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Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
M5Stackで脱出ゲームの
ギミックを作ってみた件
akita11
2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
M5Stackでボード設計とか
→6.5層くらい?
ワイ「せっかく深センに4ヶ月いるので
インターンとかしたいんすよね」
Jimmy「いいねぇ」
UIFlowで授業をやったり、
”M5GO-Guide”の日本語訳をやってた
M5Staaaaaaaaaack
2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
謎屋珈琲店というのがあってだな
2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
青天の霹靂というやつ
2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
基本方針をたてる
M5Stackを使う
どこまで「現場」で使えるか、試したい
モジュール化
機能ごとにモジュール化=設営・交換が容易
Groveケーブル接続=汎用品
単機能でも新規に基板をつくる(空中配線は避ける)
2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
全体構成
親機
子機
センサ
子機
アクチュ
エータ
子機
センサ
・・・
RS485 + 24V給電
要は「巨大なステートマシン」
センサ
ロック解錠
RFリーダ
などなど
2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
子機・親機のモジュール化
親機=M5StackBasic+RS485Unit
子機=M5AtomS3+RS485Unit+ExtPortATOM
制御対象にあわせてセンサやアクチュエータ
2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
投入されたモジュールたち
もとからあった 必要になってつくった
これ以外に委託販売
してないのもいくつか
・RS485F(8分岐)
・24V→5VGrove供給
2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
設営・現地テスト
現場で変更したこと
• 壁内ツイストペア線とGroveの接続
(はんだ付け→ねじ端子)
• ソレノイドの雪像
(はんだ付け→ねじ端子)
• 電源配線(後述)
2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
謎屋だけに謎現象が・・・
たまに「動かない」
マイクロSW→RSFF(555)→M5Stack
Reset
H=5V*2/3以上
H=3.3V
原因=M5Stackの”Grove”の電源(5V)/IO(3.3V)
Grove電圧変換でRSFFの電源を3.3Vに変更
たまに「動く」
→Irリモコン受信機が広帯域で
50kHzでも動いててた
たまに「こわれる」
→Grove電圧変換で調整
2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
RS485Unitの罠(その1)
原因:TP線の寄生L+低Zo電源のON→昇圧回路
最終的に:TP線24V→DC/DCで5V→Groveから給電
AOZ1282CI(聞いた)
(Vin<36V)
2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
RS485Unitの罠(その2)
TX開放→DE=“1”
→RS485ドライバはON
&DI=0なので”0”を送信した状態
=RS485がidleではない
使わないときでもTX=“1”(space)とする必要あり
2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/
みんな遊びに来てね♡
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  • 2. 2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/ M5Stackでボード設計とか →6.5層くらい? ワイ「せっかく深センに4ヶ月いるので インターンとかしたいんすよね」 Jimmy「いいねぇ」 UIFlowで授業をやったり、 ”M5GO-Guide”の日本語訳をやってた M5Staaaaaaaaaack
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  • 8. 2024/2/10 Interface Device Laboratory, Kanazawa University http://ifdl.jp/ 投入されたモジュールたち もとからあった 必要になってつくった これ以外に委託販売 してないのもいくつか ・RS485F(8分岐) ・24V→5VGrove供給
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