SlideShare a Scribd company logo
Team Foundation Server
今を生きるエンジニアのための
開発基盤とは
Team Foundation Server
ソフトウェア
開発の
複雑さ
への対応
ソフトウェア開発の複雑さへの対応
ソフトウェア開発の複雑さへの対応




    リポジトリが散財          リポジトリを集中
    情報が人が選別/関連付け      正しい情報を正しく更新
                       関連付けられた情報にアクセス
本業に注力し、ビジネス価値へ




                                動くソフトウェア
                                の検証とフィードバック
     要件の
     優先順位




               ビルド


TFS as a Continuous Value Delivery Platform
TFS により、シンプルに結束




                Team Foundation Server




TFS as a Continuous Value Delivery Platform
TFS のカバー領域




           バグ/障害/課題の              プロセスの制御/
             トラッキング     タスク管理       自動化      プロジェクト メトリクス




  自動ビルド/                           プロジェクト
  ビルド管理    要件/要求管理     テストケース管理   ダッシュボード     As You Like




TFS as a Continuous Value Delivery Platform
TFS によるトレーサビリティと可視化




 要件の単位で
  作業見積もりと実績
  テスト計画と実績
  バグの実態 (=品質) を自動的に可視化

TFS as a Continuous Value Delivery Platform
今を生きるエンジニアが
意識しなければいけないこと
outlook
見えていますか?あなたの現場
見えていますか?あなたの現場
              あなたのエンドユーザー

          あなたのチーム




            あなたの関係者
                 あなたのエンドユーザー
                 のビジネス
Visual Studio の規模感
                      あなたのエンドユーザー

                 あなたのチーム




                     あなたの関係者
                        あなたのエンドユーザー
                        のビジネス
Visual Studio 開発部門のプロダクトバックログ
              9
Main Objectives
ビジネスにとって何が必要か?

Value Propositions
何が実現できたら
                     100   計
採用したくなるかのシナリオ              画
Feature Groups   300
何によってシナリオを
実現するか?
Features   1,200
ユーザーストーリー
Tasks                      実
個々のタスク                     行
Change Sets
コードの変更
Visual Studio 開発部門の Scrum of Scrum
                 計     Physical Group
                 画

                     PM部門 Dev部門 Test部門

                 実                       Waterfall




                                                     Virtual Team
                 行
                                         XP

                                         Kanban


                                         Scrum
           開発者
 プログラム
マネージャー   テスト
         開発者
  チーム (6±3)
Visual Studio 開発部門のプロジェクト運営

  計画の段階的なコミット
  Start      CP #1      CP #2    End
            実施計画       Feature   マージ済み
            レビュー       デモ実施      リリース可能
              コミット      見積もり     見積もり
          CP #1         コミット     再見積もり
                     CP #2        コミット


  定期的なリスクの共有
             予定通り
             リスクを伴う
             想定外 (間に合わない)
Visual Studio 開発部門のプロジェクト運営

            作業見積もりの徹底
              コードの完成で見積もる
              Feature の完成で見積もる
               = 品質を前倒しで作りこむ

            チームの責務
              開発者:
               自動ユニットテストの作成と実施
              テスト開発者:
               Feature レベルのテストの作成と実施
               シナリオ レベルは可能な限りで OK
               必要なテスト自動化ツールの開発
透明性は開発者自らが勝ち得るものである

       『アジリティを向上させるツール』
       Tools for Agility by Kent Beck

       http://bit.ly/16Ig1j


 透明性    チームに信頼を提供するために開発者自らが
         選択するもの
        透明性のあるチームは、共有した目標を達成
         できる
 俊敏性    顧客と開発者により多くのフィードバックを提供
        ソフトウェア開発の価値を向上させ、顧客のビジ
         ネス価値に貢献する
Visual Studio 開発部門のプロジェクト運営
              品質ゲートの徹底
              Unit
           Branch


              Feature
               Branch   CP #1   CP #2



              多段階品質ゲート (テスト自動化)
               Main:
                 夜間テスト、全自動テスト
               Unit Branch:             BVT

                  夜間テスト、全自動テスト (マージ前必須)
                  統合テスト、探索的テスト、負荷テスト
               Feature Branch:     品質ゲート

                  探索的テスト、自動テストの作成と実施
                  夜間テスト
今必要なツール支援はここだ!
                         ※ 2008年執筆時点での今後のツール支援の予測より


      『アジリティを向上させるツール』
       Tools for Agility by Kent Beck

       http://bit.ly/16Ig1j


  作業間の                    透明性の
  スムーズな移行                 確保と維持


  リアルタイムの                 自動テストの
  共同作業                    対象範囲の拡大
Visual Studio 開発部門の透明性
自己組織されたチーム運営と信頼



             アジリティのあるプロダクト運営
         計      必要最小限のレポート (↑) 義務
         画
                チームに多くの権限を委譲
                責務の明確化
                俯瞰した意思決定の促進
         実      適切なフォローとプロダクトの優先順位決め
         行
                常に出荷可能な情報とプロダクトを準備
Visual Studio 開発部門の成果
     Visual Studio 2005 Beta 1 Visual Studio 2008 Beta 1
                Debt                        Debt




         “技術的負債”を10分の1に削減
         最小限の延期
         2倍のスケジュール改善
         高い予測可能性
         顧客満足度の大幅な向上
Microsoft での
Team Foundation Server (TFS) の活用
TFS as a Dog Food
    TFS の最大のユーザーは、Visual Studio 開発部門
    自ら活用し、最速のフィードバックを実施し続ける
    Microsoft 社内で蔓延中!




        TFS ユーザー数推移                    各製品のTFS活用ユーザー数                                       データ量


http://blogs.msdn.com/b/bharry/archive/2011/06/02/team-foundation-server-dogfooding-update-may-2011.aspx
今を生きるエンジニアよ!
これが、真の開発環境だ!
Demo: Recap
                                  動くソフトウェア
                                  の検証とフィードバック
                                                テスト管理
  要件管理

         要件の
         優先順位
プロジェクト                     動くソフトウェア        自動ビルド
   管理                                      テスト環境管理
                           ビルド
                     ビルド
               タスク                         作業項目
                            バグ             追跡/管理
           テストケース
         変更セット
                                           バージョン管理
   各ファイルの変更履歴                              /構成管理



 Flow Solutions + Traceability
戦略的な開発基盤
Demo: Recap
実測駆動な開発プロセスとプラクティス




持続可能かつ、高度な透明性と自動化
 TFS as a open ALM Platform
最新のプラクティスを支えるエンジニアリング基盤
継続的デリバリー
フィードバック ループ と 品質の早期作りこみ




         ビジネス                             共同所有された
         価値提案                            動くソフトウェア      運用
プロダクト
バックログ                                                 バックログ



        トリアージ 状況分析 コードレ      自動ビルド テスト環境 テスト実施 構成変更
        グルーミング 開発/テスト ビュー    自動検証 構築/配置 バグ起票 デプロイ
                      チェックイン
Demo: Recap
         ビジネス                                       共同所有された
         価値提案                                      動くソフトウェア      運用
プロダクト
バックログ                                                           バックログ



        トリアージ 状況分析 コードレ      自動ビルド テスト環境 テスト実施 構成変更
        グルーミング 開発/テスト ビュー    自動検証 構築/配置 バグ起票 デプロイ
                      チェックイン




                      P

 プロセス
 ポリシー        作業項目       ソースコード     ビルド     テスト環境     ダッシュボード   レポート


Developer Camp | 2012 Japan Fall    Team Foundation Server

継続的デリバリーを支えるエンジニアリング基盤
継続的フィードバック | 継続的品質 | 継続的デリバリー
            ビジネス   プロダクトバックログ
            価値提案
Define                                         Measure
アイディアの創発                                       実施可能な知見
                                               検査と適応

            開発                            運用
Develop                                        Operate
アイディアを                          運用バックログ        動くソフトウェアの運用
動くソフトウェアに                                      ビジネス価値の実現
              共同所有された
             動くソフトウェア

  ムダ取り | サイクルタイムの短縮 | 透明性と結束
戦略的な開発基盤の条件
    常に改善できる基盤である
     無理のない習熟曲線
     繰り返し、成長可能
     人や、ツールに極力左右されない開発基盤




    価値の流れに自然な活動ができる
     エンジニアの行動に沿う開発基盤
        リポジトリ サイロに陥らない(追跡可能性の確保)
        クリエイティブな開発業務に専念できる
        正しい情報に基づき、正しいやり方で正しいモノづくり
Speaker
          長沢 智治
日本マイクロソフト エバンジェリスト
Scrum Alliance 認定 スクラムマスター
   10年以上にわたるソフトウェア開発プロセスの経験
   開発支援ツール ベンダーを 3社経験
   職歴: ソフトウェア エンジニアリング スペシャリスト /
      プリンシパル コンサルタント / ソリューション アーキテクト
ご清聴ありがとうございました


 感謝
✉ tomohn@microsoft.com
Twitter: @tomohn
http://SoftwareEngineeringPlatform.com

More Related Content

PDF
【XDev】A-2 アジリティ向上のためのツール活用
PDF
【JaSST'11 Tokyo】 テスト イノベーション
PDF
PDF
チーム×ツール Team Foundation Server & Service 共感しActionできる開発基盤 アルティメイタム【デブサミ 2013 ...
PDF
アジャイルクオリティの探求
PPTX
Visual Studio Online BUILD を本気で使いこなして品質&効率を劇的に上げる! [ Comm Tech Festival ] C-4
PPTX
WebサービスのソフトウェアQAと自動テスト戦略
PPTX
TFS リリース管理 による継続的デリバリー TFS Release Management を使ったリリースの効率化
【XDev】A-2 アジリティ向上のためのツール活用
【JaSST'11 Tokyo】 テスト イノベーション
チーム×ツール Team Foundation Server & Service 共感しActionできる開発基盤 アルティメイタム【デブサミ 2013 ...
アジャイルクオリティの探求
Visual Studio Online BUILD を本気で使いこなして品質&効率を劇的に上げる! [ Comm Tech Festival ] C-4
WebサービスのソフトウェアQAと自動テスト戦略
TFS リリース管理 による継続的デリバリー TFS Release Management を使ったリリースの効率化

What's hot (20)

PDF
【XDev 2011】 B-4 明日を支えるITに求められる開発アジリティ~ 継続的フィードバックで見る最新開発環境の全貌
PPTX
高信頼性を確保するソフトウェア開発手法と実践 -組込み製品の潜在的価値を今以上に高めるために-
PDF
デブサミ2013【14-E-2】パフォーマンス・チューニングに革命をもたらす最新テクノロジー - トランザクショントレース
PPTX
開発ビギナーだけじゃない!インフラエンジニア & マネージャー にも知ってほしいテスト自動化と品質管理
PDF
Net advantage 2012 volume2 最新情報 Windows Forms / ASP.NET 編
PPTX
設計品質とアーキテクチャ
PPTX
Team Foundation Server / Visual Studio Online を利用したチーム開発の実践
PDF
開発品質向上のための、ASQ/ALMソリューション ~品質向上策・活用していないのは何故ですか?~
PDF
GDC2014_QA
PDF
テスト自動化入門@Graat勉強会
PDF
Gui自動テストツール基本
PDF
パフォーマンス管理最前線 米国大規模システムにおける最新トレンド
PDF
Agile japan2010 rakuten様プレゼン資料
PDF
Enterprise TEST Forum 2012
PDF
機敏な製品リリースを可能にする企業内の連携モデルを提示するScaled Agile Framework (SAFe) のご紹介
PDF
【ソフトウェアプロジェクトにおけるツールの活用を考える会】 ソフトウェア開発におけるツール活用 - Team Foundation Server をベース...
PDF
デブサミ2013発表資料(14-B-5)「チケット駆動開発のフレームワーク~現場の経験知からパターン言語へ」 #devsumi #devsumiB
PPTX
20130302 わんくま勉強会大阪 tfsを使ってみよう
PDF
市場動向並びに弊社製品の今後の展望について
PPTX
事例からわかる!テスト自動化導入パターン
【XDev 2011】 B-4 明日を支えるITに求められる開発アジリティ~ 継続的フィードバックで見る最新開発環境の全貌
高信頼性を確保するソフトウェア開発手法と実践 -組込み製品の潜在的価値を今以上に高めるために-
デブサミ2013【14-E-2】パフォーマンス・チューニングに革命をもたらす最新テクノロジー - トランザクショントレース
開発ビギナーだけじゃない!インフラエンジニア & マネージャー にも知ってほしいテスト自動化と品質管理
Net advantage 2012 volume2 最新情報 Windows Forms / ASP.NET 編
設計品質とアーキテクチャ
Team Foundation Server / Visual Studio Online を利用したチーム開発の実践
開発品質向上のための、ASQ/ALMソリューション ~品質向上策・活用していないのは何故ですか?~
GDC2014_QA
テスト自動化入門@Graat勉強会
Gui自動テストツール基本
パフォーマンス管理最前線 米国大規模システムにおける最新トレンド
Agile japan2010 rakuten様プレゼン資料
Enterprise TEST Forum 2012
機敏な製品リリースを可能にする企業内の連携モデルを提示するScaled Agile Framework (SAFe) のご紹介
【ソフトウェアプロジェクトにおけるツールの活用を考える会】 ソフトウェア開発におけるツール活用 - Team Foundation Server をベース...
デブサミ2013発表資料(14-B-5)「チケット駆動開発のフレームワーク~現場の経験知からパターン言語へ」 #devsumi #devsumiB
20130302 わんくま勉強会大阪 tfsを使ってみよう
市場動向並びに弊社製品の今後の展望について
事例からわかる!テスト自動化導入パターン
Ad

Similar to Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】 (20)

PDF
【Agile Forum in Gifu】 Visual Studio 2010 でみる、アジャイル開発における開発支援ツールの活用
PDF
Agile 459 | 11/17 資料
PDF
Go azure tfs_service
PDF
A 1-1 tfs on azure で始めるイマドキのソフトウェア開発
PDF
Developr Camp 2012 Japan Fall Day1 Session2 Visual Studio 2012 価値を提供し続けるための真の...
PDF
Enterprise DevOps
PDF
Jenkins ユーザ・カンファレンス 2012 東京 S406-4/マルチステージ型継続的インテグレーションのすすめ
PDF
【Agile Conference tokyo 2011】 継続的フィードバック
PDF
JaSST'12 Kansai
PDF
【Agile Conference tokyo 2010】 Going Agile with Tool
PDF
【#VSUG DAY】Team Foundation Server を乗りこなすコツ教えます
PDF
ヒーロー島 Visual Studio 2012
PDF
ソフトウェア開発の現場風景
PDF
GCSアジャイル開発を使ったゲームの作り方
PDF
ワンクリックデプロイ101 #ocdeploy
PDF
19-B-4 開発品質向上のための、ASQ/ALMソリューション
PDF
Ultimate agilisttokyo(japanese)
PDF
【schoo WEB-campus】どうすれば小さなチームでも大きな成果を出せるのか
PDF
【18-B-4】ソースコード品質、大丈夫ですか? ~静的検証のススメ~
PDF
Qs info002
【Agile Forum in Gifu】 Visual Studio 2010 でみる、アジャイル開発における開発支援ツールの活用
Agile 459 | 11/17 資料
Go azure tfs_service
A 1-1 tfs on azure で始めるイマドキのソフトウェア開発
Developr Camp 2012 Japan Fall Day1 Session2 Visual Studio 2012 価値を提供し続けるための真の...
Enterprise DevOps
Jenkins ユーザ・カンファレンス 2012 東京 S406-4/マルチステージ型継続的インテグレーションのすすめ
【Agile Conference tokyo 2011】 継続的フィードバック
JaSST'12 Kansai
【Agile Conference tokyo 2010】 Going Agile with Tool
【#VSUG DAY】Team Foundation Server を乗りこなすコツ教えます
ヒーロー島 Visual Studio 2012
ソフトウェア開発の現場風景
GCSアジャイル開発を使ったゲームの作り方
ワンクリックデプロイ101 #ocdeploy
19-B-4 開発品質向上のための、ASQ/ALMソリューション
Ultimate agilisttokyo(japanese)
【schoo WEB-campus】どうすれば小さなチームでも大きな成果を出せるのか
【18-B-4】ソースコード品質、大丈夫ですか? ~静的検証のススメ~
Qs info002
Ad

More from 智治 長沢 (20)

PDF
「3つの情報」でスクボの良さを伝えてみる
PDF
DevOpsにつながる開発プロセス再考 #TechTrend
PDF
TrelloとBitbucketで書籍をかいてみた
PDF
通りすがりのエバンジェリスト、その瞳は何を見る
PDF
エンタープライズでのチーム開発環境の秘訣
PDF
誰でもできるプレゼン講座
PDF
【基調講演】 あなたの欲しいのは DevOps ですか?それともビジネスの成功ですか? #devopsdaystokyo
PDF
スクラム概要とチーム開発環境の要点
PDF
複雑さに挑む!カンバンによるプロジェクト マネジメント
PPTX
プレゼン基礎講座 2016.11
PDF
これだけ DevOps - Sapporo ComCamp 2016 #JCCMVP #clrh98
PDF
ビジネス駆動開発からソフトウェア駆動ビジネスへ #devsumiB 19-B-6
PDF
モダンな開発現場になるためのお作法としてのツール活用
PDF
Evangelist Journey 2015
PDF
アジャイル実践における開発環境の変化〜要求の捉え方、プロジェクト運営、ツール支援
PDF
Business value pipeline with atlassian products
PDF
継続的デリバリーを支える開発環境
PDF
AiiT enPiT ビジネスアプリケーションセミナー資料
PDF
ビジネスとソフトウェア開発現場の架け橋 〜 なぜアジャイル? #AgileJapanOsaka
PDF
DevOps時代の開発環境と現場体験 [#cmdevio2015]
「3つの情報」でスクボの良さを伝えてみる
DevOpsにつながる開発プロセス再考 #TechTrend
TrelloとBitbucketで書籍をかいてみた
通りすがりのエバンジェリスト、その瞳は何を見る
エンタープライズでのチーム開発環境の秘訣
誰でもできるプレゼン講座
【基調講演】 あなたの欲しいのは DevOps ですか?それともビジネスの成功ですか? #devopsdaystokyo
スクラム概要とチーム開発環境の要点
複雑さに挑む!カンバンによるプロジェクト マネジメント
プレゼン基礎講座 2016.11
これだけ DevOps - Sapporo ComCamp 2016 #JCCMVP #clrh98
ビジネス駆動開発からソフトウェア駆動ビジネスへ #devsumiB 19-B-6
モダンな開発現場になるためのお作法としてのツール活用
Evangelist Journey 2015
アジャイル実践における開発環境の変化〜要求の捉え方、プロジェクト運営、ツール支援
Business value pipeline with atlassian products
継続的デリバリーを支える開発環境
AiiT enPiT ビジネスアプリケーションセミナー資料
ビジネスとソフトウェア開発現場の架け橋 〜 なぜアジャイル? #AgileJapanOsaka
DevOps時代の開発環境と現場体験 [#cmdevio2015]

Team Foundation Server ~ 今を生きるエンジニアのための開発基盤とは 【BPStudy #63】

  • 5. ソフトウェア開発の複雑さへの対応  リポジトリが散財  リポジトリを集中  情報が人が選別/関連付け  正しい情報を正しく更新  関連付けられた情報にアクセス
  • 6. 本業に注力し、ビジネス価値へ 動くソフトウェア の検証とフィードバック 要件の 優先順位 ビルド TFS as a Continuous Value Delivery Platform
  • 7. TFS により、シンプルに結束 Team Foundation Server TFS as a Continuous Value Delivery Platform
  • 8. TFS のカバー領域 バグ/障害/課題の プロセスの制御/ トラッキング タスク管理 自動化 プロジェクト メトリクス 自動ビルド/ プロジェクト ビルド管理 要件/要求管理 テストケース管理 ダッシュボード As You Like TFS as a Continuous Value Delivery Platform
  • 9. TFS によるトレーサビリティと可視化 要件の単位で  作業見積もりと実績  テスト計画と実績  バグの実態 (=品質) を自動的に可視化 TFS as a Continuous Value Delivery Platform
  • 13. 見えていますか?あなたの現場 あなたのエンドユーザー あなたのチーム あなたの関係者 あなたのエンドユーザー のビジネス
  • 14. Visual Studio の規模感 あなたのエンドユーザー あなたのチーム あなたの関係者 あなたのエンドユーザー のビジネス
  • 15. Visual Studio 開発部門のプロダクトバックログ 9 Main Objectives ビジネスにとって何が必要か? Value Propositions 何が実現できたら 100 計 採用したくなるかのシナリオ 画 Feature Groups 300 何によってシナリオを 実現するか? Features 1,200 ユーザーストーリー Tasks 実 個々のタスク 行 Change Sets コードの変更
  • 16. Visual Studio 開発部門の Scrum of Scrum 計 Physical Group 画 PM部門 Dev部門 Test部門 実 Waterfall Virtual Team 行 XP Kanban Scrum 開発者 プログラム マネージャー テスト 開発者 チーム (6±3)
  • 17. Visual Studio 開発部門のプロジェクト運営 計画の段階的なコミット Start CP #1 CP #2 End 実施計画 Feature マージ済み レビュー デモ実施 リリース可能 コミット 見積もり 見積もり CP #1 コミット 再見積もり CP #2 コミット 定期的なリスクの共有 予定通り リスクを伴う 想定外 (間に合わない)
  • 18. Visual Studio 開発部門のプロジェクト運営 作業見積もりの徹底 コードの完成で見積もる Feature の完成で見積もる = 品質を前倒しで作りこむ チームの責務 開発者: 自動ユニットテストの作成と実施 テスト開発者: Feature レベルのテストの作成と実施 シナリオ レベルは可能な限りで OK 必要なテスト自動化ツールの開発
  • 19. 透明性は開発者自らが勝ち得るものである 『アジリティを向上させるツール』 Tools for Agility by Kent Beck http://bit.ly/16Ig1j 透明性  チームに信頼を提供するために開発者自らが 選択するもの  透明性のあるチームは、共有した目標を達成 できる 俊敏性  顧客と開発者により多くのフィードバックを提供  ソフトウェア開発の価値を向上させ、顧客のビジ ネス価値に貢献する
  • 20. Visual Studio 開発部門のプロジェクト運営 品質ゲートの徹底 Unit Branch Feature Branch CP #1 CP #2 多段階品質ゲート (テスト自動化) Main: 夜間テスト、全自動テスト Unit Branch: BVT 夜間テスト、全自動テスト (マージ前必須) 統合テスト、探索的テスト、負荷テスト Feature Branch: 品質ゲート 探索的テスト、自動テストの作成と実施 夜間テスト
  • 21. 今必要なツール支援はここだ! ※ 2008年執筆時点での今後のツール支援の予測より 『アジリティを向上させるツール』 Tools for Agility by Kent Beck http://bit.ly/16Ig1j 作業間の 透明性の スムーズな移行 確保と維持 リアルタイムの 自動テストの 共同作業 対象範囲の拡大
  • 22. Visual Studio 開発部門の透明性 自己組織されたチーム運営と信頼 アジリティのあるプロダクト運営 計  必要最小限のレポート (↑) 義務 画  チームに多くの権限を委譲  責務の明確化  俯瞰した意思決定の促進 実  適切なフォローとプロダクトの優先順位決め 行  常に出荷可能な情報とプロダクトを準備
  • 23. Visual Studio 開発部門の成果 Visual Studio 2005 Beta 1 Visual Studio 2008 Beta 1 Debt Debt  “技術的負債”を10分の1に削減  最小限の延期  2倍のスケジュール改善  高い予測可能性  顧客満足度の大幅な向上
  • 24. Microsoft での Team Foundation Server (TFS) の活用 TFS as a Dog Food  TFS の最大のユーザーは、Visual Studio 開発部門  自ら活用し、最速のフィードバックを実施し続ける  Microsoft 社内で蔓延中! TFS ユーザー数推移 各製品のTFS活用ユーザー数 データ量 http://blogs.msdn.com/b/bharry/archive/2011/06/02/team-foundation-server-dogfooding-update-may-2011.aspx
  • 26. Demo: Recap 動くソフトウェア の検証とフィードバック テスト管理 要件管理 要件の 優先順位 プロジェクト 動くソフトウェア 自動ビルド 管理 テスト環境管理 ビルド ビルド タスク 作業項目 バグ 追跡/管理 テストケース 変更セット バージョン管理 各ファイルの変更履歴 /構成管理 Flow Solutions + Traceability 戦略的な開発基盤
  • 27. Demo: Recap 実測駆動な開発プロセスとプラクティス 持続可能かつ、高度な透明性と自動化 TFS as a open ALM Platform 最新のプラクティスを支えるエンジニアリング基盤
  • 28. 継続的デリバリー フィードバック ループ と 品質の早期作りこみ ビジネス 共同所有された 価値提案 動くソフトウェア 運用 プロダクト バックログ バックログ トリアージ 状況分析 コードレ 自動ビルド テスト環境 テスト実施 構成変更 グルーミング 開発/テスト ビュー 自動検証 構築/配置 バグ起票 デプロイ チェックイン
  • 29. Demo: Recap ビジネス 共同所有された 価値提案 動くソフトウェア 運用 プロダクト バックログ バックログ トリアージ 状況分析 コードレ 自動ビルド テスト環境 テスト実施 構成変更 グルーミング 開発/テスト ビュー 自動検証 構築/配置 バグ起票 デプロイ チェックイン P プロセス ポリシー 作業項目 ソースコード ビルド テスト環境 ダッシュボード レポート Developer Camp | 2012 Japan Fall Team Foundation Server 継続的デリバリーを支えるエンジニアリング基盤
  • 30. 継続的フィードバック | 継続的品質 | 継続的デリバリー ビジネス プロダクトバックログ 価値提案 Define Measure アイディアの創発 実施可能な知見 検査と適応 開発 運用 Develop Operate アイディアを 運用バックログ 動くソフトウェアの運用 動くソフトウェアに ビジネス価値の実現 共同所有された 動くソフトウェア ムダ取り | サイクルタイムの短縮 | 透明性と結束
  • 31. 戦略的な開発基盤の条件 常に改善できる基盤である  無理のない習熟曲線  繰り返し、成長可能  人や、ツールに極力左右されない開発基盤 価値の流れに自然な活動ができる  エンジニアの行動に沿う開発基盤  リポジトリ サイロに陥らない(追跡可能性の確保)  クリエイティブな開発業務に専念できる  正しい情報に基づき、正しいやり方で正しいモノづくり
  • 32. Speaker 長沢 智治 日本マイクロソフト エバンジェリスト Scrum Alliance 認定 スクラムマスター  10年以上にわたるソフトウェア開発プロセスの経験  開発支援ツール ベンダーを 3社経験  職歴: ソフトウェア エンジニアリング スペシャリスト / プリンシパル コンサルタント / ソリューション アーキテクト
  • 33. ご清聴ありがとうございました 感謝 ✉ tomohn@microsoft.com Twitter: @tomohn http://SoftwareEngineeringPlatform.com