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企業のオープンソース戦略 (2014)
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Hironori Sakamoto
企業のオープンソース戦略とライセンス適用についての資料です。 2014 年に作成していたものです。
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企業のオープンソース戦略 (2014)
1.
企業のオープンソース戦略 (2014) 坂本 啓法 (Keiho
Sakapon)
2.
もくじ • オープンソース戦略 – 対象となる成果 –
投資の回収 – 宣伝効果 – 人材の価値向上 • オープンソース ライセンス – 分類・種類 – 適用ガイド
3.
オープンソース戦略
4.
従来のよくある問題点 • 複数のプロジェクトで共通に役立つソースコードが 共有されていない – 特許・製品のレベルではないライブラリなど –
ソースコードに限らず、Tips や作業手順も • ソースコードの保守が難しい – 共有されたとしても、リリース後は個別管理 – 作者に個別に問合せ • 社内の過去の実験的なプロジェクトを発見できない – 管理されておらず、検索できない • 産業全体に貢献していない – 社外の情報を参照するが、逆に情報を提供していない
5.
戦略的視点 • 特許・製品のレベルではないソースコードを どう戦略的に活用するか – 値段を付けて直接売ることができないため –
開発コストはかかるが、単独では価値がない
6.
オープン化の対象となる成果 • 公開すると世間にとって有益なもの – かつ、公開しても自社の不利益にならないもの –
特許・製品でなく、顧客にも依存しないもの – 再利用性が高いもの • 事実上、「ソースコード」だけではない – ブログなどによる技術解説 – イベントでの発表資料 – 実際の動作を記録した動画・・・など • コンセプトを示すためのもの – 品質よりもスピードに価値が置かれる場合
7.
投資の回収 • サービスのレベルで、ユーザーから見える価値 で勝負する – 作業時間に対価を要求しない –
下位の機能に対価を要求しない – ソースコード自体の価値は低下している • サービスは部品の集合体 – 再利用可能な部品に分割される – 全体が揃って、ようやく価値を生む
8.
宣伝効果 • 従来の広報・営業とは異なるチャネル • 潜在的ニーズへのリーチ –
自分たちがニーズを決めるのではなく、 使いたい人に名乗り出てもらう • 企業のプレゼンス向上 – 産業への貢献
9.
人材の価値向上 • 実績の公開・アピール – ポートフォリオ・名刺代わり –
「共創」の時代に有効になる • 外部の人材とのパートナーシップ – 情報共有・切磋琢磨 • 優秀な人材の獲得につながる – 技術者から認められる会社に
10.
さまざまな価値に変える オープンソース戦略 お金直接お金になる成果 • 製品 • 案件 直接お金にならない成果 •
ライブラリ • Tips、参考資料 • コンセプト動画 お金以外の価値 • チャネル • 信頼 • プレゼンス その他の戦略 販売
11.
オープンソース ライセンス
12.
オープンソースとライセンス • オープンソースの定義 – The
Open Source Definition (OSD) • ライセンスに基づく公開 – 誤解「インターネット上で公開されているから自由に使える」 – 誤解「著作権表示があるから使えない」 – 誤解「著作権表示がないから使える」 • 著作権 (Copyright) – 著作権者は誰か • ライセンス、使用許諾 (License) – 著作権者以外の人がどのように使えるか
13.
ライセンスの分類 • 二次的著作物も 同じライセンス • 二次的著作物を 公開しなければならない –
GNU GPL • 二次的著作物の ライセンスを制限しない • 二次的著作物を 公開しなくてもよい – BSD License – Apache License – MIT License BSD スタイルコピーレフト エンドユーザーにとって自由 二次的著作者にとって自由
14.
ライセンスの種類 GitHub でライセンスを選択するときの画面 太字で表示されている 3
つが事実上標準 「ライセンスがない (None)」=「他の人は使用できない」
15.
ライセンスの適用ガイド • GitHub によるライセンスの選択ガイド –
Choose an open source license – The Legal Side of Open Source • MIT License X11 – 主に個人、コミュニティ • Apache License 2.0 – 主に企業、注力する技術領域 • GNU General Public License v3.0 – コピーレフト
16.
参考資料 • オープンソースの参考資料 • オープンソース開発についての基礎知識および 方針
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