。
• ファイルインストールキーとライセンスファイル。
「手順 1. ライセンスファイルとインストール
キーの入手」を参照してください。
• 「インストールを後で行う場合の製品のダウンロード」 (p. 1-9)の手順を使用して入手した、製品イ
ンストーラーと製品ファイル。インストールファイルは、必ずライセンスファイルおよびファイル
インストールキーとともにターゲットコンピューターに移動してください。
Linux または macOS 用インストーラーの Windows でのダウンロード Linux または macOS にインス
トールするために Windows にインストーラーをダウンロードした場合、ターゲットマシンにインス
トールするときに、UNIX®
インストーラーに含まれているシンボリックリンクの確実な再作成が
Windows ではできないため、エラーが発生します。詳細と解決策については、この MATLAB Answers
の投稿を参照してください。
MathWorks ソフトウェアのインストールに適した権限がなければなりません。権限に関する質問は、シス
テム管理者にお問い合わせください。
始める前に
インストールプロセス中の問題を回避するために、始める前に以下の重要事項をお読みください。
システムが要件を満たしていることの確認
始める前に、MATLAB のシステム要件を確認してください。
複数のリリースのインストール
同じマシンに複数のリリースをインストールできます。たとえば、R2022a と R2022b の両方、または
R2022b と R2023a のプレリリースをインストールできます。各リリースは、専用のフォルダーにインス
トールする必要があります。
インストール用の tmp ディレクトリの変更
インストール用の tmp フォルダーを変更するには、MATLAB Answers の How can I change the temp
directory the MATLAB installer uses? を参照してください。
ウイルス対策およびセキュリティアプリケーションの無効化
インストール中にコンピューター上のウイルス対策ソフトウェアとセキュリティアプリケーションを無
効にすることを検討してください。これらのアプリケーションによって、インストールの処理が遅くなっ
たり、反応が示されない可能性もあります。
接続エラー
オフラインワークフローでのインストーラーの実行中に接続エラーが発生した場合、最も考えられる原
因は、ファイルインストールキーを使用して MathWorks 製品をインストールするために必要なすべて
のインストールファイルが揃っていないことです。インターネットに接続されたコンピューターを使用
1-13

して、
「インストールを後で行う場合の製品のダウンロード」 (p. 1-9)に移動し、ワークフローを最初か
らやり直してください。
手順 1. ライセンスファイルとインストールキーの入手
• インディビジュアルライセンスのユーザーは、ライセンスファイルとファイルインストールキー
(FIK) をライセンスセンターから入手できます。
インターネット接続のあるコンピューターを使用して、次を行います。
1 MathWorks アカウントにサインインし、使用するライセンスをクリックします。
2 [インストールとアクティベーション] タブに移動します。このライセンスに対してまだコンピ
ューターのアクティベーションを実行していない場合は、[アクティベーションの実行] をクリッ
クしてライセンスのアクティベーションを実行し、ライセンスファイルをダウンロードして、フ
ァイルインストールキーを入手します。
既にライセンスのアクティベーションを実行済みで、ファイルインストールキーがある場合は、
代わりに [ライセンスファイルを取得] にあるダウンロード矢印または電子メールアイコンを
クリックできます。
3 これらのアイテムをダウンロードして USB メモリなどの取り外し可能なストレージに保存しま
す。
4 ライセンスファイルとファイルインストールキーをターゲットコンピューターにコピーしま
す。
• ネットワークライセンスユーザーは、ライセンスまたはネットワーク管理者からネットワークライ
センスファイルと FIK を入手し、自分のマシンにコピーできます。
• 管理者は、ネットワークライセンスマネージャーをホストしているサーバーからネットワークライ
センスファイルのコピーを、ライセンスセンターからファイルインストールキー (FIK) を入手で
きます (ダウンロードしたライセンスファイルを FIK とともにユーザーに渡さないでください)。
• 評価版ライセンスを使用している場合は、https://www.mathworks.com/licensecenter/trials にアク
セスします。
手順 2. インストーラーの起動
このセクションに示すように、ターゲットマシンのプラットフォーム固有の手順を使用してインストー
ラーを起動します。アプリによる変更を許可するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されたら、[はい]
と回答します。
Windows
Windows システムの既定のインストールディレクトリは次のとおりです。
C:Program FilesMATLABR2023a
Windows システムでインストーラーを起動するには、次を行います。
1 matlab_R2023a_win64.exe インストーラーファイルをダブルクリックして、インストーラーを
起動します。
2 アプリケーションによる変更を許可するかどうかを尋ねられたら、[はい] と回答します。
1-14

Linux
Linux システムの既定のインストールディレクトリは次のとおりです。
/usr/local/MATLAB/R2023a
メモ MathWorks 製品は、書き込み権限のあるディレクトリにインストールする必要があります。既定の
ディレクトリにインストールする場合を除き、インストーラーの実行にルート権限は必要ありません。
次の手順に従って、Linux にインストールします。
1 システムターミナルで、次のように入力して、matlab_R2023a_glnxa64.zip インストーラー
アーカイブを matlab_R2023a_glnxa64 ディレクトリに解凍します。
unzip matlab_R2023a_glnxa64.zip -d matlab_R2023a_glnxa64
2 matlab_R2023a_glnxa64 ディレクトリに移動します。
• インストーラーを起動し、書き込み権限のあるディレクトリにインストールするには、次を実行
します。
./install
インストーラーによってプロンプトが表示されたら、インストール先のフォルダーを指定します。
• インストーラーをルートとして起動するには、次を実行します。
sudo ./install
インストーラーがルートとして起動できない場合、インストーラーがディスプレイにアクセスで
きない可能性があります。次の回避方法を試してください。
xhost +SI:localuser:root
sudo -H ./install
xhost -SI:localuser:root
これにより、ルートユーザーは実行中の X サーバーにアクセスできるようになり、インストー
ラーが起動されます。その後、ルートユーザーは削除され、X サーバーにアクセスできなくなり
ます。
macOS
macOS システムの既定のインストールディレクトリは次のとおりです。
/Applications/MATLAB_R2023a.app
macOS システムにインストールするには、次を行います。
1 matlab_R2023a_maci64.dmg.zip ファイルをダブルクリックして、ディスクイメージを解凍し
ます。
2 matlab_R2023a_maci64.dmg ディスクイメージファイルをダブルクリックして、バーチャル
ディスクをマウントします。
3 バーチャルディスク内の InstallForMacOSX インストーラーファイルをダブルクリックして、
インストーラーを起動します。
1-15

手順 3. ライセンス許諾への同意
ソフトウェアライセンス許諾書を確認します。ライセンス許諾書の条件に同意しない場合、MathWorks
製品をインストールすることはできません。
手順 4. ファイルインストールキーの入力
ファイルインストールキーの入力を求められたら、入力します。
• インストーラーによって製品ファイルが見つからなかった場合、ファイルインストールキーの入力
前にエラーが表示されます。このメッセージには、必要なファイルをダウンロードする手順が含まれ
ます。
• キーが無効であるというメッセージが表示されたら、正しくキーを入力したことを確認してください。
必要な場合は、新しいファイルインストールキーを入手してください。
• インストールしようとしているリリースについてキーが無効であるというメッセージが表示された
ら、管理者に問い合わせるか、ライセンスセンターにアクセスして、保有しているファイルインス
トールキーに対応するファイルを入手します。評価版ライセンスを使用している場合は、https://
www.mathworks.com/licensecenter/trials にアクセスします。
手順 5. ライセンスファイルの選択
ファイルインストールキーを使用する場合、インストールにはライセンスファイルが必要です。それ
によって、実行できる製品が特定されます。
• ファイルは有効なライセンスファイルでなければなりません。
• インストーラーによって、何らかの理由でライセンスファイルが無効であると検出された場合、別の
ライセンスファイルを使用するか、新しいライセンスファイルを入手してください。
保存先フォルダーは、MathWorks 製品をインストールする場所です。既定のインストールフォルダーを
そのまま使用するか、[参照] をクリックして別のフォルダーを選択します。指定したフォルダーが存在
しない場合は、インストーラーによって作成されます。
保存先フォルダーは絶対パスでなければなりません。MathWorks では、MathWorks 製品をユーザー各自の
フォルダーにインストールすることを推奨しています。ドライブの最上位を選択した場合、選択内容を確
認するように求められます。
1-16

インストール用の tmp ディレクトリの変更インストール用の tmp フォルダーを変更するには、MATLAB
Answers の How can I change the temp directory the MATLAB installer uses? を参照してください。
[製品選択] リストに、指定したファイルインストールキーに関連付けられているすべての製品が表示
されます。
• 特定の製品をインストールするには、名前の横のチェックボックスをオンにします。MATLAB は既定
で選択されています。
• インストール対象外の製品がある場合は、製品名の横のチェックボックスをオフにします。
ります。
手順 8. オプションの選択
一部のオプションは、特定のライセンスタイプでのみ利用可能です。オプションが提示されない場合、
次の手順に進むことができます。
• Windows — スタートメニューとデスクトップに、MATLAB を起動するためのショートカットを配置で
きます。
• Linux — matlab スクリプトおよび mex スクリプトへのシンボリックリンクを作成するかどうか
を指定できます。書き込み権限があり、このコンピューターのユーザーパスすべてに共通す
る /usr/local/bin などのフォルダーを指定します。
インストールの選択内容のまとめを確認します。設定を変更するには、ナビゲーションバーのトピック
をクリックします。インストールを続行するには、[インストールの開始] をクリックします。
[終
了] をクリックします。追加の手順が必要な場合は、MATLAB を実行する前に完了しておきます。
サーバー製品をインストールする場合は、
「サーバー製品の追加の手順」を参照してください。
ライセンス管理者またはシステム管理者のみ回復不能なエラーが発生する場合や、組織内のライセンス
の混在について複雑な問題がある場合は、代わりに ISO のダウンロードを実行することを検討してくだ
さい。How do I download a MATLAB ISO archive? を参照してください。
1-17

参考
関連する例
• 「インストールを後で行う場合の製品のダウンロード」 (p. 1-9)
• 「オフラインのマシンへのドキュメンテーションのインストール」
1-18

既存のインストール製品への追加
MathWorks ソフトウェアの拡張方法に応じて、追加の製品を購入してインストールしたり、既にライセン
スを保有している製品の機能を拡張したりできます。
• 追加の製品とツールボックス — 追加の製品には、MATLAB および Simulink と併用できる機能が含ま
れています。
既に保有するライセンスに追加して製品を購入する場合は、インストーラーを再実行して、既存のイ
ンストール製品にそれらの製品を追加します。この手順は、元の製品を初めてインストールしたとき
の手順とまったく同じです。
• 単独のインストール製品 — 「インターネット接続を使用した製品のインストール」または「ファ
イルインストールキーを使用した製品のインストール」の手順を参照してください。
• 複数のインストール製品 — 管理者が「クライアントマシンへの製品のインストール」から手順を
選択します。
• アドオン — アドオンは、特定のタスクやアプリケーションに、ハードウェアデバイスへの接続、追
加アルゴリズムおよび対話型アプリなどの追加の機能を提供することで、MATLAB の機能を拡張しま
す。
詳細については、を参照してください。
参考
関連する例
• 「製品のインストール」
既存のインストール製品への追加
1-19

ドキュメンテーションのインストール
既定では、MATLAB を使用しているときに、Web 上の製品ドキュメンテーションにアクセスします。これ
により、インストールのフットプリントが削減されます。
コンピューターが一時的または永続的にインターネットに接続されていないときにドキュメンテーショ
ンを使用するために、マシンにドキュメンテーションをインストールできます。
• ドキュメンテーションインストーラーは、ドキュメンテーションのインストールに使用している
MATLAB のリリースに合わせて、マシンにインストールされている各製品のドキュメンテーションをイ
ンストールします。同じマシンに MATLAB の複数のリリースが存在する場合は、それらの MATLAB の
各バージョンのインストール手順を実行します。
• コンピューター指定ライセンスまたはネットワークライセンスを使用して MATLAB をインストール
した場合は、ドキュメンテーションを 1 回だけインストールして、そのライセンスでマシンを使用す
るすべてのユーザーがドキュメンテーションを使用できるように設定できます。
• ドキュメンテーションに必要なディスク容量は、インストールするドキュメンテーションセットの数
によって異なります。R2023a 以降、MathWorks が提供するすべての製品のすべてのドキュメンテーシ
ョンセットをインストールする場合、必要な合計ディスク容量は 10 GB 弱です。
開始する準備ができたら、次の表から手順を選択します。
シナリオワークフロー
通常、MATLAB を使用するときにはマシンがインタ
ーネットに接続されていますが、ときにはオフライ
ンで作業します。
「インターネット接続を使用したドキュメンテーシ
ョンのインストール」
MATLAB を使用するときに、マシンはインターネッ
トに接続されていません。
「オフラインのマシンへのドキュメンテーションの
インストール」
管理者の場合: ドキュメンテーションをネットワ
ークサーバーから提供します。
「ネットワークサーバーへのドキュメンテーショ
ンのインストール」
メモ必ず、ネットワークサーバーにインストール
された MATLAB に、クライアントが使用する可能性
のあるツールボックスとアドオンを "すべて" 含
めます。これにより、ドキュメンテーションイン
ストーラーは、インストールする製品ドキュメンテ
ーションセットを認識します。
参考
関連する例
• 「インターネット接続を使用した製品のインストール」
• 「ファイルインストールキーを使用した製品のインストール」
• 「非対話的インストール」
1-20

インターネット接続を使用したドキュメンテーションのインストール
コンピューターがインターネットに接続されている間にドキュメンテーションのコピーをインストール
し、後でオフラインで使用できます。
通常、インターネットに接続していない状態で MATLAB で作業する場合は、
「オフラインのマシンへのド
キュメンテーションのインストール」の手順に従います。
ドキュメンテーションをインストールするには、次を行います。
1 インターネットに接続した状態で MATLAB を起動し、サインインします (必要な場合)。
2 [ホーム] タブの [環境] セクションで [基本設定] をクリックし、[MATLAB] 、 [ヘルプ] を選択し
ます。
3 [ドキュメンテーションの場所] の [ローカル] を選択します。[ドキュメンテーションのインスト
ール] が表示されます。
4 [ドキュメンテーションのインストール] をクリックします。
MATLAB により、ドキュメンテーションがサポートパッケージのルートフォルダーにインストール
されます。サポートパッケージのルートを見つけるには、関数
matlabshared.supportpkg.getSupportPackageRoot を使用します。
5 MATLAB を再起動してドキュメンテーションの設定を完了します。
通常どおり、オンラインまたはオフラインでドキュメンテーションにアクセスします。それでも MATLAB
が Web 上のドキュメンテーションを開こうとする場合は、[ホーム] タブに移動し、[環境] セクション
の [基本設定] をクリックし、[MATLAB] 、 [ヘルプ] を選択します。[ドキュメンテーションの場所] の
[ローカル] を選択します。
メモ
• Web 上のドキュメンテーションに戻すには、[ホーム] タブに移動し、[環境] セクションの [基本設
定] をクリックし、[MATLAB] 、 [ヘルプ] を選択します。[ドキュメンテーションの場所] の [Web
(mathworks.com)] を選択します。
• 複数のコンピューターの場合は、ドキュメンテーションのインストールが必要なコンピューターの台
数だけ、このオンライン手順を繰り返します。完全にオフラインのマシンについては、
「オフラインの
マシンへのドキュメンテーションのインストール」を参照してください。
• 製品の追加後または削除後にインストール済みのドキュメンテーションを更新したり、最新のドキュ
メンテーションがあることを確認したりするには、この手順を繰り返します。
参考
関連する例
• 「ドキュメンテーションのインストール」
• 「インターネット接続を使用した製品のインストール」
インターネット接続を使用したドキュメンテーションのインストール
1-21

オフラインのマシンへのドキュメンテーションのインストール
始める前に
メモこのページには、ドキュメンテーションのインストールファイルをダウンロードするための対話型
"ユーザーインターフェイス" (UI) が含まれています。このワークフローに従うには、インターネット
に接続されたコンピューターを使用し、Web でこのページを表示する必要があります。
この手順では、ドキュメンテーションの ISO (Windows および Linux) または DMG (macOS) ファイルを
ダウンロードしてマウントします。ドキュメンテーションの ISO/DMG ファイルは約 8.1 GB です。この
手順の実行について、不安を感じた場合、または十分な知識がない場合は、システム管理者に連絡してく
ださい。
ドキュメンテーションの ISO ファイルまたは DMG ファイルをダウンロードするには、MathWorks アカウ
ントが必要です。ただし、オフラインのマシンにドキュメンテーションをインストールするために、
MathWorks アカウントは必要ありません。したがって、MathWorks アカウントをもつ管理者はファイルを
ダウンロードでき、同僚は MATLAB ユーザーでなくても、MATLAB ユーザー向けのドキュメンテーション
をインストールできます。
通常はインターネットに接続して MATLAB で作業し、まれにオフラインで作業する場合は、
「インターネ
ット接続を使用したドキュメンテーションのインストール」の手順に従ってください。
手順 1. ドキュメンテーションインストーラーのダウンロード
1 このページで、ターゲットのオフラインマシンのオペレーティングシステムを選択し、[Download
documentation] をクリックします。
2 ダウンロードが完了したら、リムーバブルメディアストレージまたは共有ネットワークの場所を使
用して、ドキュメンテーションの ISO ファイルまたは DMG ファイルをオフラインのコンピューター
にコピーします。
手順 2. ターゲットマシンへのドキュメンテーションのインストール
1 ターゲットマシンにドキュメンテーションの ISO ファイルまたは DMG ファイルをマウントします
(How do I install MathWorks products using an ISO image? を参照してください)。
2 bin/<arch> に移動します。ここで、
<arch> はこのコンピューターのオペレーティングシステム
です。
3 オペレーティングシステムのコマンドプロンプトで、ドキュメンテーションインストーラーを実
行します。
mpm install-doc --matlabroot=matlabrootfolder
1-22

matlabrootfolder を、MATLAB をインストールしたフォルダーに置き換えます。
matlabrootfolder は有効なフォルダーで、正しくフォーマットされている必要があります。
• Windows の例
MATLAB をフォルダー "C:Program FilesMATLABR2023a" にインストールした場合は、
次
のドキュメンテーションインストールコマンドを発行します。
mpm install-doc --matlabroot="C:Program FilesMATLABR2023a"
• Linux/macOS
MATLAB をユーザー jomalley のフォルダー "/home/username/matlab" にインストールした場
合は、次のコマンドを実行します。
mpm install-doc --matlabroot=/home/jomalley/matlab
MATLAB は既定で、ドキュメンテーションをサポートパッケージのルートフォルダーにインストー
ルします。サポートパッケージのルートを見つけるには、関数
matlabshared.supportpkg.getSupportPackageRoot を使用します。
ドキュメンテーションに別の場所を指定するには、--destination フラグを使用します。MATLAB
がインストールされた場所以外の場所 (ネットワークドライブなど) にドキュメンテーションの
ISO/DMG ファイルをマウントする場合は、--source フラグを使用して、インストーラーファイル
への絶対パスを指定します。
mpm install-doc --matlabroot=matlabrootfolder --source=docinstallfolder --destination=destinationfolder
メモ
• MATLAB のインストール前にこのコマンドを実行すると、エラーが発生します。まず MATLAB をイ
ンストールします。その後、ドキュメンテーションをインストールできます。
• R2023a より前のリリースでこのコマンドを実行しようとすると、エラーが発生します。
4 ドキュメンテーションの ISO または DMG をアンマウントします。ディスク容量を回復する必要が
ある場合は、イメージを削除します。
5 --destination フラグを使用して既定以外の場所にドキュメンテーションをインストールした場
合は、手順 3 に進んで起動ファイルを変更します。
それ以外の場合は、MATLAB を再起動してドキュメンテーションの設定を完了します。
手順 3. MATLAB のドキュメンテーションへのポイント
--destination フラグを使用して既定以外の場所にドキュメンテーションをインストールした場合
は、次の手順に従って MATLAB をドキュメテーションにポイントします。
1 オフラインのコンピューターで、startup.m ファイルを編集用に開きます。
2 startup.m に次の行を追加して、docroot を新しいドキュメンテーションの場所に設定します。ここ
で、NEW_DOCROOT は、ドキュメンテーションをインストールしたフォルダーへのパスです。
docroot(NEW_DOCROOT)
3 MATLAB を再起動してドキュメンテーションのインストールを完了します。
オフラインのマシンへのドキュメンテーションのインストール
1-23

インストール後
通常どおりドキュメンテーションにアクセスします。それでも MATLAB が Web 上のドキュメンテーショ
ンを開こうとする場合は、[ホーム] タブに移動し、[環境] セクションの [基本設定] をクリックし、
[MATLAB] 、 [ヘルプ] を選択します。[ドキュメンテーションの場所] の [ローカル] を選択します。
メモ
• 複数のコンピューターの場合は、ドキュメンテーションのインストールが必要なコンピューターの台
数だけ、このオフライン手順を繰り返します。通常インターネットに接続されているマシンについて
は、
「インターネット接続を使用したドキュメンテーションのインストール」を参照してください。
参考
関連する例
• 「ファイルインストールキーを使用した製品のインストール」
1-24

ネットワークサーバーへのドキュメンテーションのインストール
メモ以下の手順は、管理者のみを対象としています。
既定を Web ドキュメンテーションにすることは、インストール済み製品の最新のドキュメンテーション
をユーザーに提供する最善の方法です。ただし、インターネットにアクセスできないマシンを使用するユ
ーザーにドキュメンテーションへのアクセスを提供する必要がある場合は、個々のマシンにドキュメンテ
ーションをインストールする代わりに、すべてのユーザーがアクセスできるネットワークサーバーにド
キュメンテーションをインストールすることを選択できます。この設定の利点は、次のとおりです。
• ユーザーは、自分のマシンに大量のドキュメンテーションを保存する必要がない。
• 製品の追加または削除が行われたときに、ユーザーがドキュメンテーションを更新する必要がない。
• 最新の状態にしておく限り、ユーザーはインストール可能な最新のドキュメンテーションに常にアク
セスできる。
メモ MATLAB がネットワークサーバーにインストールされていることを確認します。実行する必要はな
く、使用する必要もありませんが、MATLAB がインストールされている必要があります。
さらに、ネットワークサーバーにインストールされた MATLAB に、クライアントが使用する可能性のあ
るツールボックスとアドオンがすべて含まれていることを確認します。これにより、ドキュメンテーショ
ンインストーラーは、インストールするドキュメンテーションセットを認識します。ユーザーがアクセ
スしている製品を除外すると、ユーザーはその製品のドキュメンテーションを取得できません。
ネットワークサーバーにドキュメンテーションをインストールするには、次を行います。
1 「オフラインのマシンへのドキュメンテーションのインストール」の手順に従って、ドキュメンテー
ションをダウンロードし、ネットワークサーバーにインストールします。
2 MATLAB のある各コンピューターの各ユーザー用に startup.m ファイルを編集し、docroot をネ
ットワークサーバー上のドキュメンテーションの場所に設定します。
startup.m ファイルで、次の行を追加します。
docroot(NEW_DOCROOT)
NEW_DOCROOT を、ドキュメンテーションをインストールしたネットワークフォルダーへのパスに
置き換えます。
あるいは、指示のこの部分をユーザーに提供して、ユーザーに実行してもらいます。
3 各ユーザーのマシンで MATLAB を再起動します (またはユーザーに実行してもらいます)。
通常どおり、オンラインまたはオフラインでドキュメンテーションにアクセスします。それでも MATLAB
が Web 上のドキュメンテーションを開こうとする場合は、[ホーム] タブに移動し、[環境] セクション
の [基本設定] をクリックし、[MATLAB] 、 [ヘルプ] を選択します。[ドキュメンテーションの場所] の
[ローカル] を選択します。
ネットワークサーバーへのドキュメンテーションのインストール
1-25

メモ
参考
関連する例
• 「非対話的インストール」
1-26

ネットワークライセンスでの製品のインスト
ール
ネットワーク構成でのクライアントのインストールオプション
2

ネットワークライセンスマネージャーのインストールと構成の計画
ネットワークライセンスマネージャーのインストール手順
MathWorks は、ネットワークインストールに Flexera Software, Inc. のライセンスマネージャープ
ログラムを使用します (このドキュメンテーションでは、"ネットワークライセンスマネージャー" と
呼びます)。
MATLAB をインストールする前に、ネットワークライセンスマネージャーをインストールすることをお
勧めします。これにより、インストール時にクライアントコンピューターがライセンスサーバーに正常
にアクセスしていることを確認できるため、MATLAB のインストールを簡単に検証できます。
ネットワークライセンスの管理のカテゴリから、ネットワークライセンスマネージャーをインストー
ルして実行する手順を選択します。
ネットワークライセンスマネージャーのインストール後、MATLAB のインストール手順を選択します。
注意ネットワークインストールを計画するときに、以下の推奨事項に従ってください。
• ネットワークライセンスマネージャーの実行コマンドを、インターネットまたは信頼されていない
ネットワークに露出しない。
• シャットダウン手順の実行にローカル管理者のアクセス権が必要になるように、ネットワークライセ
ンスマネージャーを起動する。
MATLAB のインストール手順
MATLAB をユーザーのコンピューターにインストールする人は、次を満たしていなければなりません。
• インストールするライセンスの管理者であること
• ライセンスのネームドユーザーである、またはネットワークライセンスが自分の MathWorks アカウ
ントにリンクされている
次の表を参考にして、MATLAB の適切なインストール手順を選択します。
インストールのタイプインストール担
当者
手順
インターネット接続を使用した
対話的なインストールとアクテ
ィベーション。
管理者またはユ
ーザー
管理者:
「インターネット接続を使用した製品のインスト
ール」 (p. 1-2)の手順に従います。
ユーザー:
(p. 2-10)の指示に従います。次に、
「インターネ
ット接続を使用した製品のインストール」 (p.
1-2)の手順に従います。
2 ネットワークライセンスでの製品のインストール
2-2

インストールのタイプインストール担
当者
手順
管理者がインストーラーをダウ
ンロードする。ユーザーがイン
ターネット接続を使用し、対話的
にインストールとアクティベー
ションを行う。
管理者およびユ
ーザー
(p. 2-10)の指示に従います。
次に、エンドユーザーに、
「インターネット接続
を使用した製品のインストール」(p. 1-2)の手順
に従ってもらいます。
オフラインコンピューターへの
対話的なインストールとアクテ
ィベーション
管理者またはユ
ーザー
(p. 2-10)の指示に従います。
次に、
「ファイルインストールキーを使用した製
品のインストール」(p. 1-13)の手順に従います。
管理者がインストーラーをダウ
ンロードする。ユーザーが対話
的にオフラインコンピューター
へのインストールとアクティベ
ーションを行う。
サイレントモードでインストー
ルする。
各ダイアログボックスで必要な
情報を入力してインストールを
対話的に実行する代わりに、イン
ストーラーを非対話的に実行す
ることができる。このモードで
は、すべての必要な情報をプロパ
ティファイルに入力する。
管理者、または知
識のあるユーザ
ー
「非対話的インストール」 (p. 2-8)
参考
関連する例
• 「ネットワークライセンスマネージャーソフトウェアの更新」
• 「ネットワークネームドユーザーライセンスの管理」
• 「コンカレントライセンスの管理」
• 「クラウドプラットフォームの MATLAB のライセンス要件」
ネットワークライセンスマネージャーのインストールと構成の計画
2-3

ネットワークライセンスファイルの更新または変更
ネットワークライセンスについて
ネットワークライセンスには、組織がインストールおよび実行するライセンスを保有している各製品の
暗号パスコードが記載されています。
一般に、サーバーまたはクライアントコンピューター上のネットワークライセンスファイルを変更す
る必要はありません。しかし、状況によっては、ライセンスファイルを編集しなければならない場合も
あります。
• ライセンスサーバーの名前を変更する場合 (たとえば、ライセンスを新しいサーバーでホストする場
合など)。
• ポート番号を変更する場合 (たとえば、サーバーのポートアドレスが変更された場合など)。次のサ
ポート記事に、MATLAB クライアントインストールの移行手順が記載されています。How do I
migrate my MATLAB clients to a new license server when the license server changes?
• ネットワークインストールを新しいライセンスファイルで更新する場合。MATLAB Answers の How
do I update the license file used by the Network License Manager? を参照してください。
ネットワークライセンスファイルの内容
ネットワークライセンスファイルとは特殊な形式の ASCII テキストファイルで、実行するライセンス
のある各製品の暗号パスコードが記載されています。各製品のパスコードは、該当する製品で使用可能な
ライセンスキーの数を指定します。各製品に関連付けられているライセンスキーの使用状況に応じて、
その製品へのアクセスを許可するか拒否するかがネットワークライセンスマネージャーによって決定
されます。
• 各 INCREMENT 行は、製品、製品に対して使用可能なキーの数、その他の情報を指定します (この例
に示されているすべての要素が実際のライセンスファイルの INCREMENT 行に含まれているとは限
りません)。
• バックスラッシュまたは円記号 () は、その行が次の行に続くことを示します。
• シャープ記号 (#) で始まる行はコメント行です。MathWorks インストーラーは、インストール中のラ
イセンスファイル処理時に、これらのコメント行にあるライセンスサーバーのホスト ID、インター
ネットアドレスなどの情報を使用します。
# BEGIN---------------BEGIN---------------BEGIN
# MATLAB license passcode file.
# LicenseNo: 123456 HostID: 6C4B905F446E
#
# R2021b
#
INCREMENT MATLAB MLM 46 30-jan-2025 13 FDC7243F4976
VENDOR_STRING=vi=0:at=200:ae=1:lu=300:lo=CN:ei=1234567:lr=1:2p=0:
DUP_GROUP=UH asset_info=123456 ISSUED=21-Nov-2021 BORROW=720
NOTICE=product=MATLAB SN=123456 SIGN="00C8 0547 EFDF 50D7 B9CE
4C9D 3348 561B E9E3 6CCA 7986 C2F6 38C8 794F EE84"
INCREMENT SIMULINK MLM 46 30-jan-2025 1 7DE4D05FF067
VENDOR_STRING=vi=0:at=200:ae=1:lu=300:lo=CN:ei=1234567:lr=1:2p=0:
DUP_GROUP=UH asset_info=123456 ISSUED=21-Nov-2021 BORROW=720
NOTICE=product=SIMULINK SN=123456 SIGN="00BE C534 0A32 1821
AFCE D040 2085 3E00 9005 4983 7EFB 875F E4A7 FEE6 9548"
2-4

ライセンスの処理
ネットワークライセンスマネージャーまたは MATLAB ソフトウェアのインストール時に、インストーラ
ーはサーバーマシン用とクライアントマシン用のネットワークライセンスをそれぞれ処理します。
サーバーへのネットワークライセンスマネージャーのインストール中
サーバー上でインストーラーが次を行います。
• license.dat というネットワークライセンスファイルのコピーを作成し、ファイルを処理して
SERVER と DAEMON の行を追加し、ネットワークライセンスマネージャーをインストールす
る /etc フォルダーにこのコピーを配置します。これは、MATLAB のインストールフォルダーです。
• SERVER 行はサーバーホストとポート番号を識別します。DAEMON 行はネットワークライセンス
マネージャーデーモンの名前を識別します。
• ネットワークネームドユーザーライセンスについては、インストール時にインストーラーでオプシ
ョンファイルが作成されると、ライセンスファイルの DAEMON 行に Options= 構文も追加されま
す。この構文はオプションファイルのパス名を指定します。
たとえば、使用しているサーバー名が thunderball で MAC アドレスが 03:42:f8:1b:b2:72 の場
合、ライセンスファイルの SERVER 行と DAEMON 行は次のようになります。
SERVER thunderball 03:42:f8:1b:b2:71
DAEMON MLM "C:Program FilesMATLABR2023aetcwin64MLM.exe"
options="C:Program FilesMATLABR2023aetcmlm.opt"
クライアントコンピューターへの MATLAB のインストール中
インストーラーを実行するには、まずネットワークライセンスマネージャーのインストール中に構成さ
れた license.dat ファイルをコピーし、
クライアントマシンまたはネットワークからアクセス可能な
場所のいずれかに配置する必要があります。
次に、インストール中に、インストーラーは icense.dat のコピーを作成し、それを処理してライセン
スファイルから INCREMENT 行と DAEMON 行を削除して、SERVER 行はそのまま残します。また、フ
ァイルにステートメント USE_SERVER を追加します。この行はクライアントにサーバー上のネットワ
ークライセンスファイルを指定します。ファイルには製品のすべてのパスコードが記載されています。
この構成済みファイルに network.lic という名前を付け、そのファイルを matlabrootlicenses
に配置します。
メモライセンスセンターからダウンロードしたライセンスファイルをユーザーに提供しないでくださ
い。ユーザーは、ネットワークライセンスマネージャーのインストール中に特別に構成されたライセン
スファイルを使用する場合にのみ、インストールができます。
MATLAB ライセンスの検索パス
MATLAB は起動時にライセンスファイルを読み取り、製品のライセンスを確認します。MATLAB は次の場
所を順番に検索してライセンスファイルを見つけます。
1 MATLAB の起動コマンドラインに -c オプションを使用して指定されたライセンスファイル。-c
オプションは検索順序全体をオーバーライドし、コマンドラインに指定されている内容のみを使用
します。これは MATLAB が検索する "唯一の" パスです。
2-5

2 環境変数 MLM_LICENSE_FILE および LM_LICENSE_FILE。
3 プログラムを起動したユーザーのプロファイルフォルダー
4 MATLAB インストールの licenses フォルダーにある license.dat というファイル、または拡
張子 .lic をもつ任意のファイル。
MATLAB がネットワークライセンスサーバーからチェックアウトされると、同じセッションでチェック
アウトされるすべてのツールボックスもそのライセンスサーバーから取得されます。パス上のライセン
スファイルがサーバーライセンスではない場合 (つまり、インディビジュアル、コンピューター指定、
または評価版のスタンドアロンライセンスファイルである場合) でも、ツールボックスはそのファイル
またはライセンスサーバーからチェックアウトできます。
MATLAB ライセンスの検索パスの設定
既定で MATLAB は、ライセンスファイルをクライアントコンピューター上の MATLAB クライアントイ
ンストールフォルダーにある licenses フォルダーにインストールします。ただし、次のいずれかの
方法でこの場所をオーバーライドすることができます。
• MATLAB の起動時にコマンドラインで -c オプションを使用して、
ライセンスファイルへのパスを指
定します。
-c オプションは環境変数を含む検索順序全体をオーバーライドし、コマンドラインに指定されてい
る内容 "のみ" を使用します。これは MATLAB が検索する "唯一の" パスです。
検索を行うパスの一覧を指定できます。-c オプションを使用するときには、
次のことに注意してくだ
さい。
• ライセンスファイルへのパスにスペースが含まれる場合は、パス名を引用符で囲みます。
• 複数のライセンスファイルを指定する場合は、必ずライセンスファイルのリスト全体を引用符で
囲みます。
• 環境変数を設定します。
"MLM_LICENSE_FILE" は、MATLAB 製品のライセンスファイルの場所を指定します。MathWorks
は、まずこの環境変数を検索します。
メモ環境変数 LM_LICENSE_FILE を設定できますが、この変数はすべての Flex 対応製品に影響を与
えるため、使用は推奨されません。代わりに、<VENDOR>_LICENSE_FILE を使用してください。
メモ環境変数 MLM_LICENSE_FILE を使用している場合は、matlab/licenses/network.lic を削
除する必要があります。
ネットワークライセンスの更新
製品やシート数の変更により MathWorks から新しいライセンスを受け取った場合、MATLAB ライセンスに
ユーザーがアクセスする可能性の最も低い時間に、ネットワークサーバー上のライセンスファイルを更
新するように計画してください。この手順では、ネットワークライセンスマネージャーの停止と起動が
必要です。再読み取りは特定のライセンスに影響を及ぼす可能性があるため、実行しないでください。
メモ MATLAB を新しいリリースにアップグレードする目的でこの手順を使用しないでください。後のリ
リースにアップグレードする場合は、
「新しい MATLAB リリースの入手」を参照してください。
2-6

ライセンスファイルの更新を行うのはライセンス管理者でなければなりません。
サーバー上のライセンスファイルを更新するには、次を行います。
1 MathWorks Web サイトのライセンスセンターにアクセスし、アカウントにサインインします。
2 更新するライセンスを選択します。
3 [インストールとアクティベーション] をクリックします。
4 更新するサーバー用のライセンスファイルを取得します。
5 ネットワークライセンスマネージャーを停止します。
6 サーバー上の既存のライセンスと新しいライセンスの両方をエディターで開きます。以下の手順に
従って、新しいライセンスの大部分を古いライセンスにコピーします。
a 既存のライセンスで、ファイルの先頭にある SERVER 行と DAEMON 行を除くすべてのコンテンツ
を削除します。
b 新しいライセンスで、SERVER 行と DAEMON 行の下から末尾までのすべてのコンテンツをコピー
します。
c コピーしたコンテンツを、既存のライセンスの SERVER 行と DAEMON 行の下に貼り付けます。
d 既存のライセンスを保存します。新しいライセンスをバックアップとして保存できます。ただ
し、SERVER 行と DAEMON 行は組織固有のものに置き換えなければならない点に注意してくださ
い。
7 オプションファイルがある場合、その構成によっては更新が必要なこともあります。オプションフ
ァイルがない場合はこの手順を省略します。
8 ネットワークライセンスマネージャーを起動します。
ステータスを問い合わせて、ライセンスファイルが更新されたことを確認できます。次のサポート記事
に、ステータスを問い合わせる手順が記載されています。Monitor the Usage of Licenses or Keys
参考
外部の Web サイト
• ライセンスセンター
2-7

非対話的インストール
非対話的インストールを使用する状況
MATLAB ソフトウェアのインストールを多数回実行する必要があり、各インストールで入力する情報が同
じである場合、この情報をプロパティファイルに設定して、MathWorks インストーラーを非対話的に実
行することができます。プロパティファイルはインストーラーの起動時にコマンドラインで指定しま
す。このファイルは、通常であればインストーラーのダイアログボックスで対話的に指定する情報をイ
ンストーラーに与えます。非対話的インストール (サイレントインストールとも呼ばれます) では、時
間を節約し、間違いを防ぐことができます。
インストーラープロパティファイルの使用
メモインストーラープロパティファイル (installer_input.txt) を使用するには、ファイルイ
ンストールキーが必要です。ファイルインストールキーを使用するインストールの詳細については、
「ファイルインストールキーを使用した製品のインストール」 (p. 1-13)を参照してください。
インストーラーを非対話的に実行するには、次を行います。
1 インストーラーと製品ファイルをダウンロードします。
「インストールを後で行う場合の製品のダウ
ンロード」 (p. 1-9)の手順を参照してください。
2 MATLAB 製品インストーラーを含む製品ファイルが、コンピューターの既定のダウンロードフォルダ
ーまたはネットワーク共有フォルダーなどのアクセス可能な場所にあることを確認します。製品フ
ァイルがコンピューターの既定のダウンロードフォルダー以外の場所にある場合、インストーラー
ファイルは製品ファイルと同じフォルダーになければなりません。
3 インストーラープロパティファイルを作成します。
installer_input.txt という名前のインストーラープロパティファイルテンプレートのコピ
ーを作成します。このファイルは、ソフトウェアをダウンロードしたフォルダーの最上位にありま
す。
たとえば、Windows コンピューターでは次のコマンドを実行します。
copy Z:installer_input.txt C:tempmy_installer_input.txt
4 任意のテキストエディターを使用してインストーラープロパティファイルを開き、指定されてい
るすべてのパラメーターの値を入力します。たとえば、製品をインストールする場所を指定するに
は、destinationFolder= パラメーターの値をインストールフォルダーの絶対パスに設定します
(必ず絶対パスを渡してください。相対パスを使用すると、installer_input ファイルが正しく読み
取られない場合があります)。
メモ Linux コンピューターおよび macOS コンピューターでインストーラープロパティファイル
を指定する方法の詳細については、インストーラープロパティファイルのテンプレート
(installer_input.txt) に含まれている手順を参照してください。
たとえば、Windows では次のようになります。
destinationFolder=C:Program FilesMATLABR2023a
Linux または Mac OS では、次のようになります。
2-8

destinationFolder=/opt/MATLAB/R2023a
インストーラープロパティファイルのテンプレートには、各パラメーターの説明が有効な値と共に
含まれています。ファイルインストールキーを fileInstallationKey= パラメーターの値と
して指定します。
5 ファイルへの変更を保存します。
6 インストーラーと製品ファイルのダウンロード先フォルダーにいることを確認します。コマンドウ
ィンドウまたはコマンドターミナルで、-inputFile オプションを使用してインストーラープロ
パティファイルの絶対パスをコマンドライン引数として指定し、インストーラーを起動します。
• Windows
setup.exe -inputFile C:tempmy_installer_input.txt
• Linux と Mac OS では、次のようにインストールスクリプトを使用します。
install -inputfile /tmp/my_installer_input.txt
インストールログファイル
MathWorks 製品のインストールやアクティベーションの際に、
製品のインストーラーは、
インストールプ
ロセスに関する情報の取得に使用できるログファイルを作成します。
インストールログファイルの名前は mathworks_%username%.log で、アクティベーションログ
ファイルの名前は aws_%username%.log です。どちらの場合でも、%username% はインストーラー
を実行しているユーザーです。
ログファイルの場所を見つけるには、Where are the Installation, Activation, & Service Host log
files located for MATLAB?を参照してください。
非対話的インストール
2-9

エンドユーザーによる製品のインストール
メモ [ネットワークライセンスファイルが必要] というエラーのためにこのトピックを参照し、かつネ
ットワークライセンスを既に MathWorks アカウントにリンクしている場合は、管理者に連絡してネット
ワークライセンスファイルのコピーを入手してからインストーラーに戻ってください。
メモ以下の手順は、ネットワークライセンスを使用して自分のマシンにインストールを行うユーザーを
サポートするものです。エンドユーザーのためにソフトウェアをインストールする管理者である場合
は、
「クライアントマシンへの製品のインストール」を参照してください。それ以外の場合は、以下の手
順を参照して、ユーザーが正常にインストールを行うために必要なアイテムを提供してください。
ライセンス要件
すべてのネットワークライセンスユーザーは、製品をインストールする前に、自分のマシンにネットワ
ークライセンス (license.dat) のコピーを構成するか、
そのコピーにネットワーク共有からアクセス
できなければなりません。
• 管理者 – ネットワークユーザーが MATLAB をインストールする前に、
ネットワークライセンスマネ
ージャーからの license.dat のコピーを渡してください。このネットワークライセンスファイ
ルは、組織のネットワークライセンスマネージャーのインストール時に処理されました。つまり、
使用しているネットワークライセンスサーバーについて正しい SERVER 行が含まれています。イ
ンストール時におけるネットワークライセンスの処理方法の詳細については、
「ライセンスの処理」
を参照してください。
ライセンスの電子メールで受信したオリジナルのライセンスファイルのコピーをユーザーに提供し
ないでください。この形式のライセンス情報は、正しい SERVER 行を含んでいないため、使用できま
せん。また、MathWorks から受信したライセンス電子メールをユーザーに転送することも避けてくだ
さい。
• MATLAB ユーザー – MathWorks 製品をインストールする前に、ライセンス管理者またはネットワーク
管理者から license.dat のコピーを入手する必要があります。
評価版ライセンスを使用している場合は、
https://www.mathworks.com/licensecenter/trials にアクセス
します。
手順の選択
次の表を参考にして、使用する手順を決定します。
シナリオ使用する手順
MATLAB リリースの更新とアップグレードを自分で
行う場合。
「オプション #1: MathWorks アカウントにネットワ
ークライセンスをリンクする」
このインストールを 1 回だけ実行することを依頼
され、
自分で更新やアップグレードをインストール
することはないと想定される場合。コンピュータ
ーがオフラインの場合は、
このオプションを使用し
なければなりません。
「オプション #2: ライセンスファイルとファイル
インストールキーを使用してインストールする」
2-10

複数のリリース同じマシンに複数のリリースをインストールできます。たとえば、R2022a と R2022b の
両方、または R2022b と R2023a の両方をインストールできます。
オプション #1: MathWorks アカウントにネットワークライセンスをリンクする
コンピューターがオフラインの場合は、オプション #2 のワークフローに従わなければなりません。
ネットワークライセンスをリンクするには、次を行います。
1 管理者に連絡して、使用するネットワークライセンス番号を入手します。
2 ライセンスを MathWorks アカウントにリンクするには、追加のライセンスをリンクするの手順に従
います (先にサインインしなければならないことがあります)。
MathWorks アカウントを保有していない場合は、リンク先のページで作成できます。
3 管理者から組織のネットワークライセンスファイルのコピーを取得し、このライセンスファイル
を、インストールを予定しているマシンにコピーします。
このオプションを選択した場合、
「インターネット接続を使用した製品のインストール」に記載されたオ
ンラインインストールの手順に従うことができますが、次の違いがあります。
オンラインインストール中にプロンプトが表示されたら、アカウントにリンクされたネットワークライ
センスを指定します。インストーラーはこれをネットワークライセンスとして認識し、ライセンスファ
イルの指定を求めるプロンプトを表示します。ライセンスファイルへのパスを入力し、[次へ] をクリッ
クしてインストールを続行します。
オプション #2: ライセンスファイルとファイルインストールキーを使用して
インストールする
このワークフローでは、コンピューターはインターネットに接続されていても、オフラインでも構いませ
ん。マシンがオフラインの場合は、このワークフローを使用しなければなりません。
1 管理者に連絡して、ネットワークライセンスファイルのコピー (
「ライセンス要件」を参照) と、
ファイルインストールキー (FIK) を入手します。
2 このネットワークライセンスファイルと FIK を、MATLAB のインストールを予定しているマシンに
コピーします。
3 「インストールを後で行う場合の製品のダウンロード」と「ファイルインストールキーを使用した
製品のインストール」の手順に従います。管理者がインストーラーをダウンロードした場合は、その
管理者にファイルへのアクセス権の付与を依頼します。
参考
関連する例
• 「インターネット接続を使用した製品のインストール」 (p. 1-2)
• 「ファイルインストールキーを使用した製品のインストール」 (p. 1-13)
エンドユーザーによる製品のインストール
2-11

手動による MATLAB インストールのアクティベーション
アクティベーションの概要
"アクティベーション" は、MathWorks 製品を使用するライセンス許可を受けていることを確認するプロ
セスです。このプロセスでは、ライセンスを検証して、選択したライセンスオプションで許可されてい
る数を超えるコンピューターまたはユーザーによってソフトウェアが使用されないようにします。通常、
アクティベーションはインストール中に行われ、エンドユーザーによる個別のアクションはありません。
しかし、手動でソフトウェアのアクティベーションを行う場合もあります。たとえば、インストール時の
アクティベーションが何らかの理由で失敗した場合や、ファイルインストールキーでインストールを
行ってライセンスを指定しなかった場合です。
このトピックでは、手動でのアクティベーションが必要になった場合のアクティベーション方法について
説明します。
他のユーザーがインストールした MATLAB ソフトウェアのアクティベーションを指示されているエンド
ユーザーも、この手順に従っていただけます。
• MATLAB 内からオンラインアクティベーションを実行するには、コンピューターがインターネットに
接続されていなければなりません。
• MATLAB 内からオフラインアクティベーションを実行するには、ライセンスファイルがなければなり
ません。
• インディビジュアルライセンスを使用している場合、オンラインのマシンを使用してライセンス
センターに移動し、ライセンスファイルを入手します (所有しているライセンスの種類がわから
ない場合は、ライセンスセンターで確認できます)。
• 使用するライセンスを選択します。
• [インストールとアクティベーション] タブに移動します。
• [アクティベーションを実行してライセンスファイルを取得] をクリックします。ライセンス
ファイルをダウンロードし、オフラインのマシンに転送します。
• 共有ライセンスを使用している場合、管理者に問い合わせて、所属する組織専用に構成されたライ
センスファイルを入手します。それをオフラインのマシンにコピーします。
手順 1. アクティベーションアプリの起動
アクティベーションアプリは、MATLAB 内から、またはオペレーティングシステムのコマンドラインか
ら起動することができます。
MATLAB からのアクティベーションアプリの起動
次の手順に従います。
1 [ホーム] タブの [リソース] セクションで、[ヘルプ] 、 [ライセンス] をクリックします。
2 [ソフトウェアのアクティベーションを行う] を選択します。
コマンドラインからのアクティベーションアプリの起動
• Windows システム — タスクバーの検索ボックスに「Activate」と入力し、[Activate MATLAB] アプ
リケーションを表示させます。
2-12

• macOS システム — MATLAB アプリケーションパッケージに含まれているアクティベーションアプリ
ケーションのアイコンをダブルクリックします。MATLAB アプリケーションパッケージの内容を表示
するには、パッケージを右クリック (または Ctrl キーを押しながらクリック) し、[パッケージの内
容を表示] を選択します。
• MATLAB インストールフォルダーに移動し、アクティベーションアプリケーションを開きます。
• Windows システム — matlabrootbin$ARCH フォルダーにある
MathWorksProductAuthorizer.exe ファイルをダブルクリックします。ここで、
matlabroot は MATLAB インストールフォルダーであり、
$ARCH は matlabrootbinwin64
のようなプラットフォーム固有のサブフォルダーです。
• Linux および macOS システム — matlabrootbin$ARCH フォルダーにある
MathWorksProductAuthorizer を実行します。ここで、matlabroot は MATLAB インストー
ルフォルダーであり、
$ARCH は matlabrootbinglnxa64 フォルダーのようなプラットフォ
ーム固有のサブフォルダーです。
手順 2. ライセンスのアクティベーション
メモコンピューターがオフラインの場合、ライセンスファイル (オフライン) のワークフローが自動的
に開始します。しかし、コンピューターがインターネットに接続されている場合は、オンラインのワーク
フローが開始します。
• ライセンスファイルのワークフローに切り替えるには、
[詳細オプション] で [ライセンスファイル
を使用する] を選択します。
• ライセンスファイルのワークフローからオンラインのワークフローに切り替えるには、[詳細オプシ
ョン] で [ライセンスをリンクする] を選択します。
オンラインのワークフロー
1 MathWorks アカウントに使用する電子メールアドレスを入力します。
MathWorks アカウントがない場合は、この時点で作成できます。
2 MathWorks アカウントとリンクされたライセンスのリストからライセンスを選択して、[次へ] をク
リックします。
3 選択内容が正しいことを確認し、[アクティベーション] をクリックします。
オフライン (ライセンスファイル) のワークフロー
1 電子メールアドレスの入力を求めるプロンプトが表示されたら、
[詳細オプション] で [ライセンス
ファイルを使用する] を選択します。
2 ライセンスファイルへのパスを入力し、[アクティベーション] をクリックします。
この後は
MathWorks ソフトウェアの使用を開始する準備ができました。
手動による MATLAB インストールのアクティベーション
2-13

ネットワークライセンスマネージャーのイ
ンストール
ネットワークネームドユーザーライセンスとコンカレントライセンス用に、ネットワークライセン
スマネージャーをインストールして実行します。
3

ネットワークライセンスマネージャーのオフラインインストール
インターネットに接続されていないマシンにネットワークライセンスマネージャーをインストールす
るには、ネットワークライセンスファイルを使用します。ただし、最初に、インターネットに接続され
ているコンピューターを使用してインストーラーとライセンスファイルをダウンロードしなければなり
ません。
MATLAB ソフトウェアをクライアントシステムにインストールする前に、ライセンスマネージャーをイ
ンストールして実行していなければなりません。MathWorks ソフトウェアをクライアントシステムにイ
ンストールする方法の詳細については、
「ネットワークライセンスマネージャーのインストールと構成
の計画」 (p. 2-2)を参照してください。
ネットワークライセンスマネージャーは、サイトで 1 回のみインストールする必要があります。
手順 1. ライセンスファイルのダウンロード
これらの手順は、インターネットに接続しているマシンで実行してください。
1 MathWorks Web サイトのライセンスセンターに移動します。指示があった場合は、MathWorks アカ
ウントにサインインします。
2 使用するネットワークライセンスをクリックします。
3 [インストールとアクティベーション] タブをクリックし、[サーバーのアクティベーションを実行]
をクリックします。
4 ネットワークライセンスマネージャーを実行するコンピューターのホスト ID を取得します。
MATLAB Answers の What is a Host ID? How do I find my Host ID in order to activate my
license? を参照してください。
5 ネットワークライセンスマネージャーを実行するコンピューターのオペレーティングシステムの
タイプとホスト ID を指定します。オプションで、アクティベーションに説明ラベルを割り当てるこ
ともできます。[続行] をクリックします。
6 [ソフトウェアはインストールされていますか?] に [いいえ] と回答して、[続行] をクリックしま
す。
7 [ライセンスファイルをダウンロード] または [ライセンスファイルを電子メールで送信] を選択
します。
いずれのオプションを選択した場合でも、ネットワークライセンスマネージャーをインストールす
るサーバーにライセンスファイルを必ず保存してください。
[続行] をクリックします。
このワークフローでは、ライセンスセンターの手順 2 と手順 3 をスキップし、引き続きここに示す手
順に従うことができます。
手順 2. インストーラーのダウンロード
1 インターネットに接続されているコンピューターで、MathWorks Web サイトのダウンロードページ
から MathWorks 製品のインストーラーをダウンロードします。
2 インストーラーファイルとライセンスファイルを、ネットワークライセンスマネージャーをイン
ストールするサーバーにコピーします。
3 ネットワークライセンスマネージャーのインストール
3-2

手順 3. インストーラーの起動
1 インストーラーを起動します。
• Windows システム
MathWorks Web サイトでインストーラーを選択し、[実行] をクリックすると、インストーラーが
自動的に起動します。インストーラーを保存した場合は、保存先のフォルダーにある自己解凍形
式のインストーラーファイルをダブルクリックします。自己解凍形式のインストーラーファイ
ルの名前は matlab_release_$ARCH です。release はインストールするリリース (R2020a
など) を、$ARCH は選択したアーキテクチャを示します。
解凍の完了後に、インストーラーが自動的に起動します。
後でインストーラーを再起動するには、setup.exe をクリックします。このファイルは、ファ
イルを解凍したフォルダーの最上位にあります。
• macOS システム
MathWorks Web サイトからダウンロードした dmg ファイルをダブルクリックします。
InstallForMacOSX.app をダブルクリックします。
• Linux システム
unzip コマンドを使用して、MathWorks Web サイトからダウンロードしたアーカイブファイル
からファイルを解凍します。ファイルの解凍後、次のインストーラーコマンドを実行します。
./install
手順 4. ソフトウェアライセンス許諾書の確認
ソフトウェアライセンス許諾書を確認し、条件に同意する場合は [はい] を選択して [次へ] をクリッ
クします。
メモインストール後に適宜エンドユーザーライセンス許諾書を表示するには、MATLAB コマンドウィ
ンドウで次のコマンドを実行します。
>> edit( fullfile(matlabroot, 'license_agreement.txt') )
手順 1 でダウンロードしたライセンスファイルの名前とパスを入力します。[次へ] をクリックしま
す。
ライセンスに含まれるホスト ID をインストーラーが見つけることができない場合、インストール完了後
にホスト ID を手動で追加するよう指示するメッセージが表示されます。
保存先フォルダーは、ネットワークライセンスマネージャーをインストールする場所です。既定のイン
ストールフォルダーをそのまま使用するか、[参照] をクリックして別のフォルダーを選択します。指定
したフォルダーが存在しない場合は、インストーラーによって作成されます。
ネットワークライセンスマネージャーのオフラインインストール
3-3

保存先フォルダーは絶対パスでなければなりません。MathWorks では、ネットワークライセンスマネー
ジャーを専用のフォルダーにインストールすることを推奨します。ドライブの最上位を選択した場合、選
択内容を確認するように求められます。
手順 7. オプションの選択 (Windows システムのみ)
ネットワークライセンスマネージャーサービスを設定することにより、システム起動時にライセンス
マネージャーが自動的に起動し、Windows の [サービス] コントロールパネルでライセンスマネージャ
ーを一元管理できます。システム起動時にライセンスマネージャーを自動的に起動する場合は、[サービ
スとして構成] チェックボックスをオンにします。
ネットワークライセンスマネージャーの既定の設定を確認するには、[既定の設定の表示] をクリック
します。ネットワークライセンスマネージャーサービスを設定しないことを選択した場合は、後から
設定できます。
メモ新しいネットワークライセンスマネージャーをインストールするまで既存のネットワークライ
センスマネージャーを継続して使用する場合は、[サービスとして構成] チェックボックスをオンにしな
いでください。この場合でも、インストーラーによりネットワークライセンスマネージャーファイル
がインストールされます。インストールが完了したら、既存のライセンスマネージャーを停止して、新
しいライセンスマネージャーを起動できます。
[閉
じる] をクリックします。追加の手順が必要な場合は、クライアントマシンに MATLAB をインストール
して実行する前に完了しておきます。
参考
関連する例
• 「ネットワークライセンスマネージャーのインストールと構成の計画」 (p. 2-2)
3-4

インターネット接続を使用したネットワークライセンスマネージャー
のインストール
インターネットに接続しているコンピューターにネットワークライセンスマネージャーをインストー
ルします。MATLAB ソフトウェアをクライアントシステムにインストールする前に、ライセンスマネー
ジャーをインストールして実行していなければなりません。
「ネットワークライセンスマネージャーの
インストールと構成の計画」 (p. 2-2)を参照してください。
ネットワークライセンスマネージャーは、サイトで 1 回のみインストールする必要があります。
手順 1. ライセンスファイルのダウンロード
1 MathWorks Web サイトのライセンスセンターに移動します。指示があった場合は、MathWorks アカ
ウントにサインインします。
2 このインストールに使用するネットワークライセンスをクリックします。
3 [インストールとアクティベーション] タブをクリックし、[サーバーのアクティベーションを実行]
をクリックします。
4 ネットワークライセンスマネージャーを実行するコンピューターのホスト ID を取得します。
What is a Host ID? How do I find my Host ID in order to activate my license? を参照してく
ださい。
5 ネットワークライセンスマネージャーを実行するコンピューターのオペレーティングシステムの
タイプとホスト ID を指定します。オプションで、アクティベーションに説明ラベルを割り当てるこ
ともできます。[続行] をクリックします。
6 [ソフトウェアはインストールされていますか?] に [いいえ] と回答して、[続行] をクリックしま
す。
7 [ライセンスファイルをダウンロード] または [ライセンスファイルを電子メールで送信] を選択
します。
いずれのオプションを選択した場合でも、ネットワークライセンスマネージャーをインストールす
るサーバーにライセンスファイルを必ず保存してください。
[続行] をクリックします。
このワークフローでは、ライセンスセンターの手順 2 と手順 3 をスキップし、引き続きここに示す手
順に従うことができます。
手順 2. 製品インストーラーのダウンロードと起動
1 MathWorks Web サイトのダウンロードページから MathWorks 製品のインストーラーをダウンロー
ドします。
Web サイトでインストーラーを選択すると、ライセンスマネージャーファイルではなく、選択した
プラットフォームでインストーラーを実行するために必要なファイルが渡されます。インストール
時に、インストーラーが必要なファイルを MathWorks からダウンロードします。
2 インストーラーを起動します。
• Windows システム
インターネット接続を使用したネットワークライセンスマネージャーのインストール
3-5

MathWorks Web サイトでインストーラーを選択し、[実行] をクリックすると、インストーラーが
自動的に起動します。インストーラーを保存した場合は、保存先のフォルダーにある自己解凍形
式のインストーラーファイルをダブルクリックします。自己解凍形式のインストーラーファイ
ルの名前は matlab_release_$ARCH です。release はインストールするリリース (R2020a
など) を、$ARCH は選択したアーキテクチャを示します。
解凍の完了後に、インストーラーが自動的に起動します。
後でインストーラーを再起動するには、setup.exe をクリックします。このファイルは、ファ
イルを解凍したフォルダーの最上位にあります。
• macOS システム
MathWorks Web サイトからダウンロードした dmg ファイルをダブルクリックします。
InstallForMacOSX.app をダブルクリックします。
• Linux システム
unzip コマンドを使用して、MathWorks Web サイトからダウンロードしたアーカイブファイル
からファイルを解凍します。ファイルの解凍後、次のインストーラーコマンドを実行します。
./install
3 インストーラーからサインインを指示されたら、
[詳細オプション] 、[ネットワークライセンスマ
ネージャーをインストールする] をクリックします。
手順 3. ソフトウェアライセンス許諾書の確認
ソフトウェアライセンス許諾書を確認し、条件に同意する場合は [はい] を選択して [次へ] をクリッ
クします。
メモインストール後に適宜エンドユーザーライセンス許諾書を表示するには、MATLAB コマンドウィ
ンドウで次のコマンドを実行します。
>> edit( fullfile(matlabroot, 'license_agreement.txt') )
手順 1 でダウンロードしたライセンスファイルの名前とパスを入力します。[次へ] をクリックしま
す。
ライセンスに含まれるホスト ID をインストーラーが見つけることができない場合、インストール完了後
にホスト ID を手動で追加するよう指示するメッセージが表示されます。
保存先フォルダーは、ネットワークライセンスマネージャーをインストールする場所です。既定のイン
ストールフォルダーをそのまま使用するか、[参照] をクリックして別のフォルダーを選択します。指定
したフォルダーが存在しない場合は、インストーラーによって作成されます。
3-6

保存先フォルダーは絶対パスでなければなりません。MathWorks では、ネットワークライセンスマネー
ジャーを専用のフォルダーにインストールすることを推奨します。ドライブの最上位を選択した場合、選
択内容を確認するように求められます。
手順 6. オプションの選択 (Windows システムのみ)
ネットワークライセンスマネージャーサービスを設定することにより、システム起動時にライセンス
マネージャーが自動的に起動し、Windows の [サービス] コントロールパネルでライセンスマネージャ
ーを一元管理できます。システム起動時にライセンスマネージャーを自動的に起動する場合は、[サービ
スとして構成] チェックボックスをオンにします。
ネットワークライセンスマネージャーの既定の設定を確認するには、[既定の設定の表示] をクリック
します。ネットワークライセンスマネージャーサービスを設定しないことを選択した場合は、後から
設定できます。
メモ新しいネットワークライセンスマネージャーをインストールするまで既存のネットワークライ
センスマネージャーを継続して使用する場合は、[サービスとして構成] チェックボックスをオンにしな
いでください。この場合でも、インストーラーによりネットワークライセンスマネージャーファイル
がインストールされます。インストールが完了したら、既存のライセンスマネージャーを停止して、新
しいライセンスマネージャーを起動できます。
[閉
じる] をクリックします。追加の手順が必要な場合は、クライアントマシンに MATLAB をインストール
して実行する前に完了しておきます。
参考
関連する例
• 「ネットワークライセンスマネージャーのインストールと構成の計画」 (p. 2-2)
インターネット接続を使用したネットワークライセンスマネージャーのインストール
3-7

ネットワークライセンスマネージャーソフトウェアの更新
ネットワークライセンスマネージャーソフトウェアを更新するには、ライセンスマネージャーを停止
してから再起動する必要があります。この手順を実行するのはネットワークライセンス管理者でなけれ
ばなりません。
ライセンスファイルの運用に関する潜在的な問題を回避するために、MATLAB ソフトウェアをアップグレ
ードするときには常に、ネットワークライセンスマネージャーソフトウェアのアップグレードを検討
手順 1. ネットワークライセンスマネージャーの停止
ネットワークライセンスマネージャーを実行中の場合は終了します。
• Linux システムおよび macOS システム — lmdown コマンドを使用します。詳細については、
「コマン
ドラインユーティリティの使用」を参照してください。
• Windows システム — 競合を回避するために既存のサービスを削除します。
1 matlabrootetc$ARCH フォルダーにある lmtools.exe ファイルをダブルクリックして、
LMTOOLS を起動します。ここで、matlabroot は MATLAB インストールフォルダー、$ARCH は
win64 などのプラットフォーム固有のサブフォルダーです。
2 [Config Services] タブを選択します。
3 [Service Name] メニューから、削除するサービスを選択して [Remove Service] をクリックしま
す。
手順 2. インストール方法の選択
ネットワークライセンスマネージャーを更新するために、ソフトウェアデーモンのみをダウンロード
するか、MATLAB インストーラーを使用するかを選択できます。
ダウンロードしたデーモンを使用したネットワークライセンスマネージャーソフトウェアの更新
ネットワークライセンスマネージャーが既にインストールされ、設定されている場合は、MathWorks イ
ンストーラーを使用する代わりにサーバーに直接新しいネットワークライセンスマネージャーデーモ
ンをダウンロードして、ソフトウェアの最新バージョンをインストールできます。ライセンスマネージ
ャーデーモンには、次のものが含まれます。
• lmgrd — ネットワークライセンスマネージャーデーモン
• mlm — MathWorks ベンダーデーモン
1 手順 1 で説明したように、ネットワークライセンスマネージャーを停止します。
2 MathWorks Web サイトの License Manager Download から、使用しているプラットフォーム用の zip
ファイルをダウンロードします。
3 ファイルを zip ファイルからネットワークライセンスマネージャーのフォルダーに解凍します。
ライセンスマネージャーファイルの既定の場所は、matlabrootetc$ARCH フォルダーです。
matlabroot は MATLAB インストールフォルダー、$ARCH はプラットフォーム固有のサブフォル
ダーを表します。
4 ネットワークライセンスマネージャーを再起動し、必要に応じて設定します。
3-8

MATLAB インストーラーを使用したネットワークライセンスマネージャーソフトウェアの更新
1 手順 1 で説明したように、ネットワークライセンスマネージャーを停止します。
2 ライセンスマネージャーのソフトウェア更新をインストールします。
「ライセンスサーバーへのラ
イセンスマネージャーのインストール」の手順に従います。
参考
関連する例
• 「ネットワークライセンスマネージャーの起動」
• 「ネットワークライセンスマネージャーの監視」
ネットワークライセンスマネージャーソフトウェアの更新
3-9

mathworks_installation_help_ja_JP.pdf

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