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富士通クラウドテクノロジーズ株式会社
田上 亮
NIFcLab Tech Laboratory
はじめます(もうすぐ)
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自己紹介
所属
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社
クラウドサービス事業本部 インフラデザイン部
名前
• 田上 亮
業務
• クラウドサービス(IaaS)インフラの企画・開発・運用
• データセンターの企画・開発・運用
2
 自己紹介
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED
クラウド時代のインフラ管理
変更をバージョン管理システム(VCS)にプッシュ
VCSが継続的インテグレーション(CI)を起動
CIが
• サーバ・ストレージ・ネットワーク等のリソースを作成
• リソース(コード・データ・画像等)をデプロイ
• 自動化テストを実行
• サーバ・ストレージ・ネットワーク等のリソースを削除
CIがVCSに結果を返却
VCS上で変更をレビュー・マージ
3
 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED
クラウド時代のインフラ管理 (cont’d)
4
開発者
VCS
クラウドAPI
CI
自動化テスト
デプロイ
 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED
弊社の場合
5
 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
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物理インフラも
CIしたい
6
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物理インフラもCIしたい: Why?
運用者の生産性向上
• 作業手順書と作業者の注意力に依存しない安全性の確保
• 構築・運用を行うエンジニアのルーチンワークを削減
インフラの健全性維持
• スケーラブルで自動化が容易なインフラへ
• コード化により作業の属人化を防止・ノウハウを共有
デリバリーの速度改善
• より早く新サービス・新機能をお客様にお届けする
• より頻繁な機能改善のリリース
7
 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
 物理インフラも
CIしたい
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クラウドサービスの管理者の悩み
変更をバージョン管理システム(VCS)にプッシュ
VCSが継続的インテグレーション(CI)を起動
CIが
• サーバ・ストレージ・ネットワーク等のリソースを作成
• リソース(コード・データ・画像等)をデプロイ
• 自動化テストを実行
• サーバ・ストレージ・ネットワーク等のリソースを削除
CIがVCSに結果を返却
VCS上で変更をレビュー・マージ
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 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
 物理インフラも
CIしたい
 クラウドサービスの
管理者の悩み
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クラウドサービスの管理者の悩み (cont’d)
変更をバージョン管理システム(VCS)にプッシュ
VCSが継続的インテグレーション(CI)を起動
CIが
• サーバ・ストレージ・ネットワーク等のリソースを作成
• リソース(コード・データ・画像等)をデプロイ
• 自動化テストを実行
• サーバ・ストレージ・ネットワーク等のリソースを削除
CIがVCSに結果を返却
VCS上で変更をレビュー・マージ
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 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
 物理インフラも
CIしたい
 クラウドサービスの
管理者の悩み
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クラウドサービスの管理者の悩み (cont’d)
物理機器を”リソース”として扱うことが困難
• 永続的なステートを持つ
• 自動化に適したインターフェースが無い
• 自由に伸び縮みしない
様々なコンポーネントが相互に依存する
• ストレージ ← ネットワーク
• サーバ ← ネットワーク
• 仮想化基盤 ← サーバ・ストレージ・ネットワーク
テストの自動化が難しい
• 意図的に障害を発生させる
• 本当に正常なのかを確認する
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 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
 物理インフラも
CIしたい
 クラウドサービスの
管理者の悩み
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クラウドサービスの管理者の悩み (cont’d)
物理機器を”リソース”として扱うことが困難
• 永続的なステートを持つ
• 自動化に適したインターフェースが無い
• 自由に伸び縮みしない
様々なコンポーネントが相互に依存する
• ストレージ ← ネットワーク
• サーバ ← ネットワーク
• 仮想化基盤 ← サーバ・ストレージ・ネットワーク
テストの自動化が難しい
• 意図的に障害を発生させる
• 本当に正常なのかを確認する
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 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
 物理インフラも
CIしたい
 クラウドサービスの
管理者の悩み
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永続的なステートを持つ: 回避策の例
サーバの場合
• ネットワークインストール
• DHCP Server + TFTP Server + HTTP Server
• IPMI Commands
• ipmitool … chassis bootdev pxe
• ipmitool … chassis power cycle
12
DHCP Server
TFTP Server
HTTP Server
IP Address
vmlinuz,
initrd.img Packages
ipmitool
- bootdev pxe
- power cycle
 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
 物理インフラも
CIしたい
 クラウドサービスの
管理者の悩み
 永続的なステートを
持つ: 回避策の例
Device Under Test
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED
永続的なステートを持つ: 回避策の例 (cont’d)
ネットワーク機器の場合
• コンソールサーバ + expect
• Ansible or Netmiko
• Switched PDU
13
Console Server
Device Under Test
Console
Mgmt
expect
Ansible or Netmiko
Network
Switched PDU
 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
 物理インフラも
CIしたい
 クラウドサービスの
管理者の悩み
 永続的なステートを
持つ: 回避策の例
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意図的に障害を発生させる: 回避策の例 (cont’d)
サーバの場合
• IPMI Commands
• ipmitool … chassis power off
• ipmitool … chassis power reset
ネットワーク機器の場合
• Switched PDU
• interface shutdown
• L1 Switch
14
 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
 物理インフラも
CIしたい
 クラウドサービスの
管理者の悩み
 永続的なステートを
持つ: 回避策の例
 意図的に障害を発生
させる: 回避策の例
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 15
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED
何をやるつもりか
16
開発者
VCS
ワークフロー
エンジン
CI
自動化テスト
デプロイ
 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
 物理インフラも
CIしたい
 クラウドサービスの
管理者の悩み
 永続的なステートを
持つ: 回避策の例
 意図的に障害を発生
させる: 回避策の例
 何をやるつもりか
• 物理サーバ
• ストレージ機器
• ネットワーク機器
• VMware vSphere (ESXi)
• VMware NSX
• VMware vCenter Server
• 自社製アプリケーション
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想定している活用方法
CI
• クラウドを構成するコンポーネント単位
• クラウドのシステム全体
• お客様目線でのテスト
• 運用者目線でのテスト
検証
• 大規模な模擬環境による性能検証・チューニング
• 実際に障害を発生させた上での障害耐性の検証
• 障害復旧手順の確認・復旧訓練
17
 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
 物理インフラも
CIしたい
 クラウドサービスの
管理者の悩み
 永続的なステートを
持つ: 回避策の例
 意図的に障害を発生
させる: 回避策の例
 何をやるつもりか
 想定している活用方
法
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まとめ
クラウド時代のインフラ管理: Infrastructure as Code
物理インフラのCIの難しさと実現方法
ニフクラボを作ります
• CI環境
• 検証環境
• デモ環境
随時情報公開を行います
• FJCT テックブログ
• エンジニアミートアップ
• その他
ご意見がある方はセッション後に是非ディスカッションを!
18
 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
 物理インフラも
CIしたい
 クラウドサービスの
管理者の悩み
 永続的なステートを
持つ: 回避策の例
 意図的に障害を発生
させる: 回避策の例
 何をやるつもりか
 想定している活用方
法
 まとめ
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おわりに
より「高い性能」、より「高い信頼」のある
クラウドサービスをお客様に提供するために、
今後も様々な取り組みを行ってまいります。
19
 自己紹介
 クラウド時代のイン
フラ管理
 弊社の場合
 物理インフラも
CIしたい
 クラウドサービスの
管理者の悩み
 永続的なステートを
持つ: 回避策の例
 意図的に障害を発生
させる: 回避策の例
 何をやるつもりか
 想定している活用方
法
 まとめ
 おわりに
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED
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ご清聴ありがとうございました

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NIFcLab Tech Laboratoryはじめます(もうすぐ)

  • 1. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社 田上 亮 NIFcLab Tech Laboratory はじめます(もうすぐ)
  • 2. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 自己紹介 所属 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社 クラウドサービス事業本部 インフラデザイン部 名前 • 田上 亮 業務 • クラウドサービス(IaaS)インフラの企画・開発・運用 • データセンターの企画・開発・運用 2  自己紹介
  • 3. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED クラウド時代のインフラ管理 変更をバージョン管理システム(VCS)にプッシュ VCSが継続的インテグレーション(CI)を起動 CIが • サーバ・ストレージ・ネットワーク等のリソースを作成 • リソース(コード・データ・画像等)をデプロイ • 自動化テストを実行 • サーバ・ストレージ・ネットワーク等のリソースを削除 CIがVCSに結果を返却 VCS上で変更をレビュー・マージ 3  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理
  • 4. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED クラウド時代のインフラ管理 (cont’d) 4 開発者 VCS クラウドAPI CI 自動化テスト デプロイ  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理
  • 5. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 弊社の場合 5  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合
  • 6. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 物理インフラも CIしたい 6
  • 7. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 物理インフラもCIしたい: Why? 運用者の生産性向上 • 作業手順書と作業者の注意力に依存しない安全性の確保 • 構築・運用を行うエンジニアのルーチンワークを削減 インフラの健全性維持 • スケーラブルで自動化が容易なインフラへ • コード化により作業の属人化を防止・ノウハウを共有 デリバリーの速度改善 • より早く新サービス・新機能をお客様にお届けする • より頻繁な機能改善のリリース 7  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合  物理インフラも CIしたい
  • 8. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED クラウドサービスの管理者の悩み 変更をバージョン管理システム(VCS)にプッシュ VCSが継続的インテグレーション(CI)を起動 CIが • サーバ・ストレージ・ネットワーク等のリソースを作成 • リソース(コード・データ・画像等)をデプロイ • 自動化テストを実行 • サーバ・ストレージ・ネットワーク等のリソースを削除 CIがVCSに結果を返却 VCS上で変更をレビュー・マージ 8  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合  物理インフラも CIしたい  クラウドサービスの 管理者の悩み
  • 9. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED クラウドサービスの管理者の悩み (cont’d) 変更をバージョン管理システム(VCS)にプッシュ VCSが継続的インテグレーション(CI)を起動 CIが • サーバ・ストレージ・ネットワーク等のリソースを作成 • リソース(コード・データ・画像等)をデプロイ • 自動化テストを実行 • サーバ・ストレージ・ネットワーク等のリソースを削除 CIがVCSに結果を返却 VCS上で変更をレビュー・マージ 9  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合  物理インフラも CIしたい  クラウドサービスの 管理者の悩み
  • 10. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED クラウドサービスの管理者の悩み (cont’d) 物理機器を”リソース”として扱うことが困難 • 永続的なステートを持つ • 自動化に適したインターフェースが無い • 自由に伸び縮みしない 様々なコンポーネントが相互に依存する • ストレージ ← ネットワーク • サーバ ← ネットワーク • 仮想化基盤 ← サーバ・ストレージ・ネットワーク テストの自動化が難しい • 意図的に障害を発生させる • 本当に正常なのかを確認する 10  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合  物理インフラも CIしたい  クラウドサービスの 管理者の悩み
  • 11. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED クラウドサービスの管理者の悩み (cont’d) 物理機器を”リソース”として扱うことが困難 • 永続的なステートを持つ • 自動化に適したインターフェースが無い • 自由に伸び縮みしない 様々なコンポーネントが相互に依存する • ストレージ ← ネットワーク • サーバ ← ネットワーク • 仮想化基盤 ← サーバ・ストレージ・ネットワーク テストの自動化が難しい • 意図的に障害を発生させる • 本当に正常なのかを確認する 11  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合  物理インフラも CIしたい  クラウドサービスの 管理者の悩み
  • 12. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 永続的なステートを持つ: 回避策の例 サーバの場合 • ネットワークインストール • DHCP Server + TFTP Server + HTTP Server • IPMI Commands • ipmitool … chassis bootdev pxe • ipmitool … chassis power cycle 12 DHCP Server TFTP Server HTTP Server IP Address vmlinuz, initrd.img Packages ipmitool - bootdev pxe - power cycle  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合  物理インフラも CIしたい  クラウドサービスの 管理者の悩み  永続的なステートを 持つ: 回避策の例 Device Under Test
  • 13. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 永続的なステートを持つ: 回避策の例 (cont’d) ネットワーク機器の場合 • コンソールサーバ + expect • Ansible or Netmiko • Switched PDU 13 Console Server Device Under Test Console Mgmt expect Ansible or Netmiko Network Switched PDU  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合  物理インフラも CIしたい  クラウドサービスの 管理者の悩み  永続的なステートを 持つ: 回避策の例
  • 14. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 意図的に障害を発生させる: 回避策の例 (cont’d) サーバの場合 • IPMI Commands • ipmitool … chassis power off • ipmitool … chassis power reset ネットワーク機器の場合 • Switched PDU • interface shutdown • L1 Switch 14  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合  物理インフラも CIしたい  クラウドサービスの 管理者の悩み  永続的なステートを 持つ: 回避策の例  意図的に障害を発生 させる: 回避策の例
  • 15. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 15
  • 16. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 何をやるつもりか 16 開発者 VCS ワークフロー エンジン CI 自動化テスト デプロイ  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合  物理インフラも CIしたい  クラウドサービスの 管理者の悩み  永続的なステートを 持つ: 回避策の例  意図的に障害を発生 させる: 回避策の例  何をやるつもりか • 物理サーバ • ストレージ機器 • ネットワーク機器 • VMware vSphere (ESXi) • VMware NSX • VMware vCenter Server • 自社製アプリケーション
  • 17. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 想定している活用方法 CI • クラウドを構成するコンポーネント単位 • クラウドのシステム全体 • お客様目線でのテスト • 運用者目線でのテスト 検証 • 大規模な模擬環境による性能検証・チューニング • 実際に障害を発生させた上での障害耐性の検証 • 障害復旧手順の確認・復旧訓練 17  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合  物理インフラも CIしたい  クラウドサービスの 管理者の悩み  永続的なステートを 持つ: 回避策の例  意図的に障害を発生 させる: 回避策の例  何をやるつもりか  想定している活用方 法
  • 18. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED まとめ クラウド時代のインフラ管理: Infrastructure as Code 物理インフラのCIの難しさと実現方法 ニフクラボを作ります • CI環境 • 検証環境 • デモ環境 随時情報公開を行います • FJCT テックブログ • エンジニアミートアップ • その他 ご意見がある方はセッション後に是非ディスカッションを! 18  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合  物理インフラも CIしたい  クラウドサービスの 管理者の悩み  永続的なステートを 持つ: 回避策の例  意図的に障害を発生 させる: 回避策の例  何をやるつもりか  想定している活用方 法  まとめ
  • 19. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED おわりに より「高い性能」、より「高い信頼」のある クラウドサービスをお客様に提供するために、 今後も様々な取り組みを行ってまいります。 19  自己紹介  クラウド時代のイン フラ管理  弊社の場合  物理インフラも CIしたい  クラウドサービスの 管理者の悩み  永続的なステートを 持つ: 回避策の例  意図的に障害を発生 させる: 回避策の例  何をやるつもりか  想定している活用方 法  まとめ  おわりに
  • 20. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED ご清聴ありがとうございました