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- 2. Solid State Drive
半導体素子メモリを記憶装置としたストレージ・デバイス。
メモリの種類によりRAMディスクとFlash SSDなどがある。
(Wikipedia)
RAMディスク
Texas Memory Systems RamSan-440
• Latency 14μsec というストレージとしては圧倒的な値
• 10万円/GB(*) と非常に高価
最小構成 256GBで
ウン千万円以上!!
2
(*) 最新価格ではないので、現在はもっと安いかも。
- 3. Flash SSD
NAND Flash Memoryを使用したSSD
SLCとMLCの二種類に別れる。
SLC(Single Level Cell)
容量単価が高いため(今でも2~5000円/GB位)
Enterprise市場でも広く使われている
わけではない。
MLC(Multi Level Cell)
書込みが遅い・寿命が短いため
Enterprise用途では使えない。
3
- 5. Throughput MB/s
PCIe SSD 700~2GB/s [6GB/s]
SSD 500MB/s [1GB/s]
HDD ~200MB/s
0 500 1000 1500 2000
IOPS IOPS(k)
PCIe SSD 70K~500k [1190k]
SSD 20~70k [120k]
HDD ~数百
0 100 200 300 400 500
5
- 6. Capacity GB
PCIe 300MB~2TB [5.1TB]
SAS/SATA 500GB [1.6TB]
HDD 900GB
0 500 1000 1500 2000
価格 円/GB
PCIe 1000 ~ 3000円
SAS/SATA 100 ~ 500円
HDD 30 ~ 400円
0 1000 2000 3000
消費電力 Watt
PCIe Idle:20w RW:30w
SAS/SATA Idle:~1w RW:数w
HDD Idle:10w RW:30w
6
0 10 20 30
- 8. Intel SSD 320 300GB
8
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/04/12/i320/index.html より
- 11. Write Amplification
NAND Flash Chipの特性で、データの上書きは出来ず、一度
消去してから書き込むしかない。また消去の単位は書込みの
単位より大きい。そのため余計な読み込み・書込みが発生。
1. データが書き込まれていな
い場合は、
2. そのまま書き込める
11
- 12. Write Amplification
NAND Flash Chipの特性で、データの上書きは出来ず、一度
消去してから書き込むしかない。また消去の単位は書込みの
単位より大きい。そのため余計な読み込み・書込みが発生。
1. データが書き込まれている場合、
2. 1箇所だけ変更しようとしても、
3. 消去するサイズのデータをコピー
し、
4. データを消去し、
5. 1箇所を変更して、
6. 全て書き戻す。
12
- 13. 100%
90%
80%
70% Rnd. Read
(16k)
60%
Seq. Read
50%
Rnd. Write
40% (16K)
Seq. Write
30%
20%
10%
0%
A B C D 13
最大速度を100として、速度劣化時の速度の割合。
- 15. TB
35
30
25
20
Write Endurance
TB / GB
15
10
5
0
A B C D 15
容量1GBあたり、何TB書き込むと寿命になるか。
- 17. 予備領域 (Over Provisioning)
一般的なコンシューマー向けSSDの場合 Binary GiB(ギビバイト)
(1024 x 1024 x 1024)と Decimal GB (1000 x 1000 x 1000)の違い
を利用している。
例えば 256GBの製品の場合 274.88GiB(256 x 1024 x 1024 x 1024)
なので、その差 18.8GBが予備領域 (約 7%)
エンタープライズ向けの場合、25%程度を予備領域として確保してい
る製品が多い。40%以上を予備領域としている製品もある。
予備領域のサイズの増加は、製品寿命の増加につながる。
予備領域を使い、データが書きこまれていない領域をバックグランドで
常に確保する。書込み速度の向上。(Grooming) 17
- 20. • エンタープライズ市場で使えるMCL SSDが出てきた。
• HDDと性能単価で比較し、採用される事例が増えた。
台数削減によるHWコスト、スペースコスト、運用コスト、消費電力
コストの削減が実現出来るため。
• 性能劣化はどのSSDでも存在する。
• どれ位劣化するかはカタログには書いていない !!!!
劣化の度合いは値段には比例しない !!!
20
- 21. • 複数SSDや 1枚のPCIe SSDで 20~30Gbpsのスループットを
出せる時代
• スケーラビリティを出すには、それらを接続する高速ネット
ワークが必要。
• GbEでは、1Gbpsしか出ないので、大きなボトルネックとなる
21
- 22. • 転送速度 – 40Gbps (QDR x4)
10GbEは 10Gbps
• コスト (ポート単価)
10GbEよりもかなり安い
• Latency – 1μsec
10GbEは 20~μsec
• 取り扱いや柔軟性、拡張性は 10GbEにかなわない。
• しかし、コストと速度、およびCluster内のインターコネクトと
しての用途を考えると Infinibandが最適の選択肢。
• 但し、プロトコルを選ぶ必要が…
22
- 25. • QDR(40Gbps) の次の規格 FDR(56Gbps)
• Bit変換の仕様が異なるため実際の速度は
QDR 4GB/s に対して FDR 6GB/s
• PCI Express Gen3 x8 (80Gbps) を使用する
• DDR3-1333 10GB/s
• PCIe Gen3.0 x8 8GB/s 来年2月
• Infiniband FDR x4 6GB/s 出荷開始済み
• PICe Gen2.0 x8 4GB/s
• Infiniband QDR x4 4GB/s
• 10GbE 1GB/s
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- 27. • SSDとInfinibandを使用し、データベース処理を
早くするための最適化したハードウェア構成。
HW Knowledgeと Database Knowledgeの融合。
• HW Innovationに追従できるパーツ設計。
• 1DBサーバー、4ストレージサーバーで 61Gbpsの
転送速度を実現。TPC-Hテストで HDD RAID構成
のサーバーの25倍の処理速度。
• 今年中には 90Gbps(QDRx4 x3枚),
来年Q1には 120Gbps(FDRx4 x2枚)
を目指している。
27