SORACOM Bootcamp Rec8 - スケーラブルなIoTデプロイメント
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SORACOM Bootcamp Rec8 - スケーラブルなIoTデプロイメント SORACOM Europe Alexis Susset
SORACOM Bootcamp Rec8 - スケーラブルなIoTデプロイメント
- 1. SORACOM Bootcamp スケーラブルな IoT デプロイメント Alexis Susset 複数の市場でデバイスを設置、稼働、運用する話
- 2. 大規模な IoT デバイスの稼働は、ビジネスの成否を分ける このプレゼンテーションでは、IoT デバイスやクラウドシステムのコ ネクティビティの構築をする上で、気をつけるべきポイントをお伝 えします。 IoT デプロイメントの拡大
- 4. • カスタマーエクスペリエンス • できる限り手間を少なく • 安定した上位サービスの提供 • 顧客が気づく前に問題を把握し、解決する • 発生し解決した問題はオープンに公開する • 問題が発生した時はアジャイルに対応 • ベストプライスで素晴らしい製品・サービスを提供 • スケール、コスト管理 • 可能な限り手間を排除 • 可能な限り自動化 • TCOを把握し、可能な限り最適化をする • 製品・サービスの質を高めながら、利益を顧客に還元する • 事前に過剰な投資を避け、顧客数に応じてスケールさせる ビジネスの主要項目– ターゲット
- 5. • デプロイメント • スムーズで容易なデプロイメント • 可能な限り手を煩わさない • 可能な限り顧客の手間も減らす • 運用と管理 • 可能な限り、現地訪問を避ける • スムーズなリモートサポートを保証 • 有益な運用データを分析 • リモートでの更新を実現 • 自動復旧可能なようにプログラムする：トラブルを想定した仕 組みをあらかじめ組み込んでおく ビジネスの主要項目– プロダクトデザイン
- 8. ビジネスの主要項目 – 最善を尽くす 最終的に、すべて顧客に関わること “Insanely great”(非常に素晴らしい) 製品やサービスは、価 値を生み出し、スムーズな運用を実現し、 ユーザーを魅了する
- 11. 「スタンダード」 デプロイメント • 最初のデプロイは常にチャレンジング：実際の経験から のラーニング • あるお客様は営業時間外のみシステムへのアクセスを 許可したため、多大な時間とコストがかかる • お客様のネットワーク環境はほぼそのまま利用できな い。多くの場合、お客様のネットワークにアクセスす ることも不可能 • あるお客様の電源が不安定。製品はこういった問題を 顧客に通知する事なく、自動で検知し回復するように、 カスタマイズする必要があった
- 13. 変わった事例 • 問題なく動いているように見えるが • “100%の互換性” というものは存在しない • 予想していた通りに動かないケースはよく起こる • 素早くリモートからデバイスを操作し更新することが できれば、問題を素早く解決出来る
- 14. 予想外を予測する
- 15. 山岳でのデプロイ • 山岳での IoT デバイスのデプロイから学んだこと • デバイスを稼働させる環境状況を過小評価しない、IoT 製品は予定と異なる場所に設置されることもある • 山岳の現場までは(コースのない)スキーもしくはハイキ ングで2時間かかった。現地の作業時間は限られ、再度 戻ってくることも難しい場合、物理的に直接対応する 必要がなく、スムーズに稼働する必要があった。
- 16. 問題が発生した際のサポートと保守 IoT サポート & 保守
- 17. お客様の期待値 • デバイスがお客様の現場に設置された後 • 本番サービスを開始した後は、お客様の期待は高くなる • 最善のシナリオは、自動で問題を特定し、リモートかつ自 動で問題を解決すること：問題が発生することに備えた設 計を心がける • 自分で作った成功の犠牲者にならないよう、スケールする ことを念頭においた設計を。小規模なシステムでも自動ス ケール、回復を。
- 18. 運用の期待 • 自社のデバイスとシステムをよく知る • 問題が起こった時は、いつも時間との戦い • 運用を念頭においた設計。製品・サービスアーキテク チャーの一部としてデータポイント、ログ、履歴の作 成、監視を • 関係者への基本的な分析ツールや知識を提供する • リモートアップグレードと管理機能を構築
- 20. セキュリティ • セキュリティを副産物として扱わない • デバイスをクリティカルなエンドポイントとして扱う • 物理的、ソフトウェア的なセキュリティを念頭に置い てデバイスを設計する • 情報の流れを確実に追跡する • セキュリティ面でも監視・アラート機能を構築
- 22. リファレンスアーキテクチャ 概要 LPWAN ゲートウェイ IoT デバイス Soracom Air SIM LPWAN センサー SORACOM Beam (データ転送支援) SORACOM Canal and Gate (デバイス管理) SORACOM Harvest (データ収集・蓄積) AWS IoT AWS S3 AWS EC2 LAPTOP AWS LAMBDA サービスインテグレーション、セキュリティ、モニタリング、アラート、レ ポート、運用管理などのエンドツーエンドの接続により、高度なクラウド サービスを利用し、素晴らしい顧客経験価値を提供することが可能になる
- 23. SORACOM Air SIM SORACOM Air SIM 複数の国にまたがるデバイスの管理の難しさ SORACOM Air が保証すること: - デプロイメントの集中管理 - 顧客のネットワークに依存する必要がない。すぐに利用を始められる：出荷、デ プロイ、完了 - 1枚のSIM、リアルタイム管理、構築は一度、どこにでも展開可能 - SORACOM SDKs を利用することで、監視、アラート、分析の自動化を実現
- 24. SORACOM Canal/Gate セキュリティ、アクセス、データ処理 Canal/Gate が保証すること: - プライベートな状態のデバイス - ファイヤーウォールルールを介してコントロールされる通信フロー - セキュアなリモート管理を実現 - お客様ごとに作成可能なプライベートネットワーク - デバイスのアップデートをセキュアに管理 SORACOM Canal and Gate (セキュアな通信)
- 25. SORACOM Beam コストを抑えながらデータのスケーリングは困難 SORACOM Beam が保証すること: - データパイプラインの最適化 - デバイスの数に比例してスケールするサービス - 様々なデータソースを1箇所にまとめられる - 標準的なプロトコルを使用可能（MQTT） - データ処理やストレージオプションは柔軟に対応 S3, SQL, NoSQL, Lambda, Kinesis, 独自インフラ...etc... - AWS Quicksight を利用した簡単で柔軟なデータの可視化 SORACOM Beam (Data Pipieline)
- 26. SORACOM Harvest 運用時の情報確認手段が必要 SORACOM Harvest が保証すること: - オペレーションデータの標準化 - オペレーションチームが迅速にデータへアクセス - オペレーションチームが時間帯を選択 - オペレーションチームが素早く可視化し、問題を特定 - 高度な分析システムがAPIを介してデータにアクセス - 他システムのアップグレード/問題中も実行 SORACOM Harvest (データ収集・蓄積)