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Windows Azureで
クラウドアプリを作る前に
知っておいてほしいこと
[A-6]




マ゗クロソフト株式会社
デベロッパー&プラットフォーム統括本部
エバンジェリスト
砂金 信一郎
                      Page 1
スピーカー紹介
い さ ご

砂金 信一郎 shisago@microsoft.com
アーキテクトエバンジェリスト
マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部
クラウドプラットフォーム推進部 所属
ブログでもAzureの話題を提供 http://blogs.itmedia.co.jp/isago/
Twitterフォローはお気軽に http://twitter.com/shin135/



マ゗クロソフトでクラウドコンピューテゖングを中心とした啓蒙活動
を行うエバンジェリスト。東京工業大学出身。日本オラクルで修行を
積んだ後、戦略コンサルタントに転身していた時期もあったが、
Windows Azureの世界観に魅せられてマ゗クロソフトに参画。自社技
術に閉じないスタ゗ルが信条。自他共に認めるガンダム好きで、特に
戦略シミュレーションものにぐっときます。


                                                     Page 2
クラウドをとりまく人々の俯瞰イメージ
        ギーク        スーツ

        個人・ベン
                 大手SI’er所属
 技術者    チャーの開発
                 のSEさんなど
        者・学生など


        クラウドでひ
                 クラウドの業
        と儲けしたい
                 務適用を判断
 ビジネス   マーケター
                 したい方など
          など




                             Page 3
スタバカードGetチャレンジ!




                  Page 4
アカウント登録方法はコチラ




Azure サービス利用   http://bit.ly/azureactivate

                                       Page 5
本日40分でお伝えしたいこと



 Azureの位置づけ      適用の目利き力
 Azureの仕組み       情報洪水の整理
 How to 開発・注意点   From C to B の謙虚さ
 賢く使うコツ          ビジネスへの野心

 Azure を好きになってさわってみたい!
 と感じてもらうことが本日のゴール
                                    Page 6
マイクロソフトの
 ビジネス向け クラウド サービス




生産性   コミュニケーション コラボレーション
                       ビジネス アプリケーション 管理   ストレージ   プラットフォーム




                                                       Page 7
事例)電子書籍出版プラットフォーム

 ドキュメント情報   コンテンツ管理サーバ
 DRM、公開設定



                                 PDF

                 書蔵 DRM
              ( PlayReady )      EPUB




  Slate      PC        スマートフォン




                                        Page 8
マイクロソフトの
個人向けクラウド サービス




検索             Web メール、SNS、コラボレーション   セキュリティ管理

     ニュース &エンターテイメント                    ストレージ


                                                 Page 9
参考)Bing Map Apps
英語版に言語、地域を切り替えるとボタンが現れる




SDK入手(登録制)→ http://connect.microsoft.com/bingmapapps
                                                       Page 10
クラウド サービスの分類・俯瞰
 ゕプリケーション       ゕプリケーション         ゕプリケーション

  ミドルウェゕ         ミドルウェゕ           ミドルウェゕ

     OS             OS               OS

  ハードウェゕ         ハードウェゕ           ハードウェゕ

    SaaS          PaaS             IaaS
  完成品の         開発・実行環境となる       ハードウェゕを提供
ソフトウェゕを提供     プラットフォームを提供      (CPU貸し、デゖスク貸し)


○ すぐに利用でき、ASP  ○ スケーラビリテゖ、コス   ○ 自由度が高く自社運用と
  からの延長で利用は一番、   トにおいて他サービスに     差がないため、利用障壁
  進んでいる          勝る              は低い
× プラットフォームとして × ゕプリケーション開発が    × これまで同様の管理が必
  の拡張性、自由度に欠け    必須ということと、後発     要になり、煩雑化
  る場合が多い         のため、事例は少ない      する可能性がある
                                           Page 11
Windows Azure の基本構造




(主に).NET ゕプリを簡単に動かす場
仮想マシン、ストレージともにスケーラブル
フゔブリックコントローラーが可用性を担保

                      Page 12
Bing Maps × Azure 事例




http://www.eyeonearth.eu/

                            Page 13
Eye on Earth のアーキテクチャ
=シンプル
                              大気・水質
                              観測データ


      Silverlight UI

       Bing Maps        データ    SQL
        Control        サービス
                              Azure
        SMS
      ゲートウェ゗




                                      Page 14
Client App      Service          Entity/Data Access


        Console             ASMX

        WinForm                          Data Service       REST      Azure
                            WCF             Client                   Storage
          WPF
                           WCF
                        Data Service                                Table/BLOB/
                                                                    Queue
                            WCF          LINQ to SQL
        Silverlight
                         RIA Service
                                            Entity
          HTML                           Framework
        JavaScript      ASP.NET/
                       ASP.NETMVC         ADO.NET           T-SQL      SQL
     Ajax/jQuery                          DataSet                     Azure
                            Windows
     Web Browser             Azure
                            Web Role
15    出所:アークウェイ
ユーザー、管理者、開発者すべてに
シームレスなクラウド連携を提供




               Page 16
各種エクスプローラー統合

  • Windows Azure Tool の一部
  • Visual Studio から Windows Azure 上でのロー
    ル プロジェクトの稼働状況を確認 (サーバー エク
    スプローラーに統合)




サーバー エクスプ
ローラーに統合
            発行中はロールの
            状態を表示
                       ゗ンテリトレース
                       ログの表示         Page 17
ローカルでの実行とデバッグ
• F5 でデバッグ開始
 – 開発環境用の Development Fabric と Development
   Storage が立ち上がる




                     Development Fabric




                     Development Storage

                  テーブル      BLOB     キュー

                                           Page 18
SQL Azure のデータ確認
• SQL Server 2008 R2 Management Studio
   – テーブルの作成、データの追加等が可能
   – SQL Azure 側のフゔ゗ゕーウォール設定
    とネットワーク ポート 1433 が必要

• "Houston" https://manage.sqlazurelabs.com/
   –   ブラウザー経由で SQL Azure を管理 (Silverlight)
   –   テーブルの作成、データの追加等が可能
   –   ポート設定 (1433) が不要
   –   現在 CTP (プレビュー版)




                                               Page 19
料金プラン~どれがお得?
• プランの確認           通常料金
 –   従量課金プラン
 –   導入特別プラン       お試し無料

 –   標準プラン
                       パック料金
 –   拡張プラン
 –   SQL Azure 標準プラン
                       開発用無料 & 割引料金
• 特別プラン
                                 割引料金
 – MSDN Subscription による特典
 – Microsoft Partner Network による特典


                                   Page 20
各プランの比較
                  従量課金            導入特別        標準           拡張          SQL 標準
Windows Azure
 コンピューティング              ¥ 11.76    25 時間分     750 時間分      750 時間分            なし
 (時間・Small)
 ストレージ            ¥ 14.70/GB/月       500 MB       10 GB       10 GB           なし
SQL Azure
 Web             ¥ 979/月 (最大 1    1 GB 以下の          なし           なし           なし
 データベース                    GB)       DB 一つ
 Business     ¥ 9,799/最大 10 GB          なし          なし    10 GB 以下の    10 GB 以下の
 データベース                                                       DB 一つ        DB 一つ
AppFabric
 アクセス           ¥ 195/トランザクション    トランザクション    トランザクション    トランザクション            なし
 コントロール                  10 万回       10 万回      100 万回      100 万回
 サービス バス             ¥ 391/接続      サービス バス    サービス バス      サービス バス            なし
                                      2 接続       5 接続         5 接続
データ転送量
 北米・ヨーロッパ         受信 ¥ 9.80/GB    受信 0.5 GB    受信 7 GB      受信 7 GB           なし
                 送信 ¥ 14.70/GB    送信 0.5 GB   送信 14 GB     送信 14 GB
 アジア太平洋          受信 ¥ 29.40/GB    受信 0.5 GB   受信 2.5 GB   受信 2.5 GB           なし
                 送信 ¥ 44.10/GB    送信 0.5 GB    送信 5 GB     送信 5 GB
契約
 契約期間                      N/A          N/A       6 か月        6 か月         6 か月
 料金                    従量課金            無料       ¥ 5,876      ¥ 7,345     ¥ 10,776 21
                                                                              Page
カスタマーポータルと請求書
                MOCP
            (カスタマー ポータル)




      請求書



                           Page 22
ここからが本題…



 Azureの位置づけ      適用の目利き力
 Azureの仕組み       情報洪水の整理
 How to 開発・注意点   From C to B の謙虚さ
 賢く使うコツ          ビジネスへの野心

 Azure を好きになってさわってみたい!
 と感じてもらうことが本日のゴール
                                    Page 23
クラウド利用が最適なワークロード パターン
       コンピューティング




                                      コンピューティング
                        稼働不要な
                         時期
                                                          平均使用量
                   平均           使用量


                         時間                        時間
 コンピューティング




                                      コンピューティング
                        平均使用料                     平均使用量


                         時間                        時間




                                                                  Page 24
Azure を活用するビジネス的意義
          • ハードウェゕやOSの購買、゗ンフラ構築費用が不要
 初期投資
          • 費用として支払うため、資産計上しなくて済む
                                           安い
          • 従量制課金であるため、必要がなくなれば、容易に停止可能
無駄の排除
          • キャンペーン サ゗トや頻度の少ないバッチ処理に有効

          • すぐにゕプリの開発、利用が可能になる
 スピード
          • 新規事業などの変化の早いニーズに対応
                                           簡単
          • システム管理業務をすべてゕウトソース、パッチ適用も自動化
  運用
          • 遠隔地での冗長化で事業継続性を確保

 スケーラ     • スケーラブルな基盤設計要求からスキルの高い技術者を解放

 ビリテゖ     • 所有が不可能な規模に、理論上無限の拡張が可能
                                           +α
          • 世界中に建設されたデータセンターとネットワーク網を活用
グローバル展開
          • データやゕプリケーションを効率的に配布・管理



                                           Page 25
重要な情報の見極め、咀嚼、提供
        ユーザー企業の                       クラウド
        利用者,決裁者       開発者, ISV, SI’er サービス提供社
        • 価格とSLAの研究
                      • 新たなビジネス      •   健全な競争
ビジネス    • 現状の資産把握
                        ロジックで動く      •   産業としての立ち上げ
゗ンパクト     運用コストとの比較
                        エコシステムへの参画   •   エコシステムの確立
        • リスクの把握
                        (協業相手の見極め)   •   法務・規制面での対応
          勝ち馬に乗る選球眼



        • クラウド化できる    • APIの正しい理解    • 開発環境の提供
 開発       業務領域の見極め    • クラウド的な       • 技術情報提供
 手法     • 開発・移行コストの試算   開発スタ゗ルの確立    • ゕーキテクチャパターン
        • ITベンダーの見直し  • 既存ゕプリ資産の移行     の提供



        • 価格やリスクの背景                  • 分散ゕーキテクチャなど
 技術       となる根拠としての理解 • 適切なゕーキテクチャ     クラウド基礎技術の洗練
 要素       (コスト構造、       策定のための技術理解   • セキュリテゖなどの課題
           データ管理方法)                    を技術でクリゕする



                                                      Page 26
技術のコモディティ化、from C の視点




ツンデレでやさしく読み解くエンタープラ゗ズ2.0入門
http://enterprisezine.jp/article/detail/6?p=2
                                                Page 27
Windows Azure のコスト構成要素
              サービス運用          • エンタープラ゗ズ用途の場
                                合、クラウドを利用しても
                                要件の絞り込み如何では従
             ゕプリ改善・保守
                                来の構築要件と変わらない
                                項目もある
             ゗ンテグレーション
                              • 条件次第でSI’er または
              カスタマ゗ズ            ISV に移管可能

 ゕプリケーション    • 独自に構築するかサードパーテゖーゕプリを調達

  ミドルウェゕ     • Windows Azure の基本利用コストに内包
             • CALなどの概念はなく、ユーザー数(ゕカウント数)や
    OS         デバ゗ス数が増えても費用が大きくはねることはない
             • 仮想マシンやストレージ容量、データ転送量について
  ハードウェゕ
               のみ「使った分だけ」課金。すなわち、ゕクセス頻度
               が低ければコストは低く抑えられる
  ネットワーク
             • 最新鋭の高効率データセンターでの運用により電力消
 電気代・CO2排出     費を大幅に抑制


                                            Page 28
クラウドパートナー戦略
OSやオフゖス製品ビジネスですでに実績豊富なパートナー企業
と共に、新たなエコシステムをオントップで構築してゆきます

                        エンドユーザーは
                         より便利に
                         使いやすく
             対応ソフト
                 ウェゕの
                  充実

         ゗ンストール
           ベースの
            拡大
                               Page 29
“Dallas”によるデータ配信ビジネス



 コンテンツ
プロバイダー




                       Page 30
本日40分でお伝えしたこと



 Azureの位置づけ      適用の目利き力
 Azureの仕組み       情報洪水の整理
 How to 開発・注意点   From C to B の謙虚さ
 賢く使うコツ          ビジネスへの野心

 Azure を好きになってさわってみたい!
 と感じてもらえましたでしょうか?
                                    Page 31
Azure ユーザー会にご参加ください




       http://jazug.jp




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XDev2010 WindowsAzure

  • 2. スピーカー紹介 い さ ご 砂金 信一郎 shisago@microsoft.com アーキテクトエバンジェリスト マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部 クラウドプラットフォーム推進部 所属 ブログでもAzureの話題を提供 http://blogs.itmedia.co.jp/isago/ Twitterフォローはお気軽に http://twitter.com/shin135/ マ゗クロソフトでクラウドコンピューテゖングを中心とした啓蒙活動 を行うエバンジェリスト。東京工業大学出身。日本オラクルで修行を 積んだ後、戦略コンサルタントに転身していた時期もあったが、 Windows Azureの世界観に魅せられてマ゗クロソフトに参画。自社技 術に閉じないスタ゗ルが信条。自他共に認めるガンダム好きで、特に 戦略シミュレーションものにぐっときます。 Page 2
  • 3. クラウドをとりまく人々の俯瞰イメージ ギーク スーツ 個人・ベン 大手SI’er所属 技術者 チャーの開発 のSEさんなど 者・学生など クラウドでひ クラウドの業 と儲けしたい 務適用を判断 ビジネス マーケター したい方など など Page 3
  • 5. アカウント登録方法はコチラ Azure サービス利用 http://bit.ly/azureactivate Page 5
  • 6. 本日40分でお伝えしたいこと Azureの位置づけ 適用の目利き力 Azureの仕組み 情報洪水の整理 How to 開発・注意点 From C to B の謙虚さ 賢く使うコツ ビジネスへの野心 Azure を好きになってさわってみたい! と感じてもらうことが本日のゴール Page 6
  • 7. マイクロソフトの ビジネス向け クラウド サービス 生産性 コミュニケーション コラボレーション ビジネス アプリケーション 管理 ストレージ プラットフォーム Page 7
  • 8. 事例)電子書籍出版プラットフォーム ドキュメント情報 コンテンツ管理サーバ DRM、公開設定 PDF 書蔵 DRM ( PlayReady ) EPUB Slate PC スマートフォン Page 8
  • 9. マイクロソフトの 個人向けクラウド サービス 検索 Web メール、SNS、コラボレーション セキュリティ管理 ニュース &エンターテイメント ストレージ Page 9
  • 11. クラウド サービスの分類・俯瞰 ゕプリケーション ゕプリケーション ゕプリケーション ミドルウェゕ ミドルウェゕ ミドルウェゕ OS OS OS ハードウェゕ ハードウェゕ ハードウェゕ SaaS PaaS IaaS 完成品の 開発・実行環境となる ハードウェゕを提供 ソフトウェゕを提供 プラットフォームを提供 (CPU貸し、デゖスク貸し) ○ すぐに利用でき、ASP ○ スケーラビリテゖ、コス ○ 自由度が高く自社運用と からの延長で利用は一番、 トにおいて他サービスに 差がないため、利用障壁 進んでいる 勝る は低い × プラットフォームとして × ゕプリケーション開発が × これまで同様の管理が必 の拡張性、自由度に欠け 必須ということと、後発 要になり、煩雑化 る場合が多い のため、事例は少ない する可能性がある Page 11
  • 12. Windows Azure の基本構造 (主に).NET ゕプリを簡単に動かす場 仮想マシン、ストレージともにスケーラブル フゔブリックコントローラーが可用性を担保 Page 12
  • 13. Bing Maps × Azure 事例 http://www.eyeonearth.eu/ Page 13
  • 14. Eye on Earth のアーキテクチャ =シンプル 大気・水質 観測データ Silverlight UI Bing Maps データ SQL Control サービス Azure SMS ゲートウェ゗ Page 14
  • 15. Client App Service Entity/Data Access Console ASMX WinForm Data Service REST Azure WCF Client Storage WPF WCF Data Service Table/BLOB/ Queue WCF LINQ to SQL Silverlight RIA Service Entity HTML Framework JavaScript ASP.NET/ ASP.NETMVC ADO.NET T-SQL SQL Ajax/jQuery DataSet Azure Windows Web Browser Azure Web Role 15 出所:アークウェイ
  • 17. 各種エクスプローラー統合 • Windows Azure Tool の一部 • Visual Studio から Windows Azure 上でのロー ル プロジェクトの稼働状況を確認 (サーバー エク スプローラーに統合) サーバー エクスプ ローラーに統合 発行中はロールの 状態を表示 ゗ンテリトレース ログの表示 Page 17
  • 18. ローカルでの実行とデバッグ • F5 でデバッグ開始 – 開発環境用の Development Fabric と Development Storage が立ち上がる Development Fabric Development Storage テーブル BLOB キュー Page 18
  • 19. SQL Azure のデータ確認 • SQL Server 2008 R2 Management Studio – テーブルの作成、データの追加等が可能 – SQL Azure 側のフゔ゗ゕーウォール設定 とネットワーク ポート 1433 が必要 • "Houston" https://manage.sqlazurelabs.com/ – ブラウザー経由で SQL Azure を管理 (Silverlight) – テーブルの作成、データの追加等が可能 – ポート設定 (1433) が不要 – 現在 CTP (プレビュー版) Page 19
  • 20. 料金プラン~どれがお得? • プランの確認 通常料金 – 従量課金プラン – 導入特別プラン お試し無料 – 標準プラン パック料金 – 拡張プラン – SQL Azure 標準プラン 開発用無料 & 割引料金 • 特別プラン 割引料金 – MSDN Subscription による特典 – Microsoft Partner Network による特典 Page 20
  • 21. 各プランの比較 従量課金 導入特別 標準 拡張 SQL 標準 Windows Azure コンピューティング ¥ 11.76 25 時間分 750 時間分 750 時間分 なし (時間・Small) ストレージ ¥ 14.70/GB/月 500 MB 10 GB 10 GB なし SQL Azure Web ¥ 979/月 (最大 1 1 GB 以下の なし なし なし データベース GB) DB 一つ Business ¥ 9,799/最大 10 GB なし なし 10 GB 以下の 10 GB 以下の データベース DB 一つ DB 一つ AppFabric アクセス ¥ 195/トランザクション トランザクション トランザクション トランザクション なし コントロール 10 万回 10 万回 100 万回 100 万回 サービス バス ¥ 391/接続 サービス バス サービス バス サービス バス なし 2 接続 5 接続 5 接続 データ転送量 北米・ヨーロッパ 受信 ¥ 9.80/GB 受信 0.5 GB 受信 7 GB 受信 7 GB なし 送信 ¥ 14.70/GB 送信 0.5 GB 送信 14 GB 送信 14 GB アジア太平洋 受信 ¥ 29.40/GB 受信 0.5 GB 受信 2.5 GB 受信 2.5 GB なし 送信 ¥ 44.10/GB 送信 0.5 GB 送信 5 GB 送信 5 GB 契約 契約期間 N/A N/A 6 か月 6 か月 6 か月 料金 従量課金 無料 ¥ 5,876 ¥ 7,345 ¥ 10,776 21 Page
  • 22. カスタマーポータルと請求書 MOCP (カスタマー ポータル) 請求書 Page 22
  • 23. ここからが本題… Azureの位置づけ 適用の目利き力 Azureの仕組み 情報洪水の整理 How to 開発・注意点 From C to B の謙虚さ 賢く使うコツ ビジネスへの野心 Azure を好きになってさわってみたい! と感じてもらうことが本日のゴール Page 23
  • 24. クラウド利用が最適なワークロード パターン コンピューティング コンピューティング 稼働不要な 時期 平均使用量 平均 使用量 時間 時間 コンピューティング コンピューティング 平均使用料 平均使用量 時間 時間 Page 24
  • 25. Azure を活用するビジネス的意義 • ハードウェゕやOSの購買、゗ンフラ構築費用が不要 初期投資 • 費用として支払うため、資産計上しなくて済む 安い • 従量制課金であるため、必要がなくなれば、容易に停止可能 無駄の排除 • キャンペーン サ゗トや頻度の少ないバッチ処理に有効 • すぐにゕプリの開発、利用が可能になる スピード • 新規事業などの変化の早いニーズに対応 簡単 • システム管理業務をすべてゕウトソース、パッチ適用も自動化 運用 • 遠隔地での冗長化で事業継続性を確保 スケーラ • スケーラブルな基盤設計要求からスキルの高い技術者を解放 ビリテゖ • 所有が不可能な規模に、理論上無限の拡張が可能 +α • 世界中に建設されたデータセンターとネットワーク網を活用 グローバル展開 • データやゕプリケーションを効率的に配布・管理 Page 25
  • 26. 重要な情報の見極め、咀嚼、提供 ユーザー企業の クラウド 利用者,決裁者 開発者, ISV, SI’er サービス提供社 • 価格とSLAの研究 • 新たなビジネス • 健全な競争 ビジネス • 現状の資産把握 ロジックで動く • 産業としての立ち上げ ゗ンパクト 運用コストとの比較 エコシステムへの参画 • エコシステムの確立 • リスクの把握 (協業相手の見極め) • 法務・規制面での対応 勝ち馬に乗る選球眼 • クラウド化できる • APIの正しい理解 • 開発環境の提供 開発 業務領域の見極め • クラウド的な • 技術情報提供 手法 • 開発・移行コストの試算 開発スタ゗ルの確立 • ゕーキテクチャパターン • ITベンダーの見直し • 既存ゕプリ資産の移行 の提供 • 価格やリスクの背景 • 分散ゕーキテクチャなど 技術 となる根拠としての理解 • 適切なゕーキテクチャ クラウド基礎技術の洗練 要素 (コスト構造、 策定のための技術理解 • セキュリテゖなどの課題 データ管理方法) を技術でクリゕする Page 26
  • 28. Windows Azure のコスト構成要素 サービス運用 • エンタープラ゗ズ用途の場 合、クラウドを利用しても 要件の絞り込み如何では従 ゕプリ改善・保守 来の構築要件と変わらない 項目もある ゗ンテグレーション • 条件次第でSI’er または カスタマ゗ズ ISV に移管可能 ゕプリケーション • 独自に構築するかサードパーテゖーゕプリを調達 ミドルウェゕ • Windows Azure の基本利用コストに内包 • CALなどの概念はなく、ユーザー数(ゕカウント数)や OS デバ゗ス数が増えても費用が大きくはねることはない • 仮想マシンやストレージ容量、データ転送量について ハードウェゕ のみ「使った分だけ」課金。すなわち、ゕクセス頻度 が低ければコストは低く抑えられる ネットワーク • 最新鋭の高効率データセンターでの運用により電力消 電気代・CO2排出 費を大幅に抑制 Page 28
  • 29. クラウドパートナー戦略 OSやオフゖス製品ビジネスですでに実績豊富なパートナー企業 と共に、新たなエコシステムをオントップで構築してゆきます エンドユーザーは より便利に 使いやすく 対応ソフト ウェゕの 充実 ゗ンストール ベースの 拡大 Page 29
  • 31. 本日40分でお伝えしたこと Azureの位置づけ 適用の目利き力 Azureの仕組み 情報洪水の整理 How to 開発・注意点 From C to B の謙虚さ 賢く使うコツ ビジネスへの野心 Azure を好きになってさわってみたい! と感じてもらえましたでしょうか? Page 31
  • 32. Azure ユーザー会にご参加ください http://jazug.jp Page 32
  • 33. © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.