![15
Variableブロックと変数の型
• 変数には名前と型(String,List,Table,Object,Number)があり、自動化の実行中にデータを保持して参照・更新
- Objectの要素を参照する式: {$.変数名.要素名}または{$.変数名[‘要素名’]} 例: {$.obj.name} または {$.obj[‘name’]}
• 1つまたは複数のVariableブロックを配置して変数を設定したら、そのブロックで変数をどのように初期化/更新するかの操作
を1つまたは複数個(順番付き)を設定。変数の型によって利用可能な操作が異なる。
変数の型
*String: 文字列
例: これは文字列です。
*List: 値(String,List,Object,Number)のリスト(配列)
例: [ { "id": 123 }, { "id": "356" }, "abc" ]
*Table: ListのList
例: [ [ "項目 1", "項目 2"], [ "項目 4", "項目 5"] ]
*Object: JSONオブジェクト
例: { "name": "ビル", "id": 123 }
*Number: 数値(IEEE 754 64bit浮動小数点)
例: 976429](https://image.slidesharecdn.com/qlikapplicationautomationdevelopment-220303033237/85/Qlik-Application-Automation-15-320.jpg)
![17
はじめてのノーコードプログラミング!?
• 1から5までを足して合計値を出力(1+2+3+4+5=15)
• 値は、{$.変数名},{$.変数名.要素名}や{$.ブロック名},{$.ブロック名.要素名} などの式で参照
• ループ処理中のデータは、{$.Loopブロックまたはループ系ブロック.item} を選択して参照
- List(配列)型の各項目は、{$.List変数[0から始まるインデックス値]} としても参照可能
[疑似コード]
list = [1,2,3,4,5]
amount = 0
foreach(item in list) {
puts “i(loop.index) = {item}”
amount += item
}
puts “合計 = {amount}”](https://image.slidesharecdn.com/qlikapplicationautomationdevelopment-220303033237/85/Qlik-Application-Automation-17-320.jpg)
![19
指定回数だけループする処理を設計する
• 1から100までを足して合計値を出力(1+2…99+100=5050)
• for/whileループを、LabelブロックとGo To Labelブロックで代替するしかない
[疑似コード]
i = 1
amount = 0
Loop:
if (i <= 100) {
puts “i = {i}”
amount += i
counter += 1
goto Loop
}
php(Amount: amount)
[PHPコード]
// PHP code
$amount = $inputs['Amount'];
echo "合計(PHP) = " . $amount . "n";
// show PHP environment info
phpinfo();](https://image.slidesharecdn.com/qlikapplicationautomationdevelopment-220303033237/85/Qlik-Application-Automation-19-320.jpg)
![20
QlikアプリのテーブルチャートをCSVに
• Dropboxコネクタで、csvファイル(ヘッダー行+データ行, UTF-8)を生成する
[疑似コード]
fileame = ‘test.csv’
if (dropbox.exist(filename))
dropbox.delete(filename)
csvfile = dropbox.create(filename)
foreach(row in qcs.app.tablechart.rows) {
if (loop.index == 0)
dropbox.writeline(csvfile, row.keys, ‘CSV’)
puts row.data
dropbox.writeline(csvfile, row.data, ‘CSV’)
}
dropbox.save_close(csvfile)
Get Straight Table Dataは、
最大で10万のセルしか取得できない
テーブルが10万以上なら常にエラー](https://image.slidesharecdn.com/qlikapplicationautomationdevelopment-220303033237/85/Qlik-Application-Automation-20-320.jpg)
Qlik Application Automation - ブロックで自動化処理をノーコード開発
- 1. Qlik TECH TALK Qlik Application Automation - ブロックで自動化処理をノーコード開発 2022/3/1
- 2. 2 • Qlik Application Automationの概要 • 基本的なブロックの紹介 • Basicブロック • Listsブロック • Advancedブロック • Cloud storageブロック • 各種SaaSコネクタのブロック群 • Variableブロックと変数の型 • ブロックのさまざまな使用例 • Q&A アジェンダ
- 4. 4 Qlik Application Automationのご紹介 データとアナリティクスのワークフローを自動化して”Time to Value”を加速する 強力な機能 • ノーコードのビジュアルUI • 各種SaaSアプリケーション用コネクタと各種ブロック • Qlik Cloud とのネイティブ統合 • 動的なアクショントリガー • 中央集権管理と堅牢なランタイム メリット • アナリティクス関連開発をより生産的に – コーディングするより80%速い • ビジネスをよりスムーズに、効率的かつ正確に遂行 • 主体的なアナリティクスへ – その”瞬間”のアクションを強制する ユースケース • 分析オペレーション – 分析環境を自動化する • 分析オートメーション – 分析アプリを自動化する • 動的なアクション – データドリブンなワークフローをトリガーする • ビジネスプロセス統合 – アナリティクスとデータをビジネスオペレーションに直接組み込む
- 7. 7 さまざまな基本的なブロックを提供 Call other automations Listen to webhooks Process in batch Add custom code Compare lists Stop or sleep blocks Include variables Cache data Create loops Deduplicate list Add conditions Filter list キャンバスに各種ブロックをドラッグ&ドロップして、接続して設定するだけ
- 10. 10 Basicブロック Basicブロックは、ワークフローを構成する中核となるアクションになる Output 自動化の実行中にユーザーへの出力を表示します。または「Triggered」で実行時のWebレスポンス Input 自動化において、ユーザー（入力フォーム）または他のシステム（APIコールなど）から外部入力を要求す るために使用される Condition 自動化のフローに条件を設定します。例えば、ブロック内の条件が真の場合Xを行い、偽の場合Yを行う Loop List内の項目を反復処理するために使用されます。例えば、List内の項目を一つずつ処理したい場合など Call URL 一般的に次のような場面で使用されます。自動化がURLからデータを必要とするとき。自動化URL にデー タを送信するとき Stop 自動化を停止させます。停止ブロックを設定するためのオプションはありません Sleep 自動化を指定された時間（秒）だけ待機させます Call Automation 現在の自動化の中から別の自動化を呼び出します Variable 自動化内の変数として機能します。変数には名前と型(String,List,Table,Object,Number)があ り、自動化の実行中にデータを保持して参照・更新できます Error エラーメッセージを投げ、現在の実行を失敗または警告の状態にする
- 11. 11 Listsブロック Listsブロックは、特定の条件に基づいてListをフィルタリングするなど、Listを処理する Merge Lists 与えられた2つのListを1つの新しいListに結合します Filter List 1つまたは複数の条件に基づいてObjectのListをフィルタリングします Lookup Item in List List内の特定の項目を検索します Deduplicate List Listから重複する項目を削除します Compare Lists Listを比較して、リスト間の共通項目やユニークな項目を探します Replace Field Names in List Listで使用されているObjectのフィールド名を別のフィールド名に置き換えます Transform List 既存の値を新しいフィールドにマッピングすることで、Listを別のListに変換します Limit List内の項目数を設定した数に制限します
- 12. 12 Advancedブロック Advancedブロックは、特定の動作を行う特別なブロックで、比較的特殊なケースを想定 Update Job Title 自動化が実行されたときのジョブタイトルを設定します List Pointers インクリメンタルブロックに関連するすべてのポインタをリストアップします Update Pointer インクリメンタルブロックのポインタを設定する Delete Pointer インクリメンタルブロックからポインタを削除する Compare Object 2つのObjectを比較する。出力は、2つのオブジェクトの同一または一意なKey-Valueペアのどちらか Redirect Webページにリダイレクトします。手動で実行されるオートメーションで使用する必要がある Case ある種の入力を受け取り、それがある条件を満たしているかどうかを評価し、その入力の値と条件に応じて異 なるブロックを実行する Go To Label 自動化の別のセクションを処理するために、名前の付いたラベルブロックにジャンプします Label 自動化内に別のStart地点を作成します。Go To Labelブロックでそこにジャンプしてくることができます Loop Batch リスト内の項目をループして一括して処理します。大きなリストを一括して処理する場合、例えば、宛先に一 括して送信する場合などに使用 Exit Loop Loopブロックがリスト内の項目を繰り返し処理するのを止めます。Conditionブロックと組み合わせて使用 Custom Code 自動化にカスタムコード(PHP 8.0, Node.js 14.16, Python 3.9のいずれか)を追加します
- 13. 13 Cloud storageブロック Cloud storageブロックは、クラウドストレージプロバイダーに対するCRUDL操作 （create, read, update, delete, list）を行うブロック ６種類のSaaSコネクタから選択 単に特定のSaaSコネクタの ブロックに変換されるだけ!!
- 14. 14 各種SaaSコネクタのブロック群 • SaaSコネクタを使用すると、そのデータにアクセスして自動化で利用可能 • SaaSコネクタの各ブロックは、他の基本的なブロックと似ているが、最初に認証設定して接続しておく必要がある • SaaSコネクタの各ブロックは、設定されたSaaSのエンドポイントに対してSaaS固有のAPI呼び出しを行う
- 15. 15 Variableブロックと変数の型 • 変数には名前と型(String,List,Table,Object,Number)があり、自動化の実行中にデータを保持して参照・更新 - Objectの要素を参照する式: {$.変数名.要素名}または{$.変数名[‘要素名’]} 例: {$.obj.name} または {$.obj[‘name’]} • 1つまたは複数のVariableブロックを配置して変数を設定したら、そのブロックで変数をどのように初期化/更新するかの操作 を1つまたは複数個(順番付き)を設定。変数の型によって利用可能な操作が異なる。 変数の型 *String: 文字列 例: これは文字列です。 *List: 値(String,List,Object,Number)のリスト(配列) 例: [ { "id": 123 }, { "id": "356" }, "abc" ] *Table: ListのList 例: [ [ "項目 1", "項目 2"], [ "項目 4", "項目 5"] ] *Object: JSONオブジェクト 例: { "name": "ビル", "id": 123 } *Number: 数値(IEEE 754 64bit浮動小数点) 例: 976429
- 16. 16 ブロックのさまざまな使用例
- 17. 17 はじめてのノーコードプログラミング!? • 1から5までを足して合計値を出力(1+2+3+4+5=15) • 値は、{$.変数名},{$.変数名.要素名}や{$.ブロック名},{$.ブロック名.要素名} などの式で参照 • ループ処理中のデータは、{$.Loopブロックまたはループ系ブロック.item} を選択して参照 - List(配列)型の各項目は、{$.List変数[0から始まるインデックス値]} としても参照可能 [疑似コード] list = [1,2,3,4,5] amount = 0 foreach(item in list) { puts “i(loop.index) = {item}” amount += item } puts “合計 = {amount}”
- 19. 19 指定回数だけループする処理を設計する • 1から100までを足して合計値を出力(1+2…99+100=5050) • for/whileループを、LabelブロックとGo To Labelブロックで代替するしかない [疑似コード] i = 1 amount = 0 Loop: if (i <= 100) { puts “i = {i}” amount += i counter += 1 goto Loop } php(Amount: amount) [PHPコード] // PHP code $amount = $inputs['Amount']; echo "合計(PHP) = " . $amount . "n"; // show PHP environment info phpinfo();
- 20. 20 QlikアプリのテーブルチャートをCSVに • Dropboxコネクタで、csvファイル(ヘッダー行+データ行, UTF-8)を生成する [疑似コード] fileame = ‘test.csv’ if (dropbox.exist(filename)) dropbox.delete(filename) csvfile = dropbox.create(filename) foreach(row in qcs.app.tablechart.rows) { if (loop.index == 0) dropbox.writeline(csvfile, row.keys, ‘CSV’) puts row.data dropbox.writeline(csvfile, row.data, ‘CSV’) } dropbox.save_close(csvfile) Get Straight Table Dataは、 最大で10万のセルしか取得できない テーブルが10万以上なら常にエラー
- 21. 21 QlikアプリのテーブルチャートをCSVに(続き) • ループ処理中のインデックス値(0～)は、{$.Loopブロックまたはループ系ブロック.index} を手入力して参照 1行分のデータはObject(JSONオブジェクト)型 GetKeys関数でObjectの全要素名をListで取得 {getkeys: {$.GetStraightTableData.item}}
- 22. 22 Qlikアプリのテーブルをxlsx内のテーブルに • Microsoft Excelコネクタ(Office 365/OneDrive)で、既存のExcelファイル(xlsx)を更新 • ワークシートをまず削除してから新規追加し、追加したワークシート上にテーブルを追加(ヘッダー行+データ行) Excelファイルのワークシートのリストを取得 指定の名前のワークシートがあれば削除 指定した名前のワークシートを追加 Qlikアプリりテーブルチャートからデータを取得 カラム名のリストを取得 1行分のデータ(List)を生成 そのデータ(List)を全行用Listに追加 ワークシートにテーブルを作成(ヘッダー指定) そのテーブルに全行用Listを書き込む
- 23. 23 Microsoft OneDriveコネクタ と Mailコネクタ • Microsoft OneDriveコネクタ の Create Sharing Linkブロック で、既存の.xlsxファイル用共有URLを生成 • 共有URLを、MailコネクタのSend MailブロックでEメール送信
- 24. 24 StartブロックをTriggered(Webhook URL)で呼ぶ • 呼び出しURL例: https://xxx.ap.qlikcloud.com/.../execute?...uhG4&email=test1@test.com • クエリーパラメータは、変数(String型等)を宣言した後、{$.Start.email} などと手入力して取得可能 {$.Start} は Object型(JSONオブジェクト) 独自に作成したExtensionを利用
- 25. 25 FTPコネクタとリストの一括処理と、Filter Listブロック • Collapse loopメニューでループ処理を一括データ生成に変更
- 26. 26 Q＆A
Editor's Notes
- #5: Introducing Qlik Application Automation. It’s a no-code visual design solution for automating your manual workflows. Data and analytics teams drag and drop configurable blocks onto a canvas instead of writing code to form a sequence of steps that run like a program. These automations flow data through a variety of applications to optimize the end-to-end pipeline between raw data and active intelligence.
- #6: Let’s go through some of the basic user interface elements customers are going to see in Qlik Application Automation. I’ve used various automation tools and low-code/no-code platforms, and I love this maker space. On the left is the block menu, listing all the available blocks developers uses can add to an automation. In the middle is the canvas, where users drag-and-drop blocks to make the sequence of actions that the automation runs. On the right side, is the block configurator. Each block has configuration inputs makers fill out to instruct the blocks how to behave and what data to use to carry out their intended function.
- #7: Quickly connect to market leading SaaS applications such as Salesforce, Slack and MS Teams, which are represented as smart blocks that remove the need to technically understand an application’s low-level API. We’re focusing on making 30 or so connectors available when Qlik App Automation goes GA with the intent to release 2-3 connectors each month based on customer requests and market demand.
- #8: Capabilities: Running automations Manual execution Webhooks Triggered using API endpoint Scheduled Types of blocks Conditions Loops Variables Niko remark: important slide, message is that workflows are as powerful as code (because you can work with conditions, variables, loops etc.)
- #11: Capabilities: Running automations Manual execution Webhooks Triggered using API endpoint Scheduled Types of blocks Conditions Loops Variables Niko remark: important slide, message is that workflows are as powerful as code (because you can work with conditions, variables, loops etc.)
- #12: Capabilities: Running automations Manual execution Webhooks Triggered using API endpoint Scheduled Types of blocks Conditions Loops Variables Niko remark: important slide, message is that workflows are as powerful as code (because you can work with conditions, variables, loops etc.)
- #13: Capabilities: Running automations Manual execution Webhooks Triggered using API endpoint Scheduled Types of blocks Conditions Loops Variables Niko remark: important slide, message is that workflows are as powerful as code (because you can work with conditions, variables, loops etc.)
- #14: Capabilities: Running automations Manual execution Webhooks Triggered using API endpoint Scheduled Types of blocks Conditions Loops Variables Niko remark: important slide, message is that workflows are as powerful as code (because you can work with conditions, variables, loops etc.)
- #15: Capabilities: Running automations Manual execution Webhooks Triggered using API endpoint Scheduled Types of blocks Conditions Loops Variables Niko remark: important slide, message is that workflows are as powerful as code (because you can work with conditions, variables, loops etc.)
- #16: Capabilities: Running automations Manual execution Webhooks Triggered using API endpoint Scheduled Types of blocks Conditions Loops Variables Niko remark: important slide, message is that workflows are as powerful as code (because you can work with conditions, variables, loops etc.)