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小さな地方(裾野市)から
始めるデータ利活用
窓口業務改善を
市民と自治体のタッグで
デザイン思考で回していこう
窓口業務に時間がかかる課題について
• データアカデミーの実践編で、いくつかの施策があがった。
• たとえば、混雑予想スケジュールを出すなどの見える化
• コンビニでの住民票取得への誘導や周知
• ただ、やってみないと効果がわからないケースもあった。
• Botやスマートスピーカーでの、問い合わせ対応
• LINE Botを使えば、若い世代が事前に確認できるのでは
• スマートスピーカーを、入り口の案内に使えば、高齢者への
応答が減るのでは
• しかし、回答率ってどうのぐらいだろうか?
• おそらく効果があるので、やってみたいが、それに関する
数値的根拠が出せない。
じゃあ、素早い実証実験で確認しよう
「狙うところ」
• デザイン思考やで、まず作って試して、評価してなおす。
• ランダム化比較試験をして、効果の出るところを早く判断する。
回答率 50%
利用率 20%
まずは、窓口の問い合わせの10%が
改善できないか確認する。
回答率 70%
利用率 40%
うまくいけば、他部門や、市民とも協働し
回答率の向上を目指す
また、普及啓発活動で利用率を伸ばす。
こっちの方が楽に聞けるよと言う勉強会含めて。
悪かった場合は、なぜ、ダメな箇所があるのか、それを分析し
有効な質問内容・答え、利用率の向上に資する作戦を立てる。
【2019/3月】 【次年度】
集めるデータは3つ!公民連携で集める
市のHPにある
よくある質問
(オープンデータ)
窓口で応対している
問い合わせ情報
(庁内データ)
市民が市役所に
問い合わせたい内容
定期的にタウンミー
ティングと言う名の
ワークショップを開
催し、Q&Aを整備
LINE Botや
スマートスピーカー
に最新版を実装
時期ネタや陳腐化した応答、
最新情報を常に公民連携で
作り上げる。
市民が欲しいホッ
トな情報は市民か
ら集める。
問い合わせの多いものは窓
口の方が一番知っている。
常にアップデート
初回のワークショップは1/26(土)
ソーシャルハックデーの裾野会場で
実施する!
共に価値を出すために
• 市民は、いつでも情報を入手できる。
窓口でのスピーディな対応による利便性。
• 自治体は、窓口業務の効率化によるサービスの効率化。
空いた時間を本来の政策検討やデータ利活用に割いて
さらなる自治体のバージョンアップへ。
• なぜ一緒にやるのか?
それは、互いに一緒にやることで、地域に使う時間をさらに
得ることができるから。(時間=価値)
小さな自治体集まれ!
• 今回の取り組みの結果は、オープンソース&ノウハウ
として公開する予定です。
• 大きな自治体のように、たくさんの問い合わせ情報は
集められない。けれど、小さな自治体がいくつも
トライしたら?どうなる?
裾野市のように
5万人ぐらいの
自治体
20自治体が参加
100万人の情報を使った
市民向けサービスと
ノウハウの向上!
さあ、今から始めよう!
小さな地域こそ
自分たちでできることがある。

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