Unityは神，Unrealは現実
- 3. ゲームエンジンとは ● ゲーム開発の統合環境 ● ゲームに必要な基礎部分が既にできている – 描画，衝突判定，物理演算，音声再生，etc… ● ” ”ゲーム をすぐ作れる ” ”ゲーム制作 を始めるにはうってつけ
- 4. 今の流行り 有名なゲームエンジン ● Unity5 ● Unreal Engine 4(UE4) ● CryEngine ● Cocos2D 強い奴ら ● Unity5 個人向けゲームエンジンの元祖 ● UE4 ゲーム会社も使用するエンジン
- 5. Unity5とUE4 Unity ● 元々インディー，個人向けとして スタート ● 2010年提供開始 ● 無料版と有料版の2種類が存在 ● 無料版でも殆どの機能が使える – （Unity5で改心した） ● 個人向けエンジンとしてのシェア は最大 – モバイルゲームの半分はUnity? UE4 ● ゲーム会社でもある「Epic Games」が開発 ● 前身であるUE3ではMOD制作が盛 んだったことを受けている ● 完全無料 ● 完成したゲームの利益の5%をロイ ヤリティとして支払う ● 大手ゲーム会社でも採用されてい る
- 6. 比較（グラフィック） どちらももPBR（Physically Based Rendering）を使用 PBRとは ● 物理ベースレンダリング ● 光のエネルギー保存に則って計算する ● 物体の材質に物理的なパラメータを設定することで調整できる ● より写実的な表現に向いている ↑UE4 ↑Unity5
- 7. 比較（グラフィック） ● Unity ● 材質設定が簡素 ● 適当にやっても綺麗にならない(?) ● 綺麗にするにはライティング用テ クスチャが必要(?) ● 昔ながらの設定も可能 ● カメラ処理周りの自由度が高い ● UE4 ● 適当にやってもそこそこ綺麗 ● マテリアル用のエディターで色々 いじれる ● 設定が多い（複雑） ● カメラ周りの処理に自由度が少な い リアルさを求めるならUE4 変なことしたいならUnity
- 8. 比較（プログラミング） Unity ● C#，JSによるテキストベース ● エディタはMonoDeveloperが付属 – 他のエディタも設定すれば使 える ● 各言語の機能も大体使える UE4 ● 独自のノード方式言語を使用 – BluePrint ● C++でも書ける ● ノードだけだと限界がある(?) – まだ限界を見れてない ● ノードを置き過ぎると重い ● エンジンのソースコードを弄れる ←UE4のBlueprint
- 9. 比較(その他) Unity ● 長年築いてきたコミュニティが大きい ● 情報量が多い – ググればだいたい出てくる ● アセット（プラグイン，素材等）が豊富 – 自分でできないところを補える ● 日本語リファレンスがあるよ – 一部英語 – 分かりやすい（気がする） ● 負荷が軽い（比較的） ● UE4 ● 新しいのでコミュニティがまだ小さい ● 情報量も少なめ ● アセットのマーケット規模が小さい – あと高い ● Unityにはない機能が標準搭載 – ムービーエディタ等 ● アップデートの頻度が高い ● 動画チュートリアルが多い – ただし英語 ● 負荷が重め
- 10. まとめ Unity ● 総合的な自由度は高い ● 機能は若干物足りない ● 情報が多いので詰まりにくい ● 低スペックPCでも使える UE4 ● 全体的に高機能 ● よりリアルなグラフィックを作 れる ● 描画周りの知識が重要 ● 変わったものを作るには(まだ) 自由度が少ない ● FPS,TPS向けの機能はやたら 揃ってる
- 11. おすすめ Unity – 初めてゲームを作る人 – 変わったものを作りたい人 UE4 – グラフィックにこだわりたい人 – FPS,TPS作りたい人 ＿人人人人人人人人人＿ ＞ 好きなもの使え ＜ ￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y￣