「機械学習を使ってみたい。」「人工知能で予測をしてみたい。」といった声をよくききます。過去の情報を確認するだけでなく将来を予測し先手のアクションをとりたいと考える組織が増えてきています。そのような中で、プログラミングやアルゴリズムの知識を持ったデータサイエンティストだけでなく、ビジネスアナリストが扱える自動機械学習ツールへの注目が高まっています。Qlik Cloudにも昨年、自動機械学習機能 AutoMLが統合されています。
それでは全く機械学習の知識のないビジネスユーザーが、このような自動機械学習機能を使用することができるかというと、やはりツールの操作方法を知るだけでなく、基本的な知識が必要となります。
そこで、プログラミング技術を持たないビジネスユーザーが自動機械学習機能を使用するために知っておくべき内容を3回にわたってご説明します。
第1回は機械学習全般の概要と、機械学習を使用するために、どのようにビジネスの課題を定義し、それを機械学習の問題に翻訳するのかについてご説明します。