(定理証明ハードウェア記述言語のためのステートレス回路モデル) コンピュータ・ハードウェアを網羅的に検証する方法としてはモデル検査手法が広く普及しているが,検証対象の規模に対して計算資源が十分でない場合に検証結果が得られないという,状態爆発問題がある.本論文ではこの問題を解決するために定理証明の手法に注目し,定理証明HDL(Hardware Description Language)を実現するための回路モデルを提案している.