知識・情報の行方
-ウェブ時代の新しい本の生態系
         次世代情報社会研究会

         日時:2010年8月24日(火)
         会場:NTTコミュニケーションズ


       岡本真(@arg)
   アカデミック・リソース・ガイド株式会社
     代表取締役/プロデューサー


                                                   1

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自己紹介


 私は何者か




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自己紹介-岡本真(おかもと・まこと)
   アカデミック・リソース・ガイド株式会社
        代表取締役、プロデューサー
        ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集長
   兼任
        京都大学 情報学研究科 非常勤研究員
        国立情報学研究所 産学連携研究員
        東京大学 工学系研究科 総合研究機構 研究員
        早稲田大学 ITバイオマイニング研究所 客員研究員
        大妻女子大学 社会情報学部 非常勤講師
        関西学院大学 文学部 非常勤講師
        NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ理事
        L-1 MeeTingメンバー(L-1グランプリ主催者)
        U40 - Future Librarian事務局メンバー
        全国図書館大会第16分科会主催者
        任意団体Code4Lib JAPAN準備会事務局長
        NPO法人 横浜コミュニティデザイン・ラボ理事
   経歴
        国際基督教大学卒業(1997年)
        編集者等を経て、
        1999年~2009年、ヤフー株式会社に在籍
            Yahoo!知恵袋、Yahoo!検索ランキング等の企画・設計・運用




                                                                            3

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参考:『ブックビジネス2.0』
 目次:
  仲俣暁生「はじめに」
  津田大介「電子書籍で著者と出版社の関係はどう変わる
   か」
  橋本大也「印税90%が可能なエコシステムを」
  岡本真「未来の図書館のためのグランドデザイン」
  長尾真「ディジタル時代の本・読者・図書館」
  野口祐子「多様化するコンテンツと著作権・ライセンス」
  渡辺智暁「ウィキペディアから「出版」を考える」
  金正勲「「コンテンツ2.0」時代の政策と制度設計」
 書誌:
  実業之日本社、2010年、1995円

                                                         4

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ウェブ時代の新しい本の生態系
-『ブックビジネス2.0』の討論から


    知識・情報はどこへ行くのか




                                                 5

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(再)参考:『ブックビジネス2.0』
 目次:
  仲俣暁生「はじめに」
  津田大介「電子書籍で著者と出版社の関係はどう変わる
   か」
  橋本大也「印税90%が可能なエコシステムを」
  岡本真「未来の図書館のためのグランドデザイン」
  長尾真「ディジタル時代の本・読者・図書館」
  野口祐子「多様化するコンテンツと著作権・ライセンス」
  渡辺智暁「ウィキペディアから「出版」を考える」
  金正勲「「コンテンツ2.0」時代の政策と制度設計」
 書誌:
  実業之日本社、2010年、1995円

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参考:『ブックビジネス2.0』の原点
 第1回ARGフォーラム「この先にある本のかた
  ち」
  日時:
   2009年8月17日(月)
  場所:
   一橋記念講堂
  来場:
   400名+UST視聴者
  登壇:
   長尾真、津田大介、橋本大也、金正勲

                                                        7

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参考:『ブックビジネス2.0』の進展
                              仲俣暁生
                               Wired
                        『本とコンピュータ』




    宮田和樹
  Yahoo! JAPAN
      MSN

                                                           8

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私的解題:仲俣暁生「はじめに」
 Googelブック検索への応答
  衝撃と絶望と
 「編集」の実践
  Wikimedia Conference JAPAN 2009
    長尾、野口、渡辺の参画
  第1回ウェブ学会シンポジウム
    岡本、橋本、津田、野口の参画
 「黒船」論への違和感
  「2.0」という思考
  「ウェブ時代の新しい本の生態系」
  ビジネスモデルからエコシステムへの拡大

                                                            9

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私的解題:津田大介「電子書籍で
著者と出版社の関係はどう変わるか」
 著者の「権利」と「義務」の回復
  著者印税70%の真意
  津田大介の本音
 『Twitter社会論』の経験
  著者プロモーションによるベストセラーの創出
  著者の地位の変化
 「著者2.0」という提案
  「自分」というパーソナリティと「読者」というソサエ
   ティの出会い

                                                      10

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私的解題:橋本大也
「印税90%が可能なエコシステムを」
 著者印税90%の衝撃
  冷笑、そしてモデル構築
 コミュニティ、コンテクスト、コンテンツ
  様々な動機づけへの注目
    著者、そして読者
 「教会」としての物理的図書館
  地域コミュニティの場としての図書館
 本の未来予測図
  コミュニティ連動型、ライフイベント連動型、ソーシャル
   ゲーム連動型

                                                         11

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私的解題:岡本真
「未来の図書館のためのグランドデザイン」
 近代型図書館の変化
  収集・分類・保存・提供の先へ
  「活用」:のための図書館
 3レイヤーで考える図書館という存在・機能
  OS、ミドルウェア、アプリケーション
 図書館の変容
  図書館のバザール化
  ライブラリアンのプロデューサー化

                                                     12

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私的解題:長尾真
「ディジタル時代の本・読者・図書館」
 電子図書館の未来予測
  『電子図書館』(1994年初版、2010年復刊)
 電子化構想の課題
  デジタル化の障壁、収集の限界、検索の混迷
  長尾スキーム
 知識・情報の行方
  出版の未来
   書店・古書店
  知識インフラの未来

                                                      13

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私的解題:野口祐子「多様化する
コンテンツと著作権・ライセンス」
 クリエイティブ・コモンズという挑戦
  契約形態としての特徴
 「法」(意識)の変化
  フェアユース
  二次創作と「複製」
 「読書」の進化、「権利」の変化
  「フリー」の時代
  ライセンスという思考

                                                        14

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私的解題:渡辺智暁「ウィキペディアから
「出版」を考える」
 Wikipediaがもたらしたもの
  宝庫としてのWikipedia
      「編集」と「履歴」と
 4つの政策課題
    イノベーションと政府の役割
    リテラシー教育の強化
    情報資源の拡充
    オフライン・ペイメントの環境整備

                                                             15

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私的解題:金正勲「「コンテンツ2.0」時代
の政策と制度設計」
 コンテンツ産業のデジタル化
  大手による喧騒
  混戦からの離脱
 変化からの予測
  Google Edition等の状況
  「プラモデル」型から「レゴブロック」型へ
  そして、コンテンツ2.0へ
   文化の経済化、経済の文化化


                                                      16

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(再々)参考:『ブックビジネス2.0』
 目次:
  仲俣暁生「はじめに」
  津田大介「電子書籍で著者と出版社の関係はどう変わる
   か」
  橋本大也「印税90%が可能なエコシステムを」
  岡本真「未来の図書館のためのグランドデザイン」
  長尾真「ディジタル時代の本・読者・図書館」
  野口祐子「多様化するコンテンツと著作権・ライセンス」
  渡辺智暁「ウィキペディアから「出版」を考える」
  金正勲「「コンテンツ2.0」時代の政策と制度設計」
 書誌:
  実業之日本社、2010年、1995円

                                                        17

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『ブックビジネス2.0』の問題提起
 様々な相対化
  「電子書籍」ブーム
  出版「社」の役割、編集「者」の役割
  「紙vs.電子」二元論
 生態系という提案
  広義の「ライブラリー(図書館)」への注目
  検索とアーカイブの重要性
  情報環境としてのウェブ

                                                      18

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ご清聴に感謝、質問はお気軽に




         岡本真
   カデミック・リソース・ガイド株式会社
    代表取締役/プロデューサー


                                                  19

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参考:U40 - Future Librarian
 思想: U40 - Future Librarian宣言(案)
  1.   図書館をもっと元気で、すばらしい未来を生み出す場にするため
       に汗をかき、智恵を絞る。
  2.   図書館に対して関心を持つすべての人々に対して、常にオープ
       ン。
  3.   上の世代のこれまでの尽力に思いを馳せつつ、下の世代を育て、
       図書館コミュニティーの持続的な発展のためにふるまう。
 行動:今年は2回
      9月:全国図書館大会@奈良
      11月:図書館総合展@横浜
 希望:
      事務局への参加
          各拠点会場の立ち上げ
              現在:奈良、仙台、山形、宇都宮、東京、名古屋、岡山、愛媛、山梨


                                                                  20

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参考:
 Code4Lib JAPAN Lift Off
   日時:8/28(土)14:00~16:00
   場所:京都大学東京オフィス(品川)
 第1回Code4Lib JAPAN Workshop
   日時: 9/24(金)~9/25(土)
   場所:山中湖情報創造館
 Code4Lib JAPAN Meeting & Exhibits
  2010
   日時:11/24(水)10:30~12:00
   場所:パシフィコ横浜

                                                           21

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         岡本真
   カデミック・リソース・ガイド株式会社
    代表取締役/プロデューサー


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『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第4号(2013年8月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第3号(2013年5月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』創刊号(2012年11月)
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第2号(2013年2月)
県立図書館の再整備に向けた基本的な考え方 素案__に対する神奈川の県立図書館を考える会の意見

Next infosociety(20100824)

  • 1. 知識・情報の行方 -ウェブ時代の新しい本の生態系 次世代情報社会研究会 日時:2010年8月24日(火) 会場:NTTコミュニケーションズ 岡本真(@arg) アカデミック・リソース・ガイド株式会社 代表取締役/プロデューサー 1 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 2. 自己紹介 私は何者か 2 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 3. 自己紹介-岡本真(おかもと・まこと)  アカデミック・リソース・ガイド株式会社  代表取締役、プロデューサー  ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集長  兼任  京都大学 情報学研究科 非常勤研究員  国立情報学研究所 産学連携研究員  東京大学 工学系研究科 総合研究機構 研究員  早稲田大学 ITバイオマイニング研究所 客員研究員  大妻女子大学 社会情報学部 非常勤講師  関西学院大学 文学部 非常勤講師  NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ理事  L-1 MeeTingメンバー(L-1グランプリ主催者)  U40 - Future Librarian事務局メンバー  全国図書館大会第16分科会主催者  任意団体Code4Lib JAPAN準備会事務局長  NPO法人 横浜コミュニティデザイン・ラボ理事  経歴  国際基督教大学卒業(1997年)  編集者等を経て、  1999年~2009年、ヤフー株式会社に在籍  Yahoo!知恵袋、Yahoo!検索ランキング等の企画・設計・運用 3 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 4. 参考:『ブックビジネス2.0』  目次:  仲俣暁生「はじめに」  津田大介「電子書籍で著者と出版社の関係はどう変わる か」  橋本大也「印税90%が可能なエコシステムを」  岡本真「未来の図書館のためのグランドデザイン」  長尾真「ディジタル時代の本・読者・図書館」  野口祐子「多様化するコンテンツと著作権・ライセンス」  渡辺智暁「ウィキペディアから「出版」を考える」  金正勲「「コンテンツ2.0」時代の政策と制度設計」  書誌:  実業之日本社、2010年、1995円 4 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 5. ウェブ時代の新しい本の生態系 -『ブックビジネス2.0』の討論から 知識・情報はどこへ行くのか 5 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 6. (再)参考:『ブックビジネス2.0』  目次:  仲俣暁生「はじめに」  津田大介「電子書籍で著者と出版社の関係はどう変わる か」  橋本大也「印税90%が可能なエコシステムを」  岡本真「未来の図書館のためのグランドデザイン」  長尾真「ディジタル時代の本・読者・図書館」  野口祐子「多様化するコンテンツと著作権・ライセンス」  渡辺智暁「ウィキペディアから「出版」を考える」  金正勲「「コンテンツ2.0」時代の政策と制度設計」  書誌:  実業之日本社、2010年、1995円 6 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 7. 参考:『ブックビジネス2.0』の原点  第1回ARGフォーラム「この先にある本のかた ち」  日時:  2009年8月17日(月)  場所:  一橋記念講堂  来場:  400名+UST視聴者  登壇:  長尾真、津田大介、橋本大也、金正勲 7 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 8. 参考:『ブックビジネス2.0』の進展 仲俣暁生 Wired 『本とコンピュータ』 宮田和樹 Yahoo! JAPAN MSN 8 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 9. 私的解題:仲俣暁生「はじめに」  Googelブック検索への応答  衝撃と絶望と  「編集」の実践  Wikimedia Conference JAPAN 2009  長尾、野口、渡辺の参画  第1回ウェブ学会シンポジウム  岡本、橋本、津田、野口の参画  「黒船」論への違和感  「2.0」という思考  「ウェブ時代の新しい本の生態系」  ビジネスモデルからエコシステムへの拡大 9 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 10. 私的解題:津田大介「電子書籍で 著者と出版社の関係はどう変わるか」  著者の「権利」と「義務」の回復  著者印税70%の真意  津田大介の本音  『Twitter社会論』の経験  著者プロモーションによるベストセラーの創出  著者の地位の変化  「著者2.0」という提案  「自分」というパーソナリティと「読者」というソサエ ティの出会い 10 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 11. 私的解題:橋本大也 「印税90%が可能なエコシステムを」  著者印税90%の衝撃  冷笑、そしてモデル構築  コミュニティ、コンテクスト、コンテンツ  様々な動機づけへの注目  著者、そして読者  「教会」としての物理的図書館  地域コミュニティの場としての図書館  本の未来予測図  コミュニティ連動型、ライフイベント連動型、ソーシャル ゲーム連動型 11 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 12. 私的解題:岡本真 「未来の図書館のためのグランドデザイン」  近代型図書館の変化  収集・分類・保存・提供の先へ  「活用」:のための図書館  3レイヤーで考える図書館という存在・機能  OS、ミドルウェア、アプリケーション  図書館の変容  図書館のバザール化  ライブラリアンのプロデューサー化 12 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 13. 私的解題:長尾真 「ディジタル時代の本・読者・図書館」  電子図書館の未来予測  『電子図書館』(1994年初版、2010年復刊)  電子化構想の課題  デジタル化の障壁、収集の限界、検索の混迷  長尾スキーム  知識・情報の行方  出版の未来  書店・古書店  知識インフラの未来 13 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 14. 私的解題:野口祐子「多様化する コンテンツと著作権・ライセンス」  クリエイティブ・コモンズという挑戦  契約形態としての特徴  「法」(意識)の変化  フェアユース  二次創作と「複製」  「読書」の進化、「権利」の変化  「フリー」の時代  ライセンスという思考 14 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 15. 私的解題:渡辺智暁「ウィキペディアから 「出版」を考える」  Wikipediaがもたらしたもの  宝庫としてのWikipedia  「編集」と「履歴」と  4つの政策課題  イノベーションと政府の役割  リテラシー教育の強化  情報資源の拡充  オフライン・ペイメントの環境整備 15 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 16. 私的解題:金正勲「「コンテンツ2.0」時代 の政策と制度設計」  コンテンツ産業のデジタル化  大手による喧騒  混戦からの離脱  変化からの予測  Google Edition等の状況  「プラモデル」型から「レゴブロック」型へ  そして、コンテンツ2.0へ  文化の経済化、経済の文化化 16 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 17. (再々)参考:『ブックビジネス2.0』  目次:  仲俣暁生「はじめに」  津田大介「電子書籍で著者と出版社の関係はどう変わる か」  橋本大也「印税90%が可能なエコシステムを」  岡本真「未来の図書館のためのグランドデザイン」  長尾真「ディジタル時代の本・読者・図書館」  野口祐子「多様化するコンテンツと著作権・ライセンス」  渡辺智暁「ウィキペディアから「出版」を考える」  金正勲「「コンテンツ2.0」時代の政策と制度設計」  書誌:  実業之日本社、2010年、1995円 17 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 18. 『ブックビジネス2.0』の問題提起  様々な相対化  「電子書籍」ブーム  出版「社」の役割、編集「者」の役割  「紙vs.電子」二元論  生態系という提案  広義の「ライブラリー(図書館)」への注目  検索とアーカイブの重要性  情報環境としてのウェブ 18 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 19. ご清聴に感謝、質問はお気軽に 岡本真 カデミック・リソース・ガイド株式会社 代表取締役/プロデューサー 19 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 20. 参考:U40 - Future Librarian  思想: U40 - Future Librarian宣言(案) 1. 図書館をもっと元気で、すばらしい未来を生み出す場にするため に汗をかき、智恵を絞る。 2. 図書館に対して関心を持つすべての人々に対して、常にオープ ン。 3. 上の世代のこれまでの尽力に思いを馳せつつ、下の世代を育て、 図書館コミュニティーの持続的な発展のためにふるまう。  行動:今年は2回  9月:全国図書館大会@奈良  11月:図書館総合展@横浜  希望:  事務局への参加  各拠点会場の立ち上げ  現在:奈良、仙台、山形、宇都宮、東京、名古屋、岡山、愛媛、山梨 20 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 21. 参考:  Code4Lib JAPAN Lift Off  日時:8/28(土)14:00~16:00  場所:京都大学東京オフィス(品川)  第1回Code4Lib JAPAN Workshop  日時: 9/24(金)~9/25(土)  場所:山中湖情報創造館  Code4Lib JAPAN Meeting & Exhibits 2010  日時:11/24(水)10:30~12:00  場所:パシフィコ横浜 21 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  • 22. ご清聴に感謝、質問はお気軽に 岡本真 カデミック・リソース・ガイド株式会社 代表取締役/プロデューサー 22 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.