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ベールを脱いだ Azure RTOS
- 最新情報をいろいろとお届けします
#X07
後藤 仁
日本マイクロソフト株式会社
Sr. IoT Technical Specialist
本セッションについて
対象者
課題
ゴール
• Intermediate (L200)
• Strategist, Planner, Developer of Internet of Things
• IoT によって実現する世界が急速に普及していく今、デバイスが人とク
ラウドと密接に結びつき、デバイスに求められる責任が大きくなってきま
す。 商用サービスを展開するにあたり IoT デバイスが満たすべき技術
要件をクリアすることが今後必須となります。
• Azure RTOS の利点を理解してもらい、それらが上述する課題に対
する回答であり、Time-To-Market にサービスを展開させるために最
適な解が Azure RTOS を採用していただくことであると理解していた
だく。
セッションアジェンダ
• リアルタイム OS について
• Azure RTOS の紹介
• Azure ThreadX™ について
• Azure RTOS ミドルウェアについて
• 今後の予定
RTOS – リアルタイムOSとは
【de:code 2020】 ベールを脱いだ Azure RTOS - 最新情報をいろいろとお届けします
Azure RTOS – ThreadX™
ThreadX – スレッド切り替え制御
_save_thread_context:
MRS R12,PSP
STMDB R12!,{R4-R11}
LDR R0,=_current_thread
LDR R1,[R0]
STR R12,[R1]
MOV R12,#0
STR R12,[R0]
B _scheduler
...
_scheduler:
LDR R0,=next_thread
LDR R1,[R0]
CBZ R1,_scheduler
B _restore_thread_context
...
_restore_thread_context:
LDR R0,=_current_thread
STR R1,[R0]
LDR R12,[R1]
LDMIA R12!,{R4-R11}
MSR PSP,R12
MOV LR,#0xFFFFFFFD
スタックポインタの呼び出し
スレッドの状態の退避
スレッドポインタのデータをスタックポインタにセーブ
スレッドポインタ(R12)をクリア
次のスレッドを検索するファンクションに分岐
実行可能なスレッドの配列から次のスレッドポインタを取得
ポインタのアドレス情報がヌルだったら、さらに次のスレッドポイ
ンタを取得。
ヌル以外であれば、次の処理に移行
スタックポインタからスレッドのアドレスの読み出し
そのアドレスに格納されているよみだしスタックポインタ
のアドレスを取得
スレッドのコンテキスト情報を復元し、
先ほど取得したアドレスを、スタックポインタ(PSP)にセット
ユーザーモードに復帰してスタックポインタはPSPを用いる
Azure RTOS – スレッドプログラミング
TX_BYTE_POOL byte_pool_1;
void thread_1_entry(ULONG thread_input);
…………
tx_byte_allocate(&byte_pool_1, (VOID **) &pointer,
THREAD_1_STACK_SIZE, TX_NO_WAIT);
tx_thread_create(&thread_1, "thread 1", thread_1_entry, 1,
pointer, THREAD_1_STACK_SIZE,
16, 16, TX_NO_TIME_SLICE , TX_AUTO_START);
データ型(スレッド用スタック メモリ確保用)
スレッド宣言パート
スレッド生成パート
プロトタイプ(スレッド1呼び出し用)
スタックメモリ確保
スレッド生成
【de:code 2020】 ベールを脱いだ Azure RTOS - 最新情報をいろいろとお届けします
X-WARE IoT Platform
FILEX
NETX NETX DUO
USBX
GUIX & GUIX Studio
GUIX デモ
TRACEX
Azure RTOS パートナー
今後の予定
http://aka.ms/iotshow/deepdive
Azure Security Center for IoT
DEMO
19
下記セッションでも Azure IoT の情報を得ることができます。合わせてご参照ください。
Session ID: X01
Azure IoT 最新動向 – クラウドからエッジまで網羅的にご紹介
Session ID: X02
セキュリティは万全ですか? Azure Sphere によるセキュリティ紹介
Session ID: X05
SaaSで迅速にIoTを実現 - Azure IoT Central 最新アップデートと活用術
Session ID: X06
そのロジック、IoT Edgeで動きます - Azure IoT Edge 開発Deep Dive
Session ID: D05
アマダの Azure への取り組みと DevOPS・MLOPS 環境の構築と運用
コミュニティでつながる
ワーキング グループ形式で、プロジェクトの共同検証
によりノウハウを共有する、ビジネスコミュニティ
ハンズオンやコンテスト企画を行いながら
IoT 開発スキルを磨く、開発者コミュニティ
https://iotbizlabo.connpass.com/ https://algyan.connpass.com/
https://azure.com/rtos
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  • 1. #decode20 *本資料の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は de:code 2020 における公開日時点のものであり、予告なく変更される場合があります。 ベールを脱いだ Azure RTOS - 最新情報をいろいろとお届けします #X07 後藤 仁 日本マイクロソフト株式会社 Sr. IoT Technical Specialist
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  • 3. セッションアジェンダ • リアルタイム OS について • Azure RTOS の紹介 • Azure ThreadX™ について • Azure RTOS ミドルウェアについて • 今後の予定
  • 6. Azure RTOS – ThreadX™
  • 7. ThreadX – スレッド切り替え制御 _save_thread_context: MRS R12,PSP STMDB R12!,{R4-R11} LDR R0,=_current_thread LDR R1,[R0] STR R12,[R1] MOV R12,#0 STR R12,[R0] B _scheduler ... _scheduler: LDR R0,=next_thread LDR R1,[R0] CBZ R1,_scheduler B _restore_thread_context ... _restore_thread_context: LDR R0,=_current_thread STR R1,[R0] LDR R12,[R1] LDMIA R12!,{R4-R11} MSR PSP,R12 MOV LR,#0xFFFFFFFD スタックポインタの呼び出し スレッドの状態の退避 スレッドポインタのデータをスタックポインタにセーブ スレッドポインタ(R12)をクリア 次のスレッドを検索するファンクションに分岐 実行可能なスレッドの配列から次のスレッドポインタを取得 ポインタのアドレス情報がヌルだったら、さらに次のスレッドポイ ンタを取得。 ヌル以外であれば、次の処理に移行 スタックポインタからスレッドのアドレスの読み出し そのアドレスに格納されているよみだしスタックポインタ のアドレスを取得 スレッドのコンテキスト情報を復元し、 先ほど取得したアドレスを、スタックポインタ(PSP)にセット ユーザーモードに復帰してスタックポインタはPSPを用いる
  • 8. Azure RTOS – スレッドプログラミング TX_BYTE_POOL byte_pool_1; void thread_1_entry(ULONG thread_input); ………… tx_byte_allocate(&byte_pool_1, (VOID **) &pointer, THREAD_1_STACK_SIZE, TX_NO_WAIT); tx_thread_create(&thread_1, "thread 1", thread_1_entry, 1, pointer, THREAD_1_STACK_SIZE, 16, 16, TX_NO_TIME_SLICE , TX_AUTO_START); データ型(スレッド用スタック メモリ確保用) スレッド宣言パート スレッド生成パート プロトタイプ(スレッド1呼び出し用) スタックメモリ確保 スレッド生成
  • 11. FILEX
  • 13. USBX
  • 14. GUIX & GUIX Studio
  • 19. Azure Security Center for IoT DEMO
  • 20. 19 下記セッションでも Azure IoT の情報を得ることができます。合わせてご参照ください。 Session ID: X01 Azure IoT 最新動向 – クラウドからエッジまで網羅的にご紹介 Session ID: X02 セキュリティは万全ですか? Azure Sphere によるセキュリティ紹介 Session ID: X05 SaaSで迅速にIoTを実現 - Azure IoT Central 最新アップデートと活用術 Session ID: X06 そのロジック、IoT Edgeで動きます - Azure IoT Edge 開発Deep Dive Session ID: D05 アマダの Azure への取り組みと DevOPS・MLOPS 環境の構築と運用
  • 23. © 2018 Microsoft Corporation. All rights reserved. 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。 © 2020 Microsoft Corporation. All rights reserved. 本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、公開日時点のものであり、予告なく変更される場合があります。 本コンテンツの著作権、および本コンテンツ中に出てくる商標権、団体名、ロゴ、製品、サービスなどはそれぞれ、各権利保有者に帰属します。