[Modern Cloud Day Tokyo 2019] Oracle Functions ＝サーバーレス × Dockerコンテナ：AWS Lambdaとの違いとは

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Oracle Functions ＝
サーバーレス × Dockerコンテナ
Varun Madan
Senior Director, Software Development
Oracle Cloud – Serverless
@madvar
AWS Lambdaとの違いとは

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以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明する
ものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる
契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルや
コード、機能を提供することをコミットメント（確約）するものでは
ないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラ
クル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期に
ついては、弊社の裁量により決定されます。
2
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

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どうして、これらについて騒ぎ立てるのか?
● マイクロサービス？
● コンテナ？
● サーバーレス？
● FaaS?

ソフトウェア開発によりビジネスの俊敏性が加速する
開発プロセスアプリのアーキテクチャデプロイ・パッケージインフラストラクチャ
2000-072008-152016+
ウォーターフォールモノリシック物理サーバデータセンター
N-ティア仮想サーバホスティングアジャイル
Plan
Code
Build
Test
Release
Deploy
Operate
Monitor
DevOps
マイクロサービスコンテナクラウド

コンテナ
DockerのWebサイトから引用：「コンテナ・イメージは、実行に
必要なすべてのもの（コード、ランタイム、システムツール、シ
ステムライブラリ、設定など）を含む、軽量でスタンド・アロー
ンな、ソフトウェアの実行可能パッケージ。」

Functions
Source: https://medium.com/oracledevs/containers-vs-functions-51c879216b97
Functions（関数）はコードのブロックで、理想的には一つの目的
のための小さなもの。
サーバーレスの文脈だと、ベンダーサービスのAWS Lambda、
Azure Functions、Google Cloud FunctionsなどのFaaSプラット
フォームと、OSSのフレームワークの Fn Project (当社発のプロ
ジェクト)、OpenWhisk, OpenFaasなど。

サーバーレス
Source: https://medium.com/oracledevs/containers-vs-functions-51c879216b97
OS、インフラストラクチャ、およびクラウドIaaS APIの上のアプ
リケーション層に、開発者のための抽象化層があるソフトウェア
設計のカテゴリ。
言い換えると、開発者はインフラストラクチャを意識しなくて良
い。

コンテナ vs サーバーレスの論争は、電気と電灯スイッチの論争
のようでバカげている
たとえ、あなたが（論争に）「勝った」と
しても、それはまだ重要な事ではない

コンテナ -> Function
Functionは、以下のようなよく知られた特色を持つコンテナ:
● 短い起動時間
● 揮発的
● ステートレス
● （処理が）呼び出される
● 一つの目的
● 自己完結型

FunctionをKubernetes上で実行するのがサーバーレス？
あなたの仕事はコンテナを稼働させること？
他のシステムとのやりとりは？Kubernetesの構成を信頼するのか？
（コンテナの）Podの上のリソース管理は？

Functions-as-a-service (FaaS)
抽象度
インフラストラクチャ実装に対する関心（および管理）の減少
仮想マシン
Function
コンテナ
ベアメタル

サーバーレスの利点
俊敏性経済性革新性信頼性

アジャイル –取り組むには未だに容易ではない
• サーバ数の見積もり
• 使っていないサーバへの支払い
とその管理
• 多様なトラフィックのさばき
• サーバコストの最適化
ビジネスのチャレンジ • ベンダー固有のサービス
• コードを環境に合わせて行く際に労力
がかかる
• 特殊な機能への依存
• 問題が見えづらい
ロックインに関するチャレンジ
• コードベース開発への取り組み
• 複数の開発環境をまたがっての一貫性の管理
• スケーラビリティ
アプリケーション開発のチャレンジ

Oracle Functions のご紹介
Oracle Functionsは、フルマネージド、高可用性、コンテナ・
ネイティブ、オン・デマンド型のFunction as a Serviceのプ
ラットフォーム。エンタープライズ・グレードの
Oracle Cloud Infrastructureに組み込まれていて、オープン・
ソースのFn Projectのエンジンで動作する。

Oracle Functions の導入
自動化
プラットフォーム上でオー
トスケールサーバの準備や
管理は不要
使っただけの課金
実行した時間だけの課金、
アイドル時間への課金不要
ロックインなし
オープンソースの
Fn Project とDocker ベース
Oracle Functions
Functions-as-a-Service
Oracle Cloud に統合
Container Native
マルチ・テナント
セキュア
オープン・ソースのエンジン

どのように動作するのか?
コンテナを
レジストリ
にpushする
Functionの
トリガーを設
定する
トリガーが
あった時にだけ
実行される
実行時間のみ
への課金

Oracle Functions の課金モデル
リソース使用
リクエスト数
$0.00001417
以降、GB／秒
17
$0.20
以降、100万リクエストごと
無料
月間200万リクエスト
無料
月間 400,000 GB／秒
2x
AWS
15%
AWS
より
安価

Oracle Functions – 概要アーキテクチャ
呼び出し
Oracle Functions

呼び出し
Oracle Functions テナントのリソース

呼び出し
Oracle Functions OCI Servicesテナントのリソース
OCI
Registry

呼び出し
FunctionFunctionFunction
Oracle Functions OCI のサービステナントのリソース
OCI
Registry

呼び出し
DBaaS
Service B
Service C
Service A
Internet
Oracle Functions OCI のサービステナントのリソース
OCI
Registry

Oracle Functions
呼び出し
DBaaS
Service B
Service C
Service A
Internet
OCI のサービス
Object
storage
Events
Key
Mgmt
OCI
Registry
Logging
Monitoring
テナントのリソース

デモ

一般的なユースケース – “イベント発生に応じてfunctionを実行”
Web, モバイル, IoT
のバックエンド
リアルタイムの
ストリーミングや
ファイル処理
DevOps
バッチ処理
クラウドサービスと
の統合、
イベント・ドリブン

Functions as a “Oracle Cloud サービス統合”
Functions
Analytics
ERP
Data
HCM
CX
Supply Chain
StorageComputeNetwork
Integration
Mobile
Business
Insight Collaboration
Custom AppsData Mgmt
クラウド・アプリケーション (SaaS) クラウド・プラットフォーム (PaaS)
クラウド・インフラストラクチャ
(IaaS)
Audit Events

クラウドでのイベント・ドリブン・アーキテクチャ
ORACLE CLOUD
StorageCompute
Network
Function は、DB, Storage, その他
のサービスを利用できる
Function
のトリガー
FunctionsOCI EventsAudit
DB / DW
Storage
DB / DW

リアルタイム・データ処理
ORACLE CLOUD
別の低解像度
の画像の生成
高解像度の商品
イメージ画像の
アップロード
イメージをストレージ
に、メタデータを
データベースに保存
生成されたイメージは、
様々なデバイスで
表示される
Function
のトリガー
OCI Events
Functions
Object Store
Storage
DB / DW

Webとモバイルのサーバーレス・バックエンド
ORACLE CLOUD
データの処理Expose functions as
REST API endpoints
Functions
Web, モバイル・アプリ
データの永続化
Storage
DB / DW
API Gateway

セキュリティ要求の強化
• 目標：ユーザーによってプロビジョニングされた全てのクラウドイ
ンフラのリソースが、自社のセキュリティ標準に準拠していること
を確認
• 解決方法:
– さまざまなIaaSリソース（VM、ネットワーク、データベース）の構成を検
証するための、監査用のfunctionを定義
– リソース作成時や変更時に監査用のfunctionを呼び出すため、OCI Events
サービスのルールを定義
– 自社の基準を満たさないリソースを削除

データの移動／変換
• 目標: 対象システムからレポーティング・システムへのデータの
移動と再フォーマット
• 解決方法
– 対象システムからデータを読み取り、目的の形式に変換し、変換された
データをターゲットのシステムへ送信するfunctionを定義
• 例:
– Kafkaから一連のJSON形式のレコードを読み取り、CSV形式に変換して
Elasticsearchシステムへ送信するfunction
– タイマーによって呼び出されるfunction

Function のランドスケープ
x 主要なものはプロプライエタリで、いつくはオープンソースがベース
x プラットフォーム間で共通の概念は多数あるが、業界標準はなし
x 開発者にとって容易ではない - 開発と本番の環境の忠実度が低い
x Java のサポートが乏しい
Amazon Web Services
Microsoft Azure
Google
IBM
Redhat

Oracle Functions 対 AWS Lambda
AWS 環境
のみでの実行
大きなロックイン
Functionとしての
Docker コンテナ
どこでも動作
オープンでポータブル
AWS Lambda
Oracle Functions

Oracle Functions – 本セッションのまとめ
自動化
プラットフォーム上でオー
トスケールサーバの準備や
管理は不要
使っただけの課金
実行した時間だけの課金、
アイドル時間への課金不要
ロックインなし
オープンソースの
Fn Project とDocker ベース
Oracle Functions
Functions-as-a-Service
Oracle Cloud に統合
Container Native
マルチ・テナント
セキュア
オープン・ソースのエンジン

Thank You!
• Questions?
Varun Madan
Senior Director, Software Development
Oracle Cloud – Serverless
@madvar

Oracle Digitalは、オラクル製品の導入をご検討いただく際の総合窓口。
電話とインターネットによるダイレクトなコミュニケーションで、どんなお問い合わせにもすばやく対応します。
もちろん、無償。どんなことでも、ご相談ください。

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