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Title 5. バッチの実行
5. バッチの実行
5.1 TM1RunTIの概要
この章では、TM1RunTIについて説明します。
TM1RunTIとは、
・IBM Cognos TM1 Turbo Integratorプロセスを開始できるコマンドライン・インターフェース・ツールです。
 ※Turbo Integratorプロセスに関しては、14章を参照してください。
・Cognos TM1 の外部から、Turbo Integratorプロセスにパラメーターを渡して実行できます。
5.2 TM1RunTIの構文
標準でインストールした場合、実行モジュールは以下のファイルです。
C:Program FilesIBMcognostm1bintm1runti.exe
ヘルプ表示
tm1runti -?
or
tm1runti -help
実行時引数 ※具体的な使い方は5.3で説明します。
tm1runt1 [<cmd_parm>...] [<ti_parm>...]
where <cmd_parm> is one of:
-i <filespec>
-process <string>
-connect <string>
<connect_parm>...
where <ti_parm> is:
<parm_name> ’=’ <parm_value>
where <connect_parm> is one of:
-adminhost <string>
-server <string>
-user <string>
<password_parm>
-AdminSvrSSLCertAuthority <filespec>
-AdminSvrSSLCertID <id>
-AdminSvrSSLCertRevList <filespec>
-AdminSvrSSLExportKeyId <id>
-ExportAdminSvrSSLCert <T>
05_バッチの実行.xls 1/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
-CAMNamespace <string>
where <password_parm> is one of:
-pwd <string>
-passwordfile <filespec> -passwordkeyfile <filespec>
注意)
2012/07/17現在、-iオプションで設定ファイルを引数で渡す使い方はできません。
設定ファイルを-iオプションで指定してもヘルプが表示され、バッチ実行は行なわれません。
参考URL(※IBM IDとパスワードが必要です) ⇒ https://www-304.ibm.com/support/entdocview.wss?uid=swg1PM63256
5.3 TM1RunTIの使用方法
5.3.1 コマンドプロンプトからバッチを実行する方法
WindowsのバッチスクリプトからTurbo Integratorプロセスを実行する方法として使用することができます。
ここでは、Planning Sampleの”plan_load_actual_ascii”プロセスをバッチ実行する例を説明します。
5.3.1.1 Turbo Integratorで”plan_load_actual_ascii”を編集します。
TM1 Architectから、プロセス->plan_load_actual_ascii->右クリック->編集を選択します。
05_バッチの実行.xls 2/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
「データソースのファイルが開けない」というエラーが表示された場合は、OKを押します。
次にデータソース画面の参照ボタンを押して、ロード用ファイルを指定します。標準インストールの場合、サンプルファイルが以下の場所にあります。
C:Program FilesIBMcognostm1samplestm1PlanSampdata_loadactuals_load2003Actual.csv
05_バッチの実行.xls 3/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
ファイルを選択したときに、「TM1サーバーからアクセスできないテキスト・データ・ソースを指定しました」というエラーが表示された場合は、OKを押します。
5.3.1.2 Turbo Integratorで”plan_load_actual_ascii”を実行します。
実行ボタンを押します。
05_バッチの実行.xls 4/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
このプロセスはパラメータ値を必要とするプロセスのため、以下のようなウィンドウが表示されます。そのままOKを押します。
05_バッチの実行.xls 5/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
「プロセスが正常に完了しました。」が表示されますのでOKを押します。
5.3.1.3 DOSプロンプトからTurbo Integratorプロセスをバッチ実行します。
ここでは、C:Program FilesIBMcognostm1bat というフォルダから実行してみます。
例1)パラメータ値を指定しない場合
コマンド例を記載します。
..bintm1runti -server "Planning Sample" -user admin -pwd apple -process plan_load_actual_ascii
(このプロセスはパラメータ値を必要とするプロセスのため、パラメータを指定しないとデフォルト値で実行されます。)
05_バッチの実行.xls 6/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
例2)パラメータを指定する場合
コマンド例を記載します。パラメータ値を指定する場合は、パラメータ名=パラメータ値 の形式で指定します。
..bintm1runti -server "Planning Sample" -user admin -pwd apple -process plan_load_actual_ascii PStartDate=01/01/2003 PEndDate=12/31/2003
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Title 5. バッチの実行
5.3.1.4 実行結果を確認します。
TM1サーバーのログから正常終了が確認できます。
ログのパス(デフォルトインストールの場合): C:Program FilesIBMcognostm1samplestm1PlanSamp
その他に、実データでロード実行を確認する方法として、ここではキューブ・ビューアーを使用した方法を説明します。
TM1 Architectで、キューブ->plan_Report->参照を選択します。
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Title 5. バッチの実行
キューブ・ビューアーが開きますので各ディメンションの値を選択します。
数字が表示されているところをダブルクリックするとサブセット・エディタが開くので値を選択してOKを押します。この例では左から順に以下の値を選択します。
plan_business_unit = 10110
plan_department =115
plan_chart_of_accounts = 41101
plan_exchange_rates = actual
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Title 5. バッチの実行
05_バッチの実行.xls 10/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
再計算ボタンを押します。
actual行の、Jan-2003列と、ロード用ファイル”2003Actual.csv”の2行目が一致しているはずです。
標準インストールの場合、ロード用ファイルは以下の場所にあります。
C:Program FilesIBMcognostm1samplestm1PlanSampdata_loadactuals_load2003Actual.csv
05_バッチの実行.xls 11/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
05_バッチの実行.xls 12/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
ロード用ファイル”2003Actual.csv”を編集します。
2行目、E列(列名:Local)の値を変更します。ここでは例として、300000 に変更して保存します。
05_バッチの実行.xls 13/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
Turbo Integratorで、”plan_local_actual_ascii”を実行します。
キューブ・ビューアーで再計算ボタンを押します。
actual行の、Jan-2003列と、ロード用ファイル”2003Actual.csv”の2行目が編集した値になっているはずです。
ロードが正常に行なわれていることが確認できました。
05_バッチの実行.xls 14/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
5.3.2 関数からバッチを実行する方法
ExecuteCommand関数を使用すると、Turbo Integratorプロセスから別のTurbo Integratorプロセスを呼び出すことができます。
ここでは、Planning Sampleの”plan_load_actual_ascii”プロセスから、”plan_load_budget_ascii”プロセスを実行する方法を説明します。
5.3.2.1 ”plan_load_budget_ascii”プロセスを準備します。
TM1 Architectから”plan_load_budget_ascii”プロセスを右クリック→編集を選択します。
05_バッチの実行.xls 15/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
「データソースのファイルが開けない」というエラーが表示された場合は、OKを押します。
次にデータソース画面の参照ボタンを押して、ロード用ファイルを指定します。標準インストールの場合、サンプルファイルが以下の場所にあります。
C:Program FilesIBMcognostm1samplestm1PlanSampdata_loadbudget_inputPlan_Load_Budget_ascii.csv
05_バッチの実行.xls 16/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
ファイルを選択したときに、「TM1サーバーからアクセスできないテキスト・データ・ソースを指定しました」というエラーが表示された場合は、OKを押します。
05_バッチの実行.xls 17/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
変数タブをクリックすると、以下のダイアログボックスが出ます。ここでは、すべての変数を維持する、を選択します。
実行ボタンを押します。
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Title 5. バッチの実行
パラメータのポップアップが出ますので、そのままOKを押します。
プロセスが正常に終了しました、が表示されればOKです。
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Title 5. バッチの実行
5.3.2.2 ”plan_load_actual_ascii”プロセスを編集します。
詳細タブ->プロローグタブを選択し、一番下に以下のように追記します。
#Execute TI Process
ExecuteCommand('tm1runti -server "Planning Sample" -user admin -pwd apple -process plan_load_budget_ascii',1);
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Title 5. バッチの実行
5.3.2.3 ”plan_load_actual_ascii”プロセスを実行します。
右のタブを順番にクリックして、実行ボタンをクリックします。
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Title 5. バッチの実行
パラメータ値のポップアップが出ますので、そのままOKを押します。
正常終了のポップアップが出ますのでOKを押します。
TM1サーバーのログを見ると、”plan_load_actual_ascii”から”plan_load_budget_ascii”が実行されていることが分かります。
05_バッチの実行.xls 22/23 5. バッチの実行
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Title 5. バッチの実行
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