2. 産業オートメーションフォーラム
Industrial Automation forum
製造科学技術センター傘下で、以下の二つの分野で活動
n ia-cloud プロジェクト
Webのデファクト標準技術を活用した、産業オートメーション向け、
Webサービス型IoTプラットフォーム「ia-cloud」の開発
工場の実行層以下のレイヤーにおける標準化に、モデルベースで挑戦する活動
Web・クラウドをキーワードに、アドホックに、工場の情報化に関する
デファクト標準を積み上げる活動
n 制御層連携意見交換会(CLiC)
「KPI インフォメーションモデル規定に関する白書」 を作成公開
ia-cloud プロジェクト 2
n モデリングWG
IEC62264、ISO22400に準拠し、工程のモデリングを行う活動
3. IAFが開発・推進するia-cloud とは
2019/10/04 ia-cloud プロジェクト 3
p ia-cloud Web API Specification
ü https://github.com/ia-cloud/Web-API-
Specification-V2
ü レガシーな20世紀の通信ではなく、
REST/JSON Webscket/JSONで繋ぐ
ü 製造業でよく使用されるデータ構造、
ia-cloud object を定義(次ページ)
p 産業オートメーションフォーラム(IAF)
がトライアルサービスを運営中
ü 1年間の無償試用アカウント
格納総データ数と転送回数には
制限があります。
ü AWS上にエンドポイントを構築
p 商用利用時には、IAFメンバ企業が
有償サービスを提供
p Webサイト https://ia-cloud.com
レガシーな通信技術ではなくWeb標準である
REST/JSON、Websocket/JSON を利用
4. p ia-cloudオブジェクトの構造
u objectKey(計測対象のID)
u timestamp(計測した時刻)
u objectDescription(計測対象の説明)
u contentDataType(データ構造タイプ)
u contentData(データ内容)
ü [1]
l dataName(データのID)
l dataValue(データの値)
l unit (データの単位)
ü [2]
l dataName(データのID)
l dataValue(データの値)
l unit (データの単位)
ü [3]
l dataName(データのID)
l dataValue(データの値が複合デー
タ)
• dataValue1
• dataValue2
• dateValue3
ia-cloudデータ構造
製造現場でよく使用されるデータモデルを定義
2019/10/04 ia-cloud プロジェクト 4
n ユニークキー付き
n タイムスタンプ付きで
n 構造的なデータを記述できる
n 基本データ構造のほか、
様々なデータモデルを規定
ü アラーム&イベント
ü 設備稼働状態データ
ü 生産実績データ
ü インバータ稼働状態データ
ü 温度調節計データ
ü PLCデータ
ü 等々
n ユーザ独自のデータ構造も自
由に定義できる。
ユニークなIDキーを持つ、
標準化され構造化され、
かつ、Simpleなデータ構造。
Node-Redノードの入出力オブジェクトを、
このia-cloudオブジェクトで標準化