ruby for_if_while

Ruby for, if, while
技大祭実行委員情報局

for文とは
for文を使うと
処理を繰り返すことができる

for文とは
1から5までを足したらいくつ？
という問題があるとする

for文
１から５までを足したらいくつ？
for文を使わない場合…
total = 1
total = total + 2
total = total + 3
total = total + 4
total = total + 5

for文とは
という問題があるとする

for文
total = 1
total = total + 2
total = total + 9999
・
・
・

for文
total = 1
total = total + 2
・
・
・
大変すぎる！

for文とは
for文を使おう！

for文とは
total = 0
for i in 1..10000 do
total = total + i
end
for文を使うと、

for文とは
total = 0
total = total + i
end
for文を使うと、
簡単になった！

for文の文法
total = total + i
end
forで始まりendで閉じる
※doは省略可能

for文の文法
total = total + i
end
forの後に変数を書く
今回の場合、1~10000がiに順番に代入される

for文の文法
total = total + i
end
forのinの後に繰り返し回数を書く
今回の場合、1~10000の10000回処理が繰り返される。

for文の文法
total = total + i
end
forとendの間に繰り返したい処理を書く

for文の文法
total = total + i
end
forとendの間に繰り返したい処理を書く
1~10000の数字を代入する変数名繰り返し回数

for文の文法
for 変数 in 繰り返し回数 do
処理
end
まとめると、以下のようになる

for文の文法-2重ループ-
for i in 1..10 do
　　for j in 1..3 do
　　printf(“%d”, i)
　　end
end
以下のように書く

for i in 1..10 do
　　end
end
iを表示する

for i in 1..10 do
　　end
end
3回繰り返す

for i in 1..10 do
　　end
end
10回繰り返す

3回繰り返す
for i in 1..10 do
　　end
end
10回繰り返す
iを表示する
iを3回表示するのを10回繰り返す

3回繰り返す
for i in 1..10 do
　　end
end
10回繰り返す
iを表示する
実行結果
111222333444555666777888999101010

for 変数A in 繰り返し回数 do
　　for 変数B in 繰り返し回数 do
　　処理
　　end
end
まとめると、以下のようになる

問題
以下の模様を出力するプログラムを作成せよ
(1) (2)
*****　　　　*
*****　　　　**
*****　　　　***
*****　　　　****
*****　　　　*****
余裕があれば(2)も

(1)
*****
*****
*****
*****
*****
解答例
for i in 1..5 do
for j in 1..5 do
printf("*")
end
printf("n")
end
(2)
*
**
***
****
*****
for i in 1..5 do
for j in 1..i do
printf("*")
end
printf("n")
end

while文とは
while文を使うと
処理を繰り返すことができる
（for文と同じ！）

for文との違い
for文
繰り返し回数を
指定する
while文
繰り返す条件を
指定する

while文の文法
for i in 1..10 do
end
i = 0
while i <= 10 do
i = i + 1
end
for文だとこんな感じ

while文の文法
for i in 1..10 do
end
i = 0
while i <= 10 do
i = i + 1
end
出力結果：12345678910

while文の文法
for 変数名 in 繰り返す回数 do
　　繰り返す処理
end
変数名
while 繰り返す条件 do
　　繰り返す処理
end

問題
次の数字が何桁か判定するプログラムを作成せよ
1
1234
13
245
10000
次ページにヒントあり

問題
次の数字が何桁か判定するプログラムを作成せよ
1
1234
13
245
10000
ヒント
10で何回割れるか考える

解答例
p = 1234 # ここは数値によって変える
n = 0
while p > 1 do
p = p / 10.0
n = n + 1
end
printf("%dn", n)
nums = [1234, 13, 245, 10000]
for p in nums do
n = 0
printf("p = %dn", p)
while p >= 1 do
p = p / 10.0
n = n + 1
end
printf("%dnn", n)
end
解答例1 解答例2

if文とは
if文を使うと
ある条件のときのみ実行する処理
を実現できる

if文とは
1~10までの整数で
3の倍数のみ表示する
という処理を実装したいとき

if文
for i in 1..10 do
　　iが3の倍数のときだけprintf(“%dn”, i)
end
このように書けると便利

if文の文法
for i in 1..10 do
if i % 3 == 0
printf(“%dn”, i)
end
end
今回の場合はこのように書く

if文の文法
for i in 1..10 do
if i % 3 == 0
end
end
この部分がif文
ifで始まって
endで終わる

if文の文法
for i in 1..10 do
if i % 3 == 0
end
end
処理を実行するための条件を書く

if文の文法
for i in 1..10 do
if i % 3 == 0
end
end
条件を満たした時に
実行する処理を書く

if文の文法
for i in 1..10 do
if i % 3 == 0
end
end
処理を実行するための条件
実行する処理

if文の文法
for i in 1..10 do
if 条件式
実行したい処理
end
end

条件式
i < 1 # i が1よりも小さいとき
i > 1 # i が1よりも大きいとき
i <= 1 # i が1以下のとき
i >= 1 # i が1以上のとき
数の大小
i > 1 && i < 10 # i が1よりも大きくかつ10よりも小さいとき
i < 1 || i > 10 # i が1よりも小さいかもしくは10よりも大きいとき
複数の条件
i == 1 # i が1のとき
i != 1 # i が1でないとき
一致・不一致

else文とは
それ以外は * を表示する

elseとはif文の条件でないときに
処理を実行してくれる

else文の文法
for i in 1..10 do
if i % 3 == 0
else
printf(“ * ”)
end
end
この部分を追加

else文の文法
for i in 1..10 do
if i % 3 == 0
else
実行したい処理
end
end

else if 文とは
5の倍数も表示する
それ以外は * を表示する

else if 文では
条件Aを満たさない
かつ
条件Bを満たすとき
に処理を実行させる

else if 文とは
① 3の倍数のみ表示する
② 5の倍数も表示する
③ それ以外は * を表示する
という処理を実装する

else if 文の文法
for i in 1..10 do
if i % 3 == 0
elsif i % 5 == 0
else
printf(“ * ”)
end
end
この部分を追加
①
②
③

if, else, else if を全て使ったときの文法
for i in 1..10 do
if 条件A
条件Aを満たしたときに実行
elsif 条件B
条件Aを満たさず条件Bを満たした時に実行
else
すべての条件を満たさない時に実行
end
end
①
②
③

問題
FizzBuzz問題
– 1から100までの数をプリントするプログラムを書け。
ただし3の倍数のときは数の代わりに｢Fizz｣と、
5の倍数のときは｢Buzz｣とプリントし、
3と5両方の倍数の場合には｢FizzBuzz｣とプリントすること。

解答例
for i in 1..100
if i % 3 == 0 and i % 5 == 0
puts ‘fizzbazz’
elsif i % 3 == 0
puts ‘fizz’
elsif i % 5 == 0
puts ‘buzz’
else
puts i
end
end

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