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Power Automateを使って
ツヨツヨ情報収集ツールを作ろう!
出戻りガツオ🐟
De’modori Gatsuo! @DemodoriGatsuo
気ままに勉強会 #48
2023.03.11
Profile
出戻りガツオ🐟
2023/3/11
Copyright (c) 2023,
気ままに勉強会 Lovers. All rights reserved
2
@DemodoriGatsuo
https://note.com/bonito_vba_gas
- Name 出戻りガツオ🐟
- Job 2023 - ???
- Career ADをすぐ退職・・給与計算下請け、
病院本部、ERPパッケージベンダー
- Skill Excelから始まった市民開発Life
- Excel VBA
- Google Apps Script
- Python
- RPA (WinAutomation – Power Automate for desktop)
- Power Platform!
魁
!!
鰹
塾
塾
長
🐟
2023/3/11
Copyright (c) 2023,
気ままに勉強会. All rights reserved
3
情報強者になりたい!
Chat GPTを皮切りに、空前絶後のAIブーム!!
技術革新が激しい世の中・・・情報から目が離せない!!
Power Platformで情報収集を快適に!
Power Automateを活かして、Updateし続ける環境を作りましょう
情報収集をハック!
ハイブリッドワークでグループウェアに置くことで雑談のネタにも◎
本日のLTは・・・
・ 今回はコネクタで対応していないタイプの情報収集!
・ Power Automateの魅力的な関数についても解説!
情報収集の媒体「Feed」について
- Feedは、Blogを始めとした記事、更新情報の文字規格
- RSSとAtomの二種類に分かれます。
2023/3/11 5
Copyright (c) 2023,
気ままに勉強会 Lovers. All rights reserved
FeedはXML(Extensible Markup Language)という言語で構成されます
XMLはJSONと同じ半構造化データ
RSSはこのようなアイコンでサイトに掲載されています
Atomのアイコンは見つけられず・・・
RSSはコネクタにより、自動化されたトリガーで情報キャッチ可能
しかもJSON形式でデータが取得できる
今回は、Atom形式のフィードを、自分から取得する
Power Automate Flowをご紹介します!
自分から取りにいく方法とは
2023/3/11 6
Copyright (c) 2023,
気ままに勉強会 Lovers. All rights reserved
1. Feedが掲載されているリンクにHTTP要求を送信すると
XMLが返ってくる
• リンクはWebサイトでfeedという形で掲載されています
• 紹介するサイトは「Public Key」と「PR Times」「O‘Reilly」にします
ワタシの好みです・・・
https://www.oreilly.co.jp/feeds/
O‘Reillyであれば
こちらのリンク
HTTPは
URIが判ればOK!
激推し! json関数
2023/3/11 7
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2. 前述(1)のようにHTTP要求を送信すると「XML」形式で
情報が取得できる。
これをjson関数という最高にCoolな関数でJSON形式に変える!
https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-platform/power-fx/reference/function-json
JSON形式に変えることで、可読性と操作性が高まります
個人の感想
json(body('HTTP'))
HTTPの戻り値 JSONに変換
予めスキーマを調べる
2023/3/11 8
Copyright (c) 2023,
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3. JSONのスキーマはサイトによって異なるので、調査が必要
JSONを実際に見て、記事に当たる部分を見つけておく
見つけ方のコツ!
• フィード(記事)は複数あることが必然的なので、
Array(配列)になる
([ ]で囲まれている)
• 最新の記事は、配列の最初なので[0]番目
• Webページと見比べて、欲しい情報に該当する部分を
確認する
{}で囲まれている部分はオブジェクト、と言
われる半構造化データです
“title”:hogehoge これは key:valueの関係になります
key値を判定できれば、後のステップで値を取得で
きます!
※日付系の値の扱いは注意!
設定画面としてのSharePoint
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4. 今回は「スケジュール済みのクラウドフロー」を採用します。
同じ情報を投稿しないため、確認用の記憶領域にSharePointを使います
「同じ時刻に記事が複数投稿することはあり得ない」という前提で
IF分岐を作り、同じ投稿がされないように制御します。
- トリガーのスケジュールも適切なサイクルを選びましょう! - 1分単位のリクエストなどは推奨しません
2023/3/11
Copyright (c) 2023,
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デモタイム
Public key、PR Times、O’Reilly Japanでテスト
※筆者の好みです
アダプティブカードで投稿!
Teamsのアダプティブカードは映えます!
2023/3/11 11
Copyright (c) 2023,
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{
"type": "AdaptiveCard",
"body": [
{
"type": "TextBlock",
"size": "Medium",
"weight": "Bolder",
"text": "@{variables('Title')}"
},
{
"type": "ColumnSet",
"columns": [
{
"type": "Column",
“items”: [
--- 以下省略 - 範囲外にコード載せてます!
メリット
2023/3/11 12
Copyright (c) 2023,
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TeamsでMicrosoft 365 グループのパブリック グループを作って
コミュニケーションの場を作ろう!
https://learn.microsoft.com/ja-jp/training/modules/explore-
teams/6-microsoft-365-groups
話題があれば・・・
反応するヒトがいるかも👀✨
• 情報のPOSTと言えど、表面化することの効果は大きい
です!実際に会話が生まれるかも!
• メディアを選定し、自分にあった情報収集を作ること
で自分も「あ、これ知らなかった」を防げます!
• 実際に情報共有することで、組織内にアイディアが生
まれる可能性もあります!
プロジェクトが生まれるかもしれません!
情報共有は夢だらけです!
発信することが大切!是非興味があればトライしてみてく
ださい!
2023/3/11
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本当にオススメ!
今すぐTeamsに
channelを作ろう!
謝辞
登壇の機会ありがとうございました!
魁!! 鰹塾遊びに来てね♪
- 登壇のオファー求めてます!
2023/3/11
Copyright (c) 2023,
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@DemodoriGatsuo

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