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新卒社員研修からはじめる
アジャイルソフトウェア開発チームのつくり方
Developers Summit 2019 Summer
#devsumiA
A-3
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自己紹介・会社紹介
2
登壇者自己紹介
新田 章太
Shota Max Nitta
(まっくすさんと呼ばれています!)
株式会社ギブリー
取締役 trackプロダクトオーナー
2012年3月に筑波大学理工学群社会工学類経営工
学専攻卒業。学生インターンシップ時代に「エン
ジニア」領域に特化した支援事業を株式会社ギブ
リーにて立ち上げ、入社。2014年に取締役に就任。
オンラインプログラミング学習・試験プラットフ
ォームtrackの等自社サービスを立ち上げ、プロ
ダクトオーナーを務める。また、日本最大規模の
学生ハックイベント、JPHACKSの組織委員会幹
事を務めるなど、若い世代のイノベーターの育
成・支援にも取り組んでいる。
3
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会社紹介
4
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会社紹介
何やっている会社?
5
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会社紹介
6
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会社紹介
7
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会社紹介
課金実施期間:3ヶ月
m(_ _)m
8
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会社紹介
内発的動機での
教育ビジネスは難しい
9
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会社紹介
BtoC から BtoB へ
10
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会社紹介
プログラミング学習・試験プラットフォーム
11
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今日お話する内容
12
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今日お話する内容
新卒社員研修からはじめる
アジャイルソフトウェア開発チームのつくり方
・取り組みの背景
・実施したこと、実際の様子
・やってみた結果
・まとめ、展望
13
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対象となる方
・エンジニアマネジャーの方
・人事担当の方
・どちらかというと老舗・伝統系SI系の方
主に若手エンジニアの”育成”に関われている方
14
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対象となる方
・プログラミング研修を効果的にしたい
技術レベルの差にどう対応するか
・研修と現場のギャップをどう埋める?
「アジャイル!?現場はそんなに甘くねえぞ!!」
15
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新卒社員研修からはじめる
アジャイルソフトウェア開発チームのつくり方
・取り組みの背景
・実施したこと、実際の様子
・やってみた結果
・まとめ、展望
16
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背 景
17
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取り組みの背景
18
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取り組みの背景
https://www.slideshare.net/decode2017/do17-cto-sier
19
※2017年6月当時
現在は、株式会社クレディセゾン 取締役CTO
デジタルイノベーション事業部 担当(兼)テクノロジーセンター長
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バイモーダルIT
バイモーダルITとは
バイモーダルITとは、IT調査会社のガート
ナーが2015年に提唱した考え方で、コスト
削減や効率化を重視するSystem of Record
(SoR)向けの「モード1」と、柔軟性や俊
敏性が求められるSystem of Engagement
(SoE)向けの「モード2」という“2つの流
儀”を使い分ける手法のこと。ウォーターフ
ォール型開発とアジャイル開発という開発
手法の違いに用いられることもあるほか、
モード1の組織とモード2の組織を分けるべ
きか、あえて一つにまとめるのかといった
組織論の話などにも用いられる。
バイモーダルITとは何か? 企業がITの「2つの流儀」を使い分ける方法
小野和俊 「次世代IT企業」への道 ー ビジネス+IT
https://www.sbbit.jp/article/cont1/34971
20
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バイモーダルIT
バイモーダルSIビジネスのすすめ
斎藤昌義 ネットコマース株式会社 ブログ ー ネットコマース株式会社
https://www.netcommerce.co.jp/blog/2017/02/05/10587
21
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バイモーダルIT実現のための取り組み
・テクノベーションセンター設立
・ の開発
・HR(エンジニア採用・育成)の改革
© Saison Information Systems Co., Ltd.
22
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HRの改革
「終わらない研修」を作りたい
by コーポレートサービスセンター 副センター長
兼 HRサポート部 部長
小山 和也様
・モード2人材を新人から形成
・研修にとどまらずそのまま現場へ
アジャイル文化を新人研修から
全社に広げていく
23
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実現したいこと
24
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実現したいこと
バイモーダルで守りのITと攻めのIT両軸の視点で
未来を担う人材のための研修を実施したい
モード1
守りのIT
既存ビジネス
対応・理解
モード2
攻めのIT
アジャイル
リーン
25
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実現したいこと
年度 内容 課題
2017年実施
Rasberry Piを活用してサービスを
開発し、ビジネス設計要素も含め
て、サービス提案までを実施する
コンテンツを実施
ビジネス的な視点は良かった
が、技術レベルが底上げされ
なかった
技術役員からの低評価・・
2018年実施
コード量を書かせることを重点に、
サービス実装を自分たちで実施す
ることをゴールにコンテンツを設
計した
技術レベルは成長したものの、
ビジネス的な要素が逆に薄れ
てしまった
ビジネスサイド役員からの低
評価・・
ビジネス要素☓技術要素 のバランスよく設計したい
26
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実現したいこと
技術レベルや思考性がバラバラな状態でも
一人ひとりの成長・効果を最大化させるようにしたい
四大卒 高専卒
・スキルテスト平均:28.9点
・キャリア意識が強い
(実力主義を期待、最先端技術に関
わりたい、独立意識が強い)
・スキルテスト平均:39.4点
・キャリア意識が弱い
(多角事業を展開していて経営が安
定している点が魅力的)
27
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実現したいこと
・バイモーダルで守りから攻めまで
・ビジネス☓技術要素のバランス
・スキル・指向性の差への対応
28
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新卒社員研修からはじめる
アジャイルソフトウェア開発チームのつくり方
・取り組みの背景
・実施したこと、実際の様子
・やってみた結果
・まとめ、展望
29
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実施したカリキュラム
30
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実施したカリキュラム
4月 5月 6月
モード1への理解と基礎から開始して
徐々にモード2へと実践化していく
ビ
ジ
ネ
ス
職
開
発
職
スクラム実践
プランニング
ストーリーマッピング
レビュー
XP実践
成
果
発
表
会
ソフトウェアエンジニアリング
基礎
プログラミング基礎
ウォーターフォール基礎
IT業界・自社理解
モード1 モード2
ビジネス
基礎
PL
事業計画
フレームワーク
ビジネス実践
Lean Canvas
マーケティング
開発準備
DevOps
Git/AWS
Design
Sprint
1週間の実践
31
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実施したカリキュラム
新規事業立案
動くモノ
↓
プロダクト
稼げる仕組み
↓
事業計画
売るアイデア
↓
顧客と価値定義
「新規事業立案」をゴールに
実際のビジネス企画から開発までをチームで実践する
32
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実施したカリキュラム
「新規事業立案」をゴールに
実際のビジネス企画から開発までをチームで実践する
DesignThinking ☓ Lean Startup ☓ Agile(スクラム)
をベースにカリキュラムを構築
Enterprise Architecture and Technology Innovation Leadership Vision for 2017ー Gartner
https://www.gartner.com/binaries/content/assets/events/keywords/enterprise-
architecture/epaeu17/enterprise_architecture_and__tech-innovation.pdf
33
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実施したカリキュラム
“セルフラーニング”をベースとした
オンライン技術学習
「個人個人」の能力やペースに合わせた
技術力を補うオンラインコンテンツの提供
“プロジェクトベース”での
チーム型実践型研修
アウトプットを目的とした「チーム」
での開発を実践するようにする
オンライン学習を用いて個々人のペースで学習を
実施できるようにして、習熟度の差をカバー
34
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実施したカリキュラム
オンライン学習を用いて個々人のペースで学習を
実施できるようにして、習熟度の差をカバー
オンラインコンテンツ提供
オンライン学習で
学習進捗を可視化する
オンラインメンタリング
個人やチームの状況を
適宜把握できるようにしてサポート
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実現したカリキュラム
・バイモーダルで守りから攻めまで
・ビジネス☓技術要素のバランス
・スキル・指向性の差への対応
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実現したカリキュラム
・バイモーダルで守りから攻めまで
→守りから攻めまでを盛り込む
・ビジネス☓技術要素のバランス
→Design Thinking ☓ Lean ☓ Agile
・スキル・指向性の差への対応
→オンライン学習の活用
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-ファンコミュニケーションズ
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カリキュラム設計で
重要視したポイント
38
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重要視したポイント
1, ”アダプティブ☓アクティブ”学習の実践
2, Howではなく “Why と What”
3, ファシリテートとメンタリング
39
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アダプティブ
☓
アクティブ
学習の実践
40
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“アダプティブ☓アクティブ”学習の実践
難易度をうまくコントロールして初学者から経験者
までが学習につながるようなカリキュラムが必要。
経験者が暇 初学者がついていけない
難易度:易 難易度:難
41
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講義を最大限減らして「他人の人に教える」までを
実現させることで全体の習熟度を上げる
“アダプティブ☓アクティブ”学習の実践
平均学習定着率が向上する「ラーニングピラミッド」とは?
キャリア教育ラボ by マイナビ MY FUTURE CAMPUS
https://career-ed-lab.mycampus.jp/career-column/707/ 42
研修前にスキルの可視化を実施することで
弱点を発見し、対策するためにカリキュラムを変更
43
知識は及第点だが実装力が弱みと判明
→プログラミング演習期間を当初予定
2週間から4週間にカリキュラム変更
“アダプティブ☓アクティブ”学習の実践
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オンライン技術学習
アダプティブラーニングの実践
オフライン研修
アクティブ・ラーニングの実践
オンライン学習で個人のペースに合わせて学べ
オフラインで受講者が教える・学ぶの空間を作る
“アダプティブ☓アクティブ”学習の実践
44
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進捗度の遅い研修生を入念にチェック
研修中にフォローに入ったり声がけを実施
“アダプティブ☓アクティブ”学習の実践
45
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Slackでは常に質問は受け付けるようにして
進捗遅れがでないようにする
“アダプティブ☓アクティブ”学習の実践
46
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早く終わった人が常にまだ終わってない人の
ナビゲートに周り教えられるようになることを目指す
←終わった人
ナビゲータ
学んでる人→
ドライバ
“アダプティブ☓アクティブ”学習の実践
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用語や概念をインプットした内容は
定期的なLT会をおこなってそれぞれの言葉で説明する
社員の方も立ち止まって
耳を傾けてくださるように
“アダプティブ☓アクティブ”学習の実践
48
© Saison Information Systems Co., Ltd.
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習熟度別に「教える」「教わる」の立場をクラス内で
つくり、経験者・初学者双方に学びを提供
経験者
教えてもっと理解!
初学者
教わってもっと理解!
“アダプティブ☓アクティブ”学習の実践
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HowではなくWhyと
What
50
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Howではなく WhyとWhat
とにかくワークの数がめちゃくちゃ多い。。。
3ヶ月間の合計で30以上のワークを実践
https://kigyotv.jp/news/lean-canvas/
51
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Howではなく WhyとWhat
ただフレームワークだけ実践しても
内容や目的、共通点などの理解にはつながらない
遊☆戯☆王 第092話 高橋和希 ー 集英社文庫(コミック版) 2007年
52
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Howではなく WhyとWhat
自ら学び・自ら解決する力
を身につけさせたい
技術の進化に対応するために
53
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Howではなく WhyとWhat
HowWhat
「XXをしてみよう」 「XXするとできます」
54
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Howではなく WhyとWhat
HowWhat
「XXをしてみよう」 「XXするとできます」
55
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Howではなく WhyとWhat
要するに
56
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実際のスライド抜粋 Design Sprint 編
Design Sprintのコアコンセプト
ストーリー
中心
デザイン
懸命な
意思決定
実世界での
検証テスト
終わりから
始める
個別の作業
個々人が役割分担し作
業できる時間を設ける
短期間
逃げられない締切の中
で完成まで仕上げる
Prototype
役割を超えて同じ部屋
で作業し創りあげる
57
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実際のスライド アジャイル開発編
不確実性とはつまりわからないことによって生まれます。人
間にとって、本質的にわからないことはたった2つしかありま
せん。それは、未来と他人です。
不確実性って?
58
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実際のスライド抜粋 Git入門編
Mission
チームの紹介ページを共同作成して改善しよう
- ペアになって、新しいリポジトリを作成してください
- チーム紹介ページと、各々の自己紹介ページ3ページを作成してください
ただし、以下の条件をクリアしてください
- チームのリポジトリ内に一人1つはマージ済みのPull Requestがあること
- Pull Requestには必ずissueが紐づけられていること
- Pull Requestは必ずメンバーからのレビューを受けてからマージしていること
- [応用]一つのファイルに複数人のコミットがあること
- [応用] .gitignoreファイルを作成して、.gitの対象が管理されていること
59
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実際の様子
スタンプのリアクションで
進捗を把握
60
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実際の様子
スライド資料ではなく
「制限時間」を表示
時間を意識させる
達成しなければならないミッションを個人・チーム
で時間内に全員が終わることを目指す
個人のワークと
周りで相談可能
な時間をつくる
61
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ファシリテートとメン
タリング
62
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ファシリテートとメンタリング
研修事前のアンケートでは会社の方向性や価値観な
どに共感性をもっていないことが判明。。。
63
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ファシリテートとメンタリング
全体のファシリテートやチームのメンタリングに
専念してモチベートやエンゲージを管理
64
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ファシリテートとメンタリング
定期的な1on1を実施して今のモチベーションについ
てや研修との向き合い方について確認していく
チームリーダーとの
専用チャットで
チーム状況確認やフォロー
65
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ファシリテートとメンタリング
デイリーでのKPT(振り返り)を導入。
チーム内でも日々行動目標やカイゼンを実施。
毎日1つ重要度☓緊急性の高いカイゼンを一人一つ実践
66
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新卒社員研修からはじめる
アジャイルソフトウェア開発チームのつくり方
・取り組みの背景
・実施したこと、実際の様子
・やってみた結果
・まとめ、展望
67
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実際の様子
68
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プログラミング基礎の様子
69
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© Saison Information Systems Co., Ltd.
© Saison Information Systems Co., Ltd.
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Design Sprintの様子
70
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© Saison Information Systems Co., Ltd.
© Saison Information Systems Co., Ltd.
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アジャイル開発実践の様子
71
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やってみて良かったこと
72
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やってみてよかったこと
・高いプログラミング習熟度の実現
・エンゲージ・モチベーションの向上
・リアリティの体験
73
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1ヶ月間のプログラミング研修で
全体での習熟度の向上を実現することができた
高いプログラミング習熟度の実現
74
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会社へのエンゲージ・モチベーションの向上
研修事前のアンケートでは会社の方向性や価値観な
どに共感性をもっていないことが判明。。。
75
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会社へのエンゲージ・モチベーションの向上
メンタリングに注力した結果、2ヶ月後にこうなった
76
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リアリティの体験
「ウォータフォール=辛い」「アジャイル=楽しい」
という謎の先入観をぶち破ることができた。
Sprintレビューを経て
企画内容が変更へ。。。
77
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やってみてよかったこと
・高いプログラミング習熟度の実現
→スキルの可視化はとても大事
・エンゲージ・モチベーションの向上
→講師よりもメンタリングが大事
・リアリティの体験
→アジャイルが楽しいなんて思うな
78
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改善したいこと
79
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改善したいこと
“開発力・経験の少ないスクラムは難しい”
・「Smart」なプランをたてられない
・MVPをつくれない
・手戻りが沢山発生した
80
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開発力・経験が少ない中でのスクラムは難しい
自分たちで目標設定をしなければならない中、
“Smart”な目標設定をなかなか立てることができない
アクションプランが
「まじでがんばりたいきがする」!!!
81
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開発力・経験が少ない中でのスクラムは難しい
ログイン・会員登録機能を実装するチームが発生。
通過儀礼的なレビューを強化するべきだった。
適切なユーザストーリーが
たてられていない
機能から入ってしまっている
82
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開発力・経験が少ない中でのスクラムは難しい
結果、Sprintレビューの際に、実装後のプロトタイプ
で必要のない機能を指摘。手戻りが発生。
企画された画面イメージ
フリーワード検索機能
ヘルプページへのリンク
ログイン・新規会員登録
すべての機能がMVPでは不要
83
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改善したいこと
“開発力・経験の少ないスクラムは難しい”
・「Smart」なプランをたてられない
・MVPをつくれない
・手戻りが沢山発生した
→現場巻き込み型でレビューを強化したい
84
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新卒社員研修からはじめる
アジャイルソフトウェア開発チームのつくり方
・取り組みの背景
・実施したこと、実際の様子
・やってみた結果
・まとめ/展望
85
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まとめ/展望
・プログラミングスキルの可視化や、それに応じた
アダプティブな学習設計は全体習熟度アップに効果的
・自立自走を促し、メンタリングに注力すれば
組織エンゲージは高められる。
・アジャイル開発は難しいし、楽しくなんかない。
新人研修でも充分に失敗経験を培うことができる。
86
“新人研修からも本格的にアジャイル開発を導入しよう”
Copyright © Givery, Inc. All rights reserved.
まとめ/展望
・「なんちゃって」にならないように、
プロフェッショナルや現場からのレビューは
強化することが重要
・新人だけでの研修に留めずに、現場(メンター)や、
一部の若手も交えることで、組織全体の文化構築に
広げていくえるのではないか
87
“現場のエンジニアの皆さんから積極的な介入を!”
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まとめ
新卒社員研修からはじめる
アジャイルソフトウェア開発チームの作り方
ウォーターフォール
既存ビジネス
アジャイル・リーン
新規事業VS
88
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まとめ
ウォーターフォール
既存ビジネス
アジャイル・リーン
新規事業VS
新卒社員研修からはじめる
アジャイルソフトウェア開発チームの作り方
89
Copyright © Givery, Inc. All rights reserved.
まとめ
新卒社員研修からはじめる
アジャイルソフトウェア開発チームの作り方
モード1
守りのIT
既存ビジネス
対応・理解
モード2
攻めのIT
アジャイル
リーン
バイモーダル型の研修を現場を巻き込み
継続していくことで組織文化を構築していく 90
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まとめ
ご清聴ありがとうございました
91
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補足資料
92
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trackとUdemyでのセルフラーニングの教材
タイトル キーワード 想定時間(h)
track
プログラミング教養コース データ構造、制御構造、正規表現 5
Webフロントエンド基礎 ウェブ開発(フロントエンド) 12
Java基礎 Java 10
SQL基礎 SQL 5
アルゴリズム演習問題集 アルゴリズム 20
udemy
はじめてのSQL・データ分析入門 SQL 7
Web開発入門完全攻略コース ウェブ開発(フロントエンド) 18
フロントエンドエンジニアになりたい人の
Webプログラミング入門
ウェブ開発(フロントエンド) 10.5
もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完
全マスター
Git 5.5
【Javaサーブレット決定版】ゼロから環境構
築~設計モデルまで、動画で楽々学ぶ
Javaサーブレット 5.5
93
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Udemyでのセルフラーニング
タブレットやスマートフォンから動画で学べるUdemyを提供し
スキマ時間でのセルフラーニングを促進します。
94
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trackでの進捗状況の可視化
trackのオンライン学習を組み合わせることにより
個々人の習熟度や進捗に合わせてフォローアップを強化することができます。
進捗可視化
どこまでとき終えることが
できているのかを確認
95
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実施したアセスメントテスト内容
チャレンジ名 カテゴリ 内容項目 出題形式 配点
情報知識問題
ITリテラシー
クラウドコンピューティング,仮想通貨,ディープラーニング(深層学習),VR/AR,スーパ
ーコンピュータ
クイズ形式 5
Web、インフラ、ネットワーク、セキュリ
ティ
HTTP,TCP/IP,IPアドレス,DNS/ドメイン
仮想サーバ(Docker),RESTful API,WebSocket,SQLインジェクション,XSS(クロス
サイトスクリプティング),公開鍵暗号方式
クイズ形式 10
コンピュータサイエンスOS
進数,単位(bit/MB),メモリ,ディレクトリの作成,ディレクトリの移動,ファイルの検索,
管理者権限,所有者の変更,リモートログイン,シェルスクリプト
クイズ形式 10
プロダクトマネジメント Scrum,アジャイル開発,Git clone,Git pull/push,ユーザビリティテスト クイズ形式 5
プログラミング基礎
数学(アルゴリズムモデリング) 部分集合,計算量,ソート,ナップザック問題,動的計画法 クイズ形式 10
数理統計機械学習 確率,組み合わせ,統計,自然言語処理,ニューラルネットワーク クイズ形式 10
プログラミング読解(言語比較、プログラ
ミング読解)
入出力,型(string, int, boolean),四則演算(+,-,*,/,%),条件分岐(if, switch),繰り返し構文
(for, while)
クイズ形式 10
アルゴリズム実装 アルゴリズムデータ構造 初級から上級まで解けるアルゴリズム問題 実装形式 20
SQLチャレンジ データベース データベースの実装問題 実装形式 20
96
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Developers Summit 2019 Summer(デブサミ2019夏)

  • 1. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 新卒社員研修からはじめる アジャイルソフトウェア開発チームのつくり方 Developers Summit 2019 Summer #devsumiA A-3
  • 2. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 自己紹介・会社紹介 2
  • 3. 登壇者自己紹介 新田 章太 Shota Max Nitta (まっくすさんと呼ばれています!) 株式会社ギブリー 取締役 trackプロダクトオーナー 2012年3月に筑波大学理工学群社会工学類経営工 学専攻卒業。学生インターンシップ時代に「エン ジニア」領域に特化した支援事業を株式会社ギブ リーにて立ち上げ、入社。2014年に取締役に就任。 オンラインプログラミング学習・試験プラットフ ォームtrackの等自社サービスを立ち上げ、プロ ダクトオーナーを務める。また、日本最大規模の 学生ハックイベント、JPHACKSの組織委員会幹 事を務めるなど、若い世代のイノベーターの育 成・支援にも取り組んでいる。 3
  • 4. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 会社紹介 4
  • 5. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 会社紹介 何やっている会社? 5
  • 6. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 会社紹介 6
  • 7. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 会社紹介 7
  • 8. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 会社紹介 課金実施期間:3ヶ月 m(_ _)m 8
  • 9. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 会社紹介 内発的動機での 教育ビジネスは難しい 9
  • 10. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 会社紹介 BtoC から BtoB へ 10
  • 11. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 会社紹介 プログラミング学習・試験プラットフォーム 11
  • 12. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 今日お話する内容 12
  • 13. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 今日お話する内容 新卒社員研修からはじめる アジャイルソフトウェア開発チームのつくり方 ・取り組みの背景 ・実施したこと、実際の様子 ・やってみた結果 ・まとめ、展望 13
  • 14. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 対象となる方 ・エンジニアマネジャーの方 ・人事担当の方 ・どちらかというと老舗・伝統系SI系の方 主に若手エンジニアの”育成”に関われている方 14
  • 15. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 対象となる方 ・プログラミング研修を効果的にしたい 技術レベルの差にどう対応するか ・研修と現場のギャップをどう埋める? 「アジャイル!?現場はそんなに甘くねえぞ!!」 15
  • 16. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 新卒社員研修からはじめる アジャイルソフトウェア開発チームのつくり方 ・取り組みの背景 ・実施したこと、実際の様子 ・やってみた結果 ・まとめ、展望 16
  • 17. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 背 景 17
  • 18. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 取り組みの背景 18 © Saison Information Systems Co., Ltd.
  • 19. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 取り組みの背景 https://www.slideshare.net/decode2017/do17-cto-sier 19 ※2017年6月当時 現在は、株式会社クレディセゾン 取締役CTO デジタルイノベーション事業部 担当(兼)テクノロジーセンター長
  • 20. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. バイモーダルIT バイモーダルITとは バイモーダルITとは、IT調査会社のガート ナーが2015年に提唱した考え方で、コスト 削減や効率化を重視するSystem of Record (SoR)向けの「モード1」と、柔軟性や俊 敏性が求められるSystem of Engagement (SoE)向けの「モード2」という“2つの流 儀”を使い分ける手法のこと。ウォーターフ ォール型開発とアジャイル開発という開発 手法の違いに用いられることもあるほか、 モード1の組織とモード2の組織を分けるべ きか、あえて一つにまとめるのかといった 組織論の話などにも用いられる。 バイモーダルITとは何か? 企業がITの「2つの流儀」を使い分ける方法 小野和俊 「次世代IT企業」への道 ー ビジネス+IT https://www.sbbit.jp/article/cont1/34971 20
  • 21. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. バイモーダルIT バイモーダルSIビジネスのすすめ 斎藤昌義 ネットコマース株式会社 ブログ ー ネットコマース株式会社 https://www.netcommerce.co.jp/blog/2017/02/05/10587 21
  • 22. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. バイモーダルIT実現のための取り組み ・テクノベーションセンター設立 ・ の開発 ・HR(エンジニア採用・育成)の改革 © Saison Information Systems Co., Ltd. 22
  • 23. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. HRの改革 「終わらない研修」を作りたい by コーポレートサービスセンター 副センター長 兼 HRサポート部 部長 小山 和也様 ・モード2人材を新人から形成 ・研修にとどまらずそのまま現場へ アジャイル文化を新人研修から 全社に広げていく 23 © Saison Information Systems Co., Ltd.
  • 24. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実現したいこと 24
  • 25. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実現したいこと バイモーダルで守りのITと攻めのIT両軸の視点で 未来を担う人材のための研修を実施したい モード1 守りのIT 既存ビジネス 対応・理解 モード2 攻めのIT アジャイル リーン 25
  • 26. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実現したいこと 年度 内容 課題 2017年実施 Rasberry Piを活用してサービスを 開発し、ビジネス設計要素も含め て、サービス提案までを実施する コンテンツを実施 ビジネス的な視点は良かった が、技術レベルが底上げされ なかった 技術役員からの低評価・・ 2018年実施 コード量を書かせることを重点に、 サービス実装を自分たちで実施す ることをゴールにコンテンツを設 計した 技術レベルは成長したものの、 ビジネス的な要素が逆に薄れ てしまった ビジネスサイド役員からの低 評価・・ ビジネス要素☓技術要素 のバランスよく設計したい 26
  • 27. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実現したいこと 技術レベルや思考性がバラバラな状態でも 一人ひとりの成長・効果を最大化させるようにしたい 四大卒 高専卒 ・スキルテスト平均:28.9点 ・キャリア意識が強い (実力主義を期待、最先端技術に関 わりたい、独立意識が強い) ・スキルテスト平均:39.4点 ・キャリア意識が弱い (多角事業を展開していて経営が安 定している点が魅力的) 27
  • 28. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実現したいこと ・バイモーダルで守りから攻めまで ・ビジネス☓技術要素のバランス ・スキル・指向性の差への対応 28
  • 29. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 新卒社員研修からはじめる アジャイルソフトウェア開発チームのつくり方 ・取り組みの背景 ・実施したこと、実際の様子 ・やってみた結果 ・まとめ、展望 29
  • 30. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実施したカリキュラム 30
  • 31. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実施したカリキュラム 4月 5月 6月 モード1への理解と基礎から開始して 徐々にモード2へと実践化していく ビ ジ ネ ス 職 開 発 職 スクラム実践 プランニング ストーリーマッピング レビュー XP実践 成 果 発 表 会 ソフトウェアエンジニアリング 基礎 プログラミング基礎 ウォーターフォール基礎 IT業界・自社理解 モード1 モード2 ビジネス 基礎 PL 事業計画 フレームワーク ビジネス実践 Lean Canvas マーケティング 開発準備 DevOps Git/AWS Design Sprint 1週間の実践 31
  • 32. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実施したカリキュラム 新規事業立案 動くモノ ↓ プロダクト 稼げる仕組み ↓ 事業計画 売るアイデア ↓ 顧客と価値定義 「新規事業立案」をゴールに 実際のビジネス企画から開発までをチームで実践する 32
  • 33. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実施したカリキュラム 「新規事業立案」をゴールに 実際のビジネス企画から開発までをチームで実践する DesignThinking ☓ Lean Startup ☓ Agile(スクラム) をベースにカリキュラムを構築 Enterprise Architecture and Technology Innovation Leadership Vision for 2017ー Gartner https://www.gartner.com/binaries/content/assets/events/keywords/enterprise- architecture/epaeu17/enterprise_architecture_and__tech-innovation.pdf 33
  • 34. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実施したカリキュラム “セルフラーニング”をベースとした オンライン技術学習 「個人個人」の能力やペースに合わせた 技術力を補うオンラインコンテンツの提供 “プロジェクトベース”での チーム型実践型研修 アウトプットを目的とした「チーム」 での開発を実践するようにする オンライン学習を用いて個々人のペースで学習を 実施できるようにして、習熟度の差をカバー 34 © Saison Information Systems Co., Ltd.
  • 35. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実施したカリキュラム オンライン学習を用いて個々人のペースで学習を 実施できるようにして、習熟度の差をカバー オンラインコンテンツ提供 オンライン学習で 学習進捗を可視化する オンラインメンタリング 個人やチームの状況を 適宜把握できるようにしてサポート 35
  • 36. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実現したカリキュラム ・バイモーダルで守りから攻めまで ・ビジネス☓技術要素のバランス ・スキル・指向性の差への対応 36
  • 37. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実現したカリキュラム ・バイモーダルで守りから攻めまで →守りから攻めまでを盛り込む ・ビジネス☓技術要素のバランス →Design Thinking ☓ Lean ☓ Agile ・スキル・指向性の差への対応 →オンライン学習の活用 37 -ファンコミュニケーションズ
  • 38. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. カリキュラム設計で 重要視したポイント 38
  • 39. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 重要視したポイント 1, ”アダプティブ☓アクティブ”学習の実践 2, Howではなく “Why と What” 3, ファシリテートとメンタリング 39
  • 40. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. アダプティブ ☓ アクティブ 学習の実践 40
  • 41. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. “アダプティブ☓アクティブ”学習の実践 難易度をうまくコントロールして初学者から経験者 までが学習につながるようなカリキュラムが必要。 経験者が暇 初学者がついていけない 難易度:易 難易度:難 41
  • 42. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 講義を最大限減らして「他人の人に教える」までを 実現させることで全体の習熟度を上げる “アダプティブ☓アクティブ”学習の実践 平均学習定着率が向上する「ラーニングピラミッド」とは? キャリア教育ラボ by マイナビ MY FUTURE CAMPUS https://career-ed-lab.mycampus.jp/career-column/707/ 42
  • 44. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. オンライン技術学習 アダプティブラーニングの実践 オフライン研修 アクティブ・ラーニングの実践 オンライン学習で個人のペースに合わせて学べ オフラインで受講者が教える・学ぶの空間を作る “アダプティブ☓アクティブ”学習の実践 44 © Saison Information Systems Co., Ltd.
  • 45. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 進捗度の遅い研修生を入念にチェック 研修中にフォローに入ったり声がけを実施 “アダプティブ☓アクティブ”学習の実践 45
  • 46. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. Slackでは常に質問は受け付けるようにして 進捗遅れがでないようにする “アダプティブ☓アクティブ”学習の実践 46
  • 47. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 早く終わった人が常にまだ終わってない人の ナビゲートに周り教えられるようになることを目指す ←終わった人 ナビゲータ 学んでる人→ ドライバ “アダプティブ☓アクティブ”学習の実践 47 © Saison Information Systems Co., Ltd.
  • 48. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 用語や概念をインプットした内容は 定期的なLT会をおこなってそれぞれの言葉で説明する 社員の方も立ち止まって 耳を傾けてくださるように “アダプティブ☓アクティブ”学習の実践 48 © Saison Information Systems Co., Ltd. © Saison Information Systems Co., Ltd.
  • 49. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 習熟度別に「教える」「教わる」の立場をクラス内で つくり、経験者・初学者双方に学びを提供 経験者 教えてもっと理解! 初学者 教わってもっと理解! “アダプティブ☓アクティブ”学習の実践 49
  • 50. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. HowではなくWhyと What 50
  • 51. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. Howではなく WhyとWhat とにかくワークの数がめちゃくちゃ多い。。。 3ヶ月間の合計で30以上のワークを実践 https://kigyotv.jp/news/lean-canvas/ 51
  • 52. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. Howではなく WhyとWhat ただフレームワークだけ実践しても 内容や目的、共通点などの理解にはつながらない 遊☆戯☆王 第092話 高橋和希 ー 集英社文庫(コミック版) 2007年 52
  • 53. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. Howではなく WhyとWhat 自ら学び・自ら解決する力 を身につけさせたい 技術の進化に対応するために 53
  • 54. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. Howではなく WhyとWhat HowWhat 「XXをしてみよう」 「XXするとできます」 54
  • 55. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. Howではなく WhyとWhat HowWhat 「XXをしてみよう」 「XXするとできます」 55
  • 56. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. Howではなく WhyとWhat 要するに 56
  • 57. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実際のスライド抜粋 Design Sprint 編 Design Sprintのコアコンセプト ストーリー 中心 デザイン 懸命な 意思決定 実世界での 検証テスト 終わりから 始める 個別の作業 個々人が役割分担し作 業できる時間を設ける 短期間 逃げられない締切の中 で完成まで仕上げる Prototype 役割を超えて同じ部屋 で作業し創りあげる 57
  • 58. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実際のスライド アジャイル開発編 不確実性とはつまりわからないことによって生まれます。人 間にとって、本質的にわからないことはたった2つしかありま せん。それは、未来と他人です。 不確実性って? 58
  • 59. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実際のスライド抜粋 Git入門編 Mission チームの紹介ページを共同作成して改善しよう - ペアになって、新しいリポジトリを作成してください - チーム紹介ページと、各々の自己紹介ページ3ページを作成してください ただし、以下の条件をクリアしてください - チームのリポジトリ内に一人1つはマージ済みのPull Requestがあること - Pull Requestには必ずissueが紐づけられていること - Pull Requestは必ずメンバーからのレビューを受けてからマージしていること - [応用]一つのファイルに複数人のコミットがあること - [応用] .gitignoreファイルを作成して、.gitの対象が管理されていること 59
  • 60. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実際の様子 スタンプのリアクションで 進捗を把握 60
  • 61. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実際の様子 スライド資料ではなく 「制限時間」を表示 時間を意識させる 達成しなければならないミッションを個人・チーム で時間内に全員が終わることを目指す 個人のワークと 周りで相談可能 な時間をつくる 61 © Saison Information Systems Co., Ltd.
  • 62. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. ファシリテートとメン タリング 62
  • 63. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. ファシリテートとメンタリング 研修事前のアンケートでは会社の方向性や価値観な どに共感性をもっていないことが判明。。。 63
  • 64. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. ファシリテートとメンタリング 全体のファシリテートやチームのメンタリングに 専念してモチベートやエンゲージを管理 64
  • 65. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. ファシリテートとメンタリング 定期的な1on1を実施して今のモチベーションについ てや研修との向き合い方について確認していく チームリーダーとの 専用チャットで チーム状況確認やフォロー 65
  • 66. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. ファシリテートとメンタリング デイリーでのKPT(振り返り)を導入。 チーム内でも日々行動目標やカイゼンを実施。 毎日1つ重要度☓緊急性の高いカイゼンを一人一つ実践 66 © Saison Information Systems Co., Ltd.© Saison Information Systems Co., Ltd.
  • 67. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 新卒社員研修からはじめる アジャイルソフトウェア開発チームのつくり方 ・取り組みの背景 ・実施したこと、実際の様子 ・やってみた結果 ・まとめ、展望 67
  • 68. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実際の様子 68
  • 69. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. プログラミング基礎の様子 69 © Saison Information Systems Co., Ltd. © Saison Information Systems Co., Ltd. © Saison Information Systems Co., Ltd.
  • 70. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. Design Sprintの様子 70 © Saison Information Systems Co., Ltd. © Saison Information Systems Co., Ltd. © Saison Information Systems Co., Ltd. © Saison Information Systems Co., Ltd.
  • 71. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. アジャイル開発実践の様子 71 © Saison Information Systems Co., Ltd.© Saison Information Systems Co., Ltd.
  • 72. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. やってみて良かったこと 72
  • 73. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. やってみてよかったこと ・高いプログラミング習熟度の実現 ・エンゲージ・モチベーションの向上 ・リアリティの体験 73
  • 74. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 1ヶ月間のプログラミング研修で 全体での習熟度の向上を実現することができた 高いプログラミング習熟度の実現 74
  • 75. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 会社へのエンゲージ・モチベーションの向上 研修事前のアンケートでは会社の方向性や価値観な どに共感性をもっていないことが判明。。。 75
  • 76. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 会社へのエンゲージ・モチベーションの向上 メンタリングに注力した結果、2ヶ月後にこうなった 76
  • 77. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. リアリティの体験 「ウォータフォール=辛い」「アジャイル=楽しい」 という謎の先入観をぶち破ることができた。 Sprintレビューを経て 企画内容が変更へ。。。 77
  • 78. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. やってみてよかったこと ・高いプログラミング習熟度の実現 →スキルの可視化はとても大事 ・エンゲージ・モチベーションの向上 →講師よりもメンタリングが大事 ・リアリティの体験 →アジャイルが楽しいなんて思うな 78
  • 79. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 改善したいこと 79
  • 80. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 改善したいこと “開発力・経験の少ないスクラムは難しい” ・「Smart」なプランをたてられない ・MVPをつくれない ・手戻りが沢山発生した 80
  • 81. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 開発力・経験が少ない中でのスクラムは難しい 自分たちで目標設定をしなければならない中、 “Smart”な目標設定をなかなか立てることができない アクションプランが 「まじでがんばりたいきがする」!!! 81
  • 82. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 開発力・経験が少ない中でのスクラムは難しい ログイン・会員登録機能を実装するチームが発生。 通過儀礼的なレビューを強化するべきだった。 適切なユーザストーリーが たてられていない 機能から入ってしまっている 82
  • 83. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 開発力・経験が少ない中でのスクラムは難しい 結果、Sprintレビューの際に、実装後のプロトタイプ で必要のない機能を指摘。手戻りが発生。 企画された画面イメージ フリーワード検索機能 ヘルプページへのリンク ログイン・新規会員登録 すべての機能がMVPでは不要 83
  • 84. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 改善したいこと “開発力・経験の少ないスクラムは難しい” ・「Smart」なプランをたてられない ・MVPをつくれない ・手戻りが沢山発生した →現場巻き込み型でレビューを強化したい 84
  • 85. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 新卒社員研修からはじめる アジャイルソフトウェア開発チームのつくり方 ・取り組みの背景 ・実施したこと、実際の様子 ・やってみた結果 ・まとめ/展望 85
  • 86. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. まとめ/展望 ・プログラミングスキルの可視化や、それに応じた アダプティブな学習設計は全体習熟度アップに効果的 ・自立自走を促し、メンタリングに注力すれば 組織エンゲージは高められる。 ・アジャイル開発は難しいし、楽しくなんかない。 新人研修でも充分に失敗経験を培うことができる。 86 “新人研修からも本格的にアジャイル開発を導入しよう”
  • 87. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. まとめ/展望 ・「なんちゃって」にならないように、 プロフェッショナルや現場からのレビューは 強化することが重要 ・新人だけでの研修に留めずに、現場(メンター)や、 一部の若手も交えることで、組織全体の文化構築に 広げていくえるのではないか 87 “現場のエンジニアの皆さんから積極的な介入を!”
  • 88. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. まとめ 新卒社員研修からはじめる アジャイルソフトウェア開発チームの作り方 ウォーターフォール 既存ビジネス アジャイル・リーン 新規事業VS 88
  • 89. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. まとめ ウォーターフォール 既存ビジネス アジャイル・リーン 新規事業VS 新卒社員研修からはじめる アジャイルソフトウェア開発チームの作り方 89
  • 90. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. まとめ 新卒社員研修からはじめる アジャイルソフトウェア開発チームの作り方 モード1 守りのIT 既存ビジネス 対応・理解 モード2 攻めのIT アジャイル リーン バイモーダル型の研修を現場を巻き込み 継続していくことで組織文化を構築していく 90
  • 91. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. まとめ ご清聴ありがとうございました 91
  • 92. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 補足資料 92
  • 93. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. trackとUdemyでのセルフラーニングの教材 タイトル キーワード 想定時間(h) track プログラミング教養コース データ構造、制御構造、正規表現 5 Webフロントエンド基礎 ウェブ開発(フロントエンド) 12 Java基礎 Java 10 SQL基礎 SQL 5 アルゴリズム演習問題集 アルゴリズム 20 udemy はじめてのSQL・データ分析入門 SQL 7 Web開発入門完全攻略コース ウェブ開発(フロントエンド) 18 フロントエンドエンジニアになりたい人の Webプログラミング入門 ウェブ開発(フロントエンド) 10.5 もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完 全マスター Git 5.5 【Javaサーブレット決定版】ゼロから環境構 築~設計モデルまで、動画で楽々学ぶ Javaサーブレット 5.5 93
  • 94. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. Udemyでのセルフラーニング タブレットやスマートフォンから動画で学べるUdemyを提供し スキマ時間でのセルフラーニングを促進します。 94
  • 95. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. trackでの進捗状況の可視化 trackのオンライン学習を組み合わせることにより 個々人の習熟度や進捗に合わせてフォローアップを強化することができます。 進捗可視化 どこまでとき終えることが できているのかを確認 95
  • 96. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved. 実施したアセスメントテスト内容 チャレンジ名 カテゴリ 内容項目 出題形式 配点 情報知識問題 ITリテラシー クラウドコンピューティング,仮想通貨,ディープラーニング(深層学習),VR/AR,スーパ ーコンピュータ クイズ形式 5 Web、インフラ、ネットワーク、セキュリ ティ HTTP,TCP/IP,IPアドレス,DNS/ドメイン 仮想サーバ(Docker),RESTful API,WebSocket,SQLインジェクション,XSS(クロス サイトスクリプティング),公開鍵暗号方式 クイズ形式 10 コンピュータサイエンスOS 進数,単位(bit/MB),メモリ,ディレクトリの作成,ディレクトリの移動,ファイルの検索, 管理者権限,所有者の変更,リモートログイン,シェルスクリプト クイズ形式 10 プロダクトマネジメント Scrum,アジャイル開発,Git clone,Git pull/push,ユーザビリティテスト クイズ形式 5 プログラミング基礎 数学(アルゴリズムモデリング) 部分集合,計算量,ソート,ナップザック問題,動的計画法 クイズ形式 10 数理統計機械学習 確率,組み合わせ,統計,自然言語処理,ニューラルネットワーク クイズ形式 10 プログラミング読解(言語比較、プログラ ミング読解) 入出力,型(string, int, boolean),四則演算(+,-,*,/,%),条件分岐(if, switch),繰り返し構文 (for, while) クイズ形式 10 アルゴリズム実装 アルゴリズムデータ構造 初級から上級まで解けるアルゴリズム問題 実装形式 20 SQLチャレンジ データベース データベースの実装問題 実装形式 20 96
  • 97. Copyright © Givery, Inc. All rights reserved.

Editor's Notes

  • #18: 3分
  • #20: 株式会社クレディセゾンの「取締役CTO デジタルイノベーション事業部担当 (兼)テクノロジーセンター長」
  • #24: ※公開するときは写真差し替え。小山様に確認
  • #25: 10分
  • #30: 0〜3分
  • #31: 13分
  • #39: 17分
  • #41: 17分
  • #49: ※ぼかし。顔・本人が特定できない形。
  • #51: 23分
  • #63: 27分
  • #68: 30分
  • #69: 30分
  • #73: 35分
  • #80: 38分
  • #86: 42分
  • #92: 45分